06.見えざる者?
3日連続で投稿なんて…どうかしちゃったんでしょうか。
モチベーションはどこまで続くのやらww
とりあえず、第8話まではストックしてあるので、それはうpしようかと
思っています。
それではどぞ。
「…となると、お前にもう少し聞かなければならないな。『幽霊』とやらについて」
朝ご飯を食べながら利子に話しかける。
「? 何をですか?」
「幽霊は光に弱いのかとか、何を食べるのかとか、そういうことだよ」
「幽霊とはいっても、そんなファンタジー的設定は特にありませんよ?特に人間と変わりません。
ただ、実体をなくせるみたいなのは最近知った事です。もっとも、誰も教えてくれないから知らない
だけなんですけど…」
「難儀な幽霊だな。でも、要するに人間とあんまり変わらないんだな?」
「あ、あと私のことが見えない人もいるみたいですよ」
「それを先に言えよ」
「というか、見える人はほとんどいません」
「もろにファンタジー設定じゃねぇかよ!!」
…あ~、もう俺この程度じゃ驚かないもんね~だ。
「しかし、見える奴はいるんだろう?」
「ほんとうに少数ですよ」
だから、利子はあんなに必死で住ませてくれと言ったのか。
「…って、やっぱり姿が見えないのをいいことに泥棒してたんかいっ!!」
「え?あ、いや、そ、そうじゃなくってその…」
「…何を盗った?」
目を細めて威圧する。
「何も盗ってません、神に誓って何も盗ってませんっ」
「俺のプルングルスのりしお味は盗られそうになったけどな」
「はうっ」
よりによってのりしお味を…
「ご、ごめんなさい…」
「他の家では何も盗んでないか?」
「決して盗んでませんっ」
…まぁ、信じておこう。
「とにかく、もうそういうことはするなよ。何か欲しいんだったら俺に言え。
それでも手に入らないものは諦めろ」
「はいっ」
…あ~、可愛いなぁもう。幽霊だけど。
「まぁ、大体お前についてはわかったよ」
「あのぅ…」
「何だ?」
「今更なんですけど、名前を教えて頂けませんか?」
…教えてなかったっけ。
「…雄真。浅野雄真だ」
「ユーマですか。わかりました」
屈託のない笑顔を見せる利子。
「ユーマさん、よろしくお願いしますですっ」
「…ああ、よろしくな」
お読み頂きどうもありがとうございました。ハムスターです。
おしゃべりばっかりなのは当初の予定通りなのでいいんですが、早くも
マンネリ化臭すごいです。
意見やアドバイス等ありましたら、ぜひお願いいたします。
利子からひと言。
「ファンタジーではないのd(もういいから」