生まれ変わってる?
どうも愛式未来です♪
某電子の歌姫の二次創作がアウトになったので東方に来ました♪
独自解釈&設定にキャラ崩壊があるので注意してくださいね♪
それでは皆さん、ゆっくりしていってね♪
ーーーっ?
ま、まぶっ!?
えっ? 何!?
ここどこ!?
「あらあら、元気な女の子が生まれたわね」
……はいぃぃぃぃぃぃぃぃ!?!?!?!?!?
ーーーーー
俺の名前は高崎誠。
妹キャラ好きなオタクで思春期街道爆走中の高校二年、のはずだった……。
だというのに、さて、今俺の目の前でニコニコ笑ってる悪魔のような翼が生えた美人な方は一体誰だろうか?
そして俺が女の子ってどういうことだぁぁぁぁぁぁ!?!?!?!?!?!?
「びぇぇぇぇぇぇん!!!!!!!!」
「あっ!ほら泣かないで、ママはここですよ〜」
「あぅあぅ・・・あぅ?」
…………はっ?
今、俺から出た泣き声は一体なんだ?
そしてこの美人さんが、俺のママ?
まてまて、俺の母さんは童顔で天然なちょいロリだったはず……。
少なくともこんな綺麗で凛々しく且つ翼の生えた女性じゃないぞ!?
い、一体何が起こってるんだーー!?
「び、びぇぇぇぇぇぇん!!!!」
「あ、あら?」
その時、俺は泣き叫ぶと同時に無意識に手を握りしめた……。
キュッーーー
ーーードカァァァァァァァァァァァン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
「キャアァァ!?」
…………はい?
ちょっ、何でいきなり天井が爆発して穴空いてるの?
えっ、俺手を握りしめただけだよね……?
ーーーバタバタバタッ……バガァッ!!
「エリー!!大丈夫か!?」
「大丈夫、御母様!?」
ちょっ、うわっ!?
扉をぶち破っておっさんと幼女が入ってきた!?
「え、えぇ……私は大丈夫よ」
……まぁ、何だ、とりあえず美人さんに怪我がないみたいでよかったぁ……。
ってかよく見たらあの幼女どこかで見たようなーーーー
「御母様!!御怪我はありませんか?」
「えぇ、どこも怪我はしてないわ。
心配してくれてありがとうレミリア……!」
…………はっ?
レ、レミリア?
レミリアってあれか、レミリア・スカーレットなのか……?
確かに髪は空のように青いし目はルビーのように綺麗な紅、しかも悪魔のような翼付き。
……おいおい、ちょっとまってくれよ。
俺は今赤ん坊で女の子になってるらしい。
それに加えて、さらに俺の母さんらしき美人さんの娘がレミリアってことは…………。
「……ひくっ、ひっ、うぇぇぇぇん!!!!」
……俺、フランドール・スカーレットになっちゃってるぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!?!?!?!?!?!?
ーーーーー
「しかしフランはよく泣くなぁ」
「ふふっ、それはフランが元気な証拠ですよ」
「フラン〜、お姉ちゃんですよ〜!」
……俺の目の前で仲良く話す夫婦と俺に構うことに夢中なレミリア。
……うん、とりあえず一旦落ち着いたけど、まさかフランに転生するとはねぇ。よくよく考えてみると、前の世界の記憶は普通に学校から帰ってる途中で途切れてるんだよな。
記憶の最後にはクラクションの音が聞こえていた気がするし、これは転生と見て間違いないだろう……。
「あー、うー」
「あっ、御母様御父様!!
見てください、フランが私の指を握りました!!」
「あらあら、レミリアったらすっかりフランに夢中になってるわね」
「微笑ましいものだな…………しかし、さっきの爆発は一体なんだったのだろうか?」
……すみません、それ俺の能力です。
さっきは思いっきり混乱してたし、ちゃんと制御できるようにしとかないとまずいよな。
「そうね…………ちょうどフランが手を握った時に爆発した気がするんだけど、フランの能力かしら?」
「ふむ、爆破する程度の能力とかだろうか……。
とにもかくにも、私達が気を付けておかねばな」
あーいや、父さん、俺の能力って『ありとあらゆるものを破壊する程度の能力』なんだけど……。
「……そうね、制御できるようになるまでは気を付けなきゃね……。
……まぁ何はともあれ」
「「レミリア、ナイス(だ)(よ)!」」
「えっ? 何がですか?」
……まぁレミリアの指を握ってるお陰で手を握りしめてまではないしな。
手を握りしめなきゃ能力は発動しないからなぁ。
ーーーそうして俺のフランとしての転生一日目は過ぎていったーーー
はい、というわけで第一話でした♪
因みに今後御父様と御母様はあまり出てきません。
ほぼ出落ちですね♪
さて、次回はフランが吸血鬼としてはチート化します♪
ただ戦闘能力自体は原作と変わりないのでご安心を♪
それでは皆さん、また次回お会いしましょう♪