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12.間幕

私は誰に頼ればいいのだろう。


毎朝学校に来たら靴に画鋲が入っていて。

机はこれでもかというほどに落書きされた挙句ひっくり返され。

ロッカーは水浸しにされ。

クラスメイトは、私を指差して笑ったり、見て見ぬ振りをして。

先生は、私と視線を合わせることもなく、いつも通りに笑って。



家に帰ったら「両親」は、私に終始笑顔を向ける。

私を見ているのかどうかさえわからないあの不気味な笑顔で。



私はどこへ行けばいいのだろう。

……どこに、私の居場所があるのだろう。


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