表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/33

03.裏技はチートじゃない!!

こんにちは。今度は一週間を待たず新話投稿です。

1・2話は雄真vs利子を延々とやってましたが、

第三話は雄真と利子の会話だけという比較的ゆるい回です。

身がなくて申し訳ありませんが、こういう回も

なかなかに必要なものですので…。

では、第三話、はじまりはじまり〜。

指で目を押し広げている俺に、少女は

「そろそろやめたらどうですか?目が痛くなりますよ?」

と言ってくる。…はぁ、もういいか。

俺は目から手を離すと、

「まぁ、壱兆歩譲ってお前が幽霊か何かだということは認めよう。

問題は、お前が何をしにここへ来たのかだ」

そうだ。そもそもこの少女は

「あ、さっきから思ってたんですけど地の文に『少女』って書くの

 やめてください。『利子』でお願いします」

「地の文言うなよ」

あ〜、ゴホン。利子はどうやら本物の幽霊。

何をされるか知れたものではない。

壁抜けするぐらいだから命を吸い取られてもおかしくはない――

なんか、現実主義の俺はもはや滅びたな。

「う〜ん、強いて言うなら寝床を求めて、ですかね?」

「はぁ?」

「いや、だから寝床を求めて…」

「…なんか頭が痛い」

っていうか幽霊に寝床とかあるのかよ。

「そりゃそうですよ」

「だから地の文読むなって!!」

最近の幽霊には随分とメタな特殊能力があるもんだな…

「こんな日に外で寝たりしたら体が冷えて風邪引きますし。

 オバケが出たら怖いじゃないですか」

「お前、自分がなんだか分かってるの?」

…つ、疲れる…。

(中略)

…ぜぇ、はぁ、ぜぇ、はぁ…

「というわけで、しばらく泊めて欲しいんですっ!!…って、あれ?

 どうしました?肩で息して」

利子の話す言語は、まるで日本語とは似て非なるもの。

というか、文脈とかそういうのが一切ない。

聞き取り、解釈、そしてツッコミの繰り返し。

し、死ぬ…

しかし、それでもなんとか利子の言いたいことはなんとか理解した。

どうやら、中学生のときに死んだ(それにしては幼い)女子の霊

らしいこと。

気づいたらこの世(?)にいたこと。

なんかよくわからないけど、外は危ない(?)から寝床を探して

いること。

「ていうか、さっさと成仏しろよ」

「う〜…そう言われてみましても…

 どうやるのか知らないし…そもそも未練とかそういうの――」

そこまで言われて思った。

「そういえばお前さ、」

「?」笑顔でこちらを見つめてくる利子。

「なんで――死んだの?」

俺ってもしかしてKYなのかな。


こんな所まで読んで下さりありがとうございます。

なかなか読み返すと稚拙な表現や下手な文章構成が

多く見られますが、それはそれで自分の未熟さを知る

のに充分かなと思ってます。

「明日はもっといい小説を」をモットーに精進してまいります。よろしくです。

ではでは〜

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ