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BOOK KEEPING  作者: まみ
3/5

序章『開始仕訳は突然に』3

 僕が思わず先頭に立っていた男のち、ち、乳首にゆ、指を触れさせようとしたとき、その男が突然僕の腕をつかんで、まるでぞうきんのように絞りました!!!


「いたいいたいいたいいたいいいたいい!!!!ごめんなさい!」


 僕は必死で謝ります!考えてみたら、初めて触るバストは、こんなオヤジの顔をした奴のじゃなくって、少なくとも女性のがいいですよ。

 

 すると、謎の巨乳オヤジ集団の先頭の中で、一番リーダー格っぽい奴が、大声で話し始めました。


「見つけたゾ。やはりこいつが、ワレワレが探していタ、男で間違いナイ。ワレワレは、日本デ最モスケベイな男を捜していたノダ。皆ノ者、こいつヲワレワレの島に連れテ行くノダ!」

「え?ちょ、ちょっと、もう少し声を小さくしてくれませんか・・・・?なんだか、僕の今まで積み上げてきたイメージが崩れて行きそうなので・・・」


 ちらっと周りを見ると、僕とその変な集団を見て、学校の生徒達がなにやらひそひそ話しているのです!


「ねぇ、聞いた?生徒会長の桐島先輩、日本で一番スケベらしいよ?」

「えーーさわやかなイメージだったのに!そんな正体隠してたんだ・・・ショック・・・」

「おい、女子はみんな桐島から離れろ!胸もまれるぞ!」


 みんなが僕から離れていきます!ちょっとー!ちょっとーー!!!!


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