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よもやま話と暇つぶし  作者: 雪杜 椿
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ヤンデレとBUCK-TICKとサロメ

ヤンデレ考察のつもりがBUCK-TICKに対する愛になってしまいました。

 初めまして、雪杜 椿です。気軽にバッキーとでもなじってください。茶飲み話のように軽く読んでほしい雑文です。



 ヤンデレ…ワタクシ、15年くらい前から生活リズムがガラッと変わったもんで、オタクから足を洗った訳ではないのですが、なかなかイベントなどには行きづら〜い生活になってしまい…ちょっと情報とかが遅くなっている状況だったりします。

 アニメも漫画もゲームも小説も好きなままでも、気になるから買う、が出来なくなったり、コスプレするほどの熱量と体力がなかったり(私はレイヤー)…少しオタクには淋しい生活を送っていま…す、現在進行形!

 なもんで、ヤンデレって単語を知るのも遅かったのですが、ツンデレとかはリアルタイムで分かってて、なんとなしに想像はついてはいるけどネットで調べようとアホさ加減暴発したのが数年前の話です。


 はぁあん…なるほど…これ、アレだな…BUCK-TICKじゃん…?


 ↑これが調べた時の感想です。ちなみにヤンデレで出てきたのがSchool daysのアレでした。Wikipediaはその時はヒットしなかった。さっぱり分からないじゃないか、アホなの?って罵りが聞こえます。


 私の人生、半分以上BUCK-TICKファンで出来ているのですが、BUCK-TICKの歌って中二病とかメンヘラ、ヤンデレって単語が無い時代からそれを具現化するような歌詞があるんですよね。なもんで、めっちゃ受け入れ早かったです。


 未聴な方は機会があれば是非聴いて頂きたい、切実に。ヤンデレ好きーな方達は是非!!


 好きで好きで☓☓してでも独占したい、閉じ込めたい。まんま、そんな歌詞が羅列しています。それがまたそーとー昔からなんですよ。

 TABOOってアルバムに入ってる TABOO と SILENT NIGHTって曲が代表的かなぁ…TABOOはアルバム自体そんな感じなんですがって…1989年ですわ、リリース。33年前かぁ…私、このアルバムの前アルバムあたりでファンになったんですよね、ヤンデレ好き歴も長いことに気付きました…ヤンデレ臭があるからBUCK-TICKファンという訳ではないのは声を大にして叫…んでおきます。

私の一番好きな歌は UNDER THE MOONLIGHT だー、だー、だー(エコー)!


 ヤンデレの元祖って(アニメではなく)多分彼女ですよね、聖書のサロメ。ヨカナーンに愛を囁いて、拒まれて、王に首を強請り、貰い、接吻(くちづけ)た彼女です。

その後、確か兵士?に捕らわれて表向き処刑されて実際は追放という悲劇的な女性…でした(うろ覚え)。

ファム・ファタールとして戯曲で書かれています。心情を吐露するシーンで

 「私を見てくれないなら、その首を刎ねて貰う」

とか、まぁ、どうしてもヨカナーンにキスしたいから、ヨカナーンが死んでもいいから首を自分に頂戴という、大変素晴らしい(は?)おねだり大作戦をした女性です。


 病んでるよね、立派にヤンデレ。

 すいません、ヤンデレの定義がよく分かっていないようです。私の中では究極のヤンデレ。…究極でもないか、自分の手は汚してなかったわ。…ヤンデレじゃなくてメンヘラの気がしてきました。

 

 あ、いや、最初はヨカナーンの気を引く為にヨカナーンが望みそうなことを提示していたような。何度も断られたから、踊りの報奨に首くれって言ったんだ…確か。相手の幸せを思って…は、いた…ような。望みを叶えてあげようとはしていたと思われます。

 死んでしまえば拒絶されないから。自分の腕の中にくるから。


 まぁ、そんな感じでヤンデレって自分のものだけにしたいから☓☓する人、って思っているのです。…キレイなもんではないよなぁ…ザラついてる感情、かなぁ?自分に向けられたら回れ右の全力ダッシュで逃げ出すこと請け合いです。そしてそこまで好きになれた人もいない。

 澁澤龍彦さんも仰ってましたが、自分がノーマルだから異端に惹かれる、まさにそんな。

 私には持てない感情、ヤンデレ。理解はできるのですが、その感情を果たして自分が誰かに持つことができるのか?いつか持つ日がくるのか?理解が出来る時点でアウトかもしれない。


 wikipediaのヤンデレだと相手は攻撃対象にならない、とあるんですが、定義は流動的ともあります。

 ドラマCDとか漫画とか小説、平気で監禁してるから攻撃対象バリバリやんけーと突っ込みましたが、監禁は攻撃的なのかどうか?相手が望む監禁て監禁とは言わんがな、とセルフ突っ込み。理由が何であれ(独占欲よりも危険から守る目的の時があるから)、は・ん・ざ・い。それを実行出来るメンタルをヤンデレというのか…


 頭良くないとなれないですね、ヤンデレ。完全犯罪、無理です、できません、考えないようにしましょう。小説の設定はある程度ゆるくすることにします。


 ムーンでヤンデレ?テーマに書いてる最中なんですが、ヤンデレとは〜?と行き詰まったもんでつらつら文字にして頭をまとめようと雑文書いてるんですが、なんか自分メモってまとまらないなぁ、と、誰かに向けて書きたかったんですよ。学生時代にエッセイめいた作文で作文としてはアレだけど、エッセイならアリだ。向いてる『かも』(←ココ重要、か・も!)って評価もらったことあるんで調子にのってみました、すいません。

 

 ヤンデレが好きか否かで言えば、好きなんです。その世界観をどーにか文章に落としてみたい。BUCK-TICKの歌の、櫻井敦司さんの書く歌詞、おそらく頭の中に描くであろう美しくも醜いあの世界、情景を綺麗に文章に落としてみたいと切に望んでいます。

 TABOO前のアルバム、SEVENTH HEAVENの天国で櫻井敦司さんの頭の中に浮かんだのは「心中」だったそうですが(の、はず。調べ直してない)これもまたヤンデレてる。えらいPOPな曲の多い心中じゃなぁ。歌詞読むと納得するんですが。

 二人だけの世界へと向かうのには心中も良いのかもしれないけど(ヤンデレ的には)、話すことも触れる事もできないのは満足なのかな?とも考えてしまいます。

 BUCK-TICKが好きだからヤンデレが好きなんじゃないのかって気がしてきました。


 中森明菜さんの 二人静 もなかなかでしょう。明菜さんも大好きですよー。


 思えば、いわゆるヴィジュアル系のバンドの歌はヤンデレめいたものが多い気もします。インディーズの時は多くて、メジャーになったら減ったってのもアリでしょう。今でこそ市民権を得ているような気がするヤンデレ…


 33年くらい前だと…まぁ、私の周りの反応としては恐怖の対象とか理解不能な人種としか…好きなんて言えない、自分もオカシナ人認定される(すごく重い意味で、病院連れて行かれるんじゃないかって位)だろうから秘密にしとく、そんな雰囲気でしたかねぇ。一般ウケはしないような空気の時代でした。

 もちろん、地域性とか色々とあるとは思いますけどね。今は多種多様性が広まってて、受け入れ口も拡がってる、いいことだなって思います。


 時代、視野を大きく拡げて考えると、ゴシックとかバロックとかメメント・モリとかの時代はヤンデレとかメンヘラとかを受け入れやすい時代だったんでしょうか?


 ふとよぎりましたけど、そういや心中したり痴情のなにがしかで相手を☓☓したり、偉人でも結構歴史に残ってましたね。受け入れたかといえば、入れてないんでしょうけど。…なんていうか、こういった事案が発生しやすい雰囲気の時代というんでしょうか。退廃ムードが漂う時代?世紀末ですか?

 戯曲や演劇になるとハムレットとかシェイクスピア、ヤンデレてますかね?メンヘラってますか?あまり詳しくありません。



 現実事じゃなくて、空想・想像・娯楽の一種ということなら楽しめるのでしょうか。

 悲劇で終わっても、綺麗な感動に包まれるような別世界に惹かれるのかもしれません。


 

 


 

読んで頂き、ありがとうございます!

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