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東方転妹録〜悪魔なんて言わせない!!〜  作者: 愛式未来
第1章 ~生まれ変わったら吸血鬼!?~
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再び旅へ♪・・・の前に。

どうも♪

愛式未来です♪





今日は皆さんに謝罪することがあります。




御指摘を頂いたのですが、おもいっきりパチュリーの登場時期を間違えていました・・・。



本編終了後に大幅に修正しておきたいと思います。


本当に申し訳ありませんでした。



それでは楽しんでいってください♪

ゆっくりしていってね♪



ーーーー数日後、古明地姉妹宅。




はい、皆さんこんにちは!

いつも通りのフランドール・スカーレットだよ!!

あの間抜けな騒動があった日から数日経ちました。

そして今は昼食を食べ終わって雑談をしてるの。



「う〜ん! やっぱりさとりの御飯は美味しいなぁ!


「お姉ちゃん料理万能だもんね! 私が料理をしないお陰で!! 」


「お陰じゃないでしょ!?……全く、料理ぐらい勉強しなさい。 フランも料理作れてるのよ?」



さとりはああいってるけど、私もあまりできる方じゃないなぁ。

旅をして来たから、動物の捌き方とかどれが山菜かって識別するのが上達しただけで、料理はほとんど生か焼いたやつだったんだよね。

前世知識のお陰で他の煮たりする料理も少しは出来るんだけど……。

あっ、因みに捌いた肉を焼くときは火がいるからレーヴァテインで落ちてる枝に火をつけてたよ!

魔剣って戦闘以外にも役立つんだね!



「フランが料理出来るならいいもん、将来私のお嫁さんになるんだから…………キャッ!」



……こいし、デレは嬉しいよ?

でも、料理ぐらい練習しとこうよ。



「そんな馬鹿なこと言ってないで練習しなさい。 フランだって貴女の料理を食べたいはずよ?」


「えっ!? フランそれ本当!!!?」


「うん! 私はこいしの料理、食べたいな?」



こいしなら誰も思い付かないような、斬新な料理を無意識に作りそうだもんね!

……もしハズレたら胃薬飲まないといけないかもしれないけど。



「お姉ちゃん……私、料理するよ!!!!!! 頑張って作ってフランに食べてもらう!!!!!!」



おぉ、凄い気合いだね?

しかし本当にここまで好かれるとは思わなかったなぁ…………今考えてることを言ったらどうなっちゃうんだろう?

まぁ、もう私の中で決めたことだし言わないといけないんだけどね。



「……ねぇねぇ2人とも、ちょっと話があるんだけど」


「先ずは材料を、ってどうしたのフラン?」


「どうかしましたか?」



……って、こいし、もう籠背負ってるよ!?

しかもさとりまで籠背負ってるし!!

ま、まぁそれはおいといて…………



「あのね? 私、また旅に出ようと思うの!」


「「……………………」」



……あれっ?

2人とも固まっちゃった?



「こいし……さとり……?」



目の前で手を振ってみても全く動かないよ?



「「………………ぇ」」


「えっ?」


「「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!?」」







ーーーーー数時間後。

ーーーーside さとり




「フラン、一体どうして……?」



叫んでしまった後、叫び声に反応した天狗と鬼がやって来て、今は私、こいし、星熊勇儀、伊吹萃香、射命丸文、犬走椛の6人でフランに詰め寄っています…………。



「えっとね? 流石にこのままさとりとこいしの所に居候し続けるのも悪いし……前の旅の時に人と妖怪の平等を説いている寺があるって聞いたから行ってみたいなって思ったの! それでそのまま旅に出ようかなぁって」



……確かに風の噂でそのような寺があるとは聞いたことがあります。

でも何故そのまま旅に出るのでしょうか?



「私とこいしは別に居候だなんて思っていませんし、私としてももう1人の妹のように思っているので気にしなくていいんですよ?……それに寺に行くだけなら旅に出なくてもいいのではないのですか?」


「そうですよフランさん!!!! それにもし覚り妖怪の家が嫌なら椛の家に来ていいんですよ!?」


「そこで私ですかっ!?」



……どうやら射命丸文はそのまま気付かれないように密着取材がしたいようですね。

自分の家だと取材に気付かれるからフランに気に入られている部下の家に、ですか…………。



「椛のモフモフはずっとモフモフしていたいけど、寺以外にも見て回りたいところはあるからね。 だからそのまま旅に出ようと思ってるの!…………モフモフ〜!!」


「きゃうん!?」



成る程……しかし、それは寂しいですね。

せっかく一緒に過ごして仲良くなれてきたというのに……。



「そうか……どうしてもいくんだね?」


「私とはまだ一回も戦ってないから行ってほしくはないんだけどねぇ?」


「うん、行くよ! あっ、でもまたこの山に来るから今生の別れとかじゃないからね?」


「アッハッハッ!! また来るなら私はそれでいいさ、ちゃんと色々見てこいよ?」


「まぁまた会えるならその時に戦えばいいか…………あっ、お土産に各地のお酒を頼むよ!」



星熊勇儀は明るく振る舞っていますが、内心とても寂しがっていますね、まるで母親みたいです……。

伊吹萃香は戦えなかったことを残念に思っているようですね。

勇儀さんと張り合えたのが相当気になるようです。



「……分かりました、そこまで言われるのなら止めません。 ですが、出発は明日以降にしませんか? 今日はフランを見送るための宴会を開きたいの……」


「おっ、そりゃいいね!」


「にゃはは! それなら酒を沢山用意しないとね?

椛、手伝ってくれないかい?」


「はぁ……はぁ……わ、分かりました…………!」


「あぁ……私の記事がぁ……特ダネがぁ…………!!」



ふふっ、皆さん動きが早いですね。

どうしようもない理由で1人泣いているようですが。

…………あれっ?

そういえばこいしが一言もしゃべっていませんね……?



「……ありがとね皆、私とっても嬉しいや! 頑張って色んな所見て「私も一緒に行く!!!!!!!!」くる、ってえっ!?」


「「「「「えっ?」」」」」







ーーーーside こいし



「私も一緒に行く!!!!!!!!!!」



私もフランと旅に出る!!!!

私だって旅くらいできるもん!!



「こ、こいし……? ま、待ちなさい、貴女は旅なんてしたことないでしょう?」



それを言うならフランも最初は旅の経験なんてなかったはずだよ!!!!

だったら私が旅をしたっておかしくはないもん!!



「行くったら行くもん!!!! フランと離れ離れになるなんて嫌だもん!!!!!!」



何よりもフランと離れたくない!!!!

一緒にいたい!!!!!!



「……こいし、旅は楽しいことだけじゃないんだよ? 襲ってくるやつもいるし、何日も食べ物や飲み物が無いときだってある。 妖怪なら死にはしないと思うけど、苦しいときもあるんだよ?」


「たとえ何日も食べ物や飲み物が無くたってフランと一緒なら苦しくなんかないもん!!!!!! 襲ってくるやつにそう簡単に負けるほど私は弱くないもん!!!!!!」



勇儀とかは無理だけど、並みの鬼ぐらいなら勝てるよ!!!!!!

だから私だって弱くはない!!



「……なぁフラン、お前はこいしに着いてきて欲しくないのかい?」



…………えっ?

フランが私に着いてきてほしくない?

ど、どういうこと……?



「…………うん、こいしが死ぬかもしれないのは嫌だから……」


「そうか…………」



私が、死ぬ?

ど、どういうこと?

私をあっさり殺せるくらい強いやつがいるってこと?



「……ふむ、それならフラン、こいし、私に考えがあるよ」


「「考え…………?」」



勇儀の考えって何だろう……?

もしかして勇儀も着いてくるとかかな?



「簡単だよ。 フランとこいしが戦って、フランがこいしが旅に出ても大丈夫だと思えたら連れていけばいいのさ!」


「成る程、それはいい考えだねぇ!」



私とフランが戦う?

勝てば連れていってもらえるの?

フランに、勝てば…………なら、決めた。



「やる!!!!!!!!」


「こ、こいし!? 待ちなさい!! フランは勇儀さん並みに強いのよ!?」



フランと一緒にいるためならどれだけ強くても関係ないもん!!!!!!!!



「こいし…………」



覚悟しててねフラン…………!

私は、絶対に…………。



「私は…………!」



……フラン、貴女に勝ってみせる!!









ーーーーside フラン


まさか、こんなことになるなんて…………。



「こいし…………」


「私は…………!」



決意を秘めた目でこっちを見るこいし…………正直に言うとこいしの実力がどれ程あるのか気にはなってるよ?

でもそれはまだ他の、私が戦ったことのない人……さとりや萃香、椛にも言えることで必ず戦いたいと思っている訳じゃない。

だから、私はこいしと戦いたいとは思っていない。



「……フラン、こいしは覚悟を決めたようです。 私には止める術はありません…………全ては貴女にお任せします」



……きっと、さとりも複雑だよね。

妹の想いを汲んでやりたい気持ちと妹に危険なことをやめさせたい気持ち、その2つがせめぎあっているはずだもん。

…………それなら、私ができることは1つ。



「……分かった、受けてたつよ」



……私の全力で、こいしの想いを確かめるだけだよ!!



「よし!! じゃあ思い立ったが吉日だ!! 今からやろうじゃないか!!!! 審判は私がしてやるよ!」


「ありがとう勇儀!」


「私、絶対に勝つよ!!!!!!」



さぁて、こいし?

舞台は整ったよ。

一緒に遊びましょうか!





ーーーーー

以上戦闘フラグ回でした♪




次回が大変大荒れになりそうですね♪


戦闘描写、頑張ります!!





それではまた次回お会いしましょう♪

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[気になる点] なんで会うやつ会うやつヤンデレになっていくの?好きなるのは百歩譲ってまだいいとしても、ヤンデレにする必要ないよな? 見てて不快になるくらいしつこいし、チョロすぎる。 特にレミリアが酷い…
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