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名探偵一行、閉ざされた館で

作者: 月の三月兎

 とある館に、私たち一行は閉じ込められてしまった。

外は大雪に覆われ、車はおろか歩くこともままならない。

電話線が着雪の重みで切れてしまったのか通じず、さらに山奥にあるため、携帯電話の電波も届かない。

完全な陸の孤島、雪密室となってしまったわけだ。


 ここで自己紹介をしておこう。

私はAと言う。職業は私立探偵。数々の難事件を解決してきたことから、人様からは名探偵と呼ばれている。

一緒にいる他の五人もまた、みな華々しい経歴を持った名探偵・名刑事だ。

例えばM女史などは先日も奇っ怪な館に仕込まれたトリックを暴き、事件を解決へと導いた女傑である。

そしてT警部は、日夜堅実な捜査と鋭い観察眼で数々の犯人を逮捕してきた人情刑事だ。

他の三人もまた、負けず劣らずの名探偵が揃っている。


 だが……

名探偵揃いの陸の孤島となった館などという空間で、何も事件が起きないはずがない。

この中で、誰かが誰かを殺すに違いない。殺らなければ殺られる……

K君は来週結婚する予定で、Eさんは一番に部屋に戻り、寝てしまっている。資産家のO氏はワインを飲んでいる。


 本当に事件は起こってしまうのか。私が思案していた時、悲鳴が館に響き渡った……

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― 新着の感想 ―
[良い点] 雪密室と五人の強者勢揃いな設定。 [一言] えぇぇ終わりですか!? せっかくこれからだったのにー。続きを描いてくださーい!
2018/08/09 16:15 退会済み
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