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ぼっちな私のユリハー思案  作者: あこ
西条莉奈編
17/19

中学三年の冬2・過去

 白を混ぜて虚空に浮かぶ吐息が冬の情景を助長させる。外の気温は変わらないが、白い吐息が身体を震わせた。コートの上から腕を擦って見ても寒さの具合はごまかせない。ため息に乗せられる白に、憂くな視線を向けていた。

 憂くな目と面が車窓に写る。車内は座れる箇所がちらほらあったに関わらず、水瀬灯里は入り口付近で窓を正面にして立っていた。

 車内というのに冬の寒さを感じるとは何事か、と恨んでみても仕方がない。それほどに今年の冬は寒いのだと諦めるしかない。

 灯里は学校からの移動中、緊張を押し隠すように冬を頭の中で責め立てていた。自然に説諭するほど虚しいことはないが、誤魔化すくらいはできたのだ。

(……はあ)

 心中でも溜息を漏らす灯里。カバンからスマホを取り出して、一通のメールを開いた。

『明日時間はありますか? 良ければ家に着ていただければ――』

 その差出人は香苗という人だ。香苗は、西条の家に仕える使用人で西条の長女。そして、灯里の友人、莉奈の姉だ。

 香苗とは何度か連絡を取っている。他愛ないことから、莉奈のコトまで……もっとも線の内側に入るようなマネはしていない。深く入り込んだところで、自分に何ができるとも思えないからだ。自信云々というよりは、常識的な考えからである。

 ――それでも、香苗と連絡を取り合っているのは心のどこかで何かできないかと願っている表れかもしれない。

 スマホを一瞥して、カバンの中へとしまった。丁度電車は降りる駅で停止し、灯里はさっさと降りていった。

 構内から外に出ると、小雨が降っていた。気になるほどではなかったが、道行く何人かの人が傘を持ち歩いているのを見る。夜には大ぶりになるか、雪でも降るのかと一考するが傘を持たない灯里にとっては徒労であった。

 足を急がせる。コートをすり抜け感じる寒風が少しでも和らぐように身体を動かす。

 寒さに意識して歩いていると、目的の場所にすぐにたどり着いた。

 厳格な和風造りの家屋。広い平屋で玄関前からじゃその広さがどのくらいか目測もできないくらいだ。その高貴さが現れる玄関前に張り出されている木目の表札。達筆な字で、西条と書かれていた。

 ここに来るのは二度目だ。ここに住む人に会うのは何度かあっても、中々ここに来ない。家から遠いってのもあるが、どこか忌々しい思いがあったからだ。それでも、ここに住む香苗には何度か会っていたわけだが。

 寒さのせいか緊張のせいか。所在不明の震えで足元がふらつく。インターホンを鳴らすことに躊躇する自分がいた。

 香苗と何度か会ってはいるものの、会うこと自体は久しぶりだ。きっとそのせいだと自覚した。

 玄関前で当惑していると、ふと声が掛かる。

「お久しぶりですね。水瀬さん」

「……香苗さん」

 ネイビー色のコートの下からはメイド服を着ているのを伺える。夏みたく肌の露出の多い服装ではなく、メイド服のほうも厚着でその上から羽織ったコートもあって冬仕様の姿だ。この姿の香苗を見るのは初めてで、少しだけ大人の色気を感じ照れてしまう。

「ごめんなさい。呼び出しに反応はなかったですか? はあ、美優が留守番しているはずなんですが……」

「い、いや……今ついたところで」

 思わず嘘をつく。インターホンを押すのに躊躇しただなんて口にできない。

「そうですか。良かったです。余計なことでまた美優に叱るところでした」

 灯里の勝手な戸惑いで、美優に無意味な叱咤を差し向ける所だった。少々、胸がドキリとするがそんな気を知らず香苗は小さな白い息を吐くと玄関前に立ち戸を開けた。

「では、中へ」

 香苗の後ろについて、早速西条の屋敷へと入っていった。



 屋敷内はガランとして静謐を極めていた。

 つくづく気味の悪い屋敷だ。別に内装がお化け屋敷みたくまた廃墟みたく人気のないお化けの住処のような形だからではない。むしろ、内装は綺麗で客人を向かい入れるための装飾品が所々に整然と並んでいて――綺麗といえばそのとおりである。だが、胸中を窮屈にさせるのはこの屋敷の姿と実状の倒錯ぶりがそうさせているのだろう。

 香苗に連いていく灯里の足音は屋敷に倣って静かだった。

「…………」

 黙然とした時間が流れる。屋敷の廊下がやけに冷たいせいなのか、緊張のせいなのか。香苗も灯里も場を和ませるような一言すら発さない。そもそも、この状況下で洒落た話題を振る方が見当違いというものだ。

 広い屋敷内に鳴る二つの足音。しばらくして、音は屋敷に溶け込むように消える。

「ここで待っていてくれませんか。着替えてきます」

「あの香苗さん」

「?」

 不意に呼ばれたことに驚いたのか、香苗は美麗な瞳を丸くさせ振り向いた。気品のある素振りに、少し大人の色香を感じながらも、灯里は口にする。

「話だけなら、そんな手間取らなくても……」

 誘われた身ながら、律儀に着替えまでしてくる香苗に申し訳なくいった。

 香苗は口角を上げて、面に微笑を刻んで返す。

「こちらが誘った話です。軽食でも挟みながらゆったりと会話を愉しみましょう」

 彼女のすらすらとした言い回しに、当惑しながらも頷いた。有体の女子会みたいな和やかな会話なんて想像できない。彼女がそういう風体を声色に絡ませて言っているとしても灯里にそれを感じ取る心持ちはなかった。

 とはいえ、彼女の微笑を前にして顔を歪ませるのもどうかと思った。笑みを繕って返してみるものの、自らの表情筋の固さを実感するだけで彼女はお辞儀をして一人着替えに行ってしまった。

「……はあ、長居するつもりないんだけどな」

 思わず本音が口をついた。

 静謐めいた屋敷内に長居するのは心労が絶えない。西条の状況について少々踏み入れてしまっているゆえの気苦労だ。決して広い屋敷に庶民的な緊張をしてしまっているわけではない。

 文句や心労を胸に秘めたところで行動に移すつもりもなく、ため息をつくことが心労誤魔化す術であった。

 ため息もそこそこに廊下で突っ立っているわけもいかず、香苗が案内してくれた和室へと襖を開いて入っていく。

「あーん、香苗ちゃーんおそーいっ!」

 和室に入るとむせ返る臭と胡乱気味な声が迎えた。

「な、なにこの臭い……」

 とっさに鼻を手で抑えて臭いを緩和しようと試みる。が、一度嗅いでしまった臭いは鼻先から離れてくれない。

「もう! 放置プレイも限度があると思うのよねぇ。ふふ、香苗ちゃんに放置されているって思うと興奮するんだけど」

「なんですか、あなた……」

 入った矢先、胡乱な瞳で絡んでくる女性に遭遇する。片手に酒瓶を持ち、純朴そうな白のワンピースの格好から見れば倒錯ぶりな振る舞いに頭を悩ませる。しかし、その酒瓶と平机に散乱したジョッキやおつまみ類を見たことでこの咽る臭いの正体に気づいた。

 特に、この女性から臭ってくる酒の臭い。中学生の灯里には刺激臭にしか捉えられない悪臭に、眉をひそめてまた女性を遠ざけるように片手で押しのけるが、彼女は灯里を香苗と勘違いしているのか文句と妄想をひとしきりに近づいて語ってくるのをやめてくれない。

「美優ちゃんも話相手になってくれないしさぁ。アタシも暇じゃないってぇの……」

「誰ですか、あなた?」

「香苗ちゃん! 愛するアタシのこと忘れっちゃったのぉ?!」

「私、香苗さんじゃないんですけど」

 冷静に対応しても、酔っ払いの女性は訝しげな眼差しをやめない。

「香苗ちゃんじゃなぁい? ん? そーいえば、小さい? 胸もない」

「――っ」

 パン。反射的に、泥酔した女性の頬を思いっきり叩いてしまった。会話の内容からして、香苗と同年代の知り合いと見て間違いないだろうが初対面の中学生の胸を触ってくる相手が悪い。

「こ、この感じ……やっぱり香苗ちゃんだ!」

「いや、違うんですけど」

 この女性は香苗にも叩かれるような人なのだろうか、と疑心を募らせた。

「アタシは柊子よ、柊子! 佐倉柊子! 元カノの名前くらい覚えてよねぇ」

「佐倉――?」

「誰が元カノですか。付き合ったこともないでしょう」

 疑惑が胸中で渦巻く前に、香苗が入ってきた。

 彼女はいつものエプロンドレスの格好ではなく私服姿に着替えてきた。呆れた様子で、部屋の奥で酒瓶片手にうなだれる柊子と名乗った女性を一瞥しこちらの方に向き直った。

「お待たせしました。水瀬さん」

「は、はあ……」

「ごめんなさい、驚かれたでしょう。彼女は――」

「はぁーい! 香苗ちゃんとは大学時代に付き合ってた元彼女でーす!」

 柊子のおちゃらけたいいように眉をピクリとも動かす続ける。

「ではなく、ただの友人です。佐倉柊子――察しの良いあなたならわかったと思いますが……」

「どうして私を彼女に……」

 そういうと香苗は少し目を伏せて柊子の方を見た。

「いい加減、酔いを覚ましなさい、柊子」

「はひ? なぁに香苗ちゃん?」

「あなたが言ったんですよ。水瀬さんに会いたいって」

「え……」

 その事実に驚愕する。泥酔女と灯里を引き寄せたのは、そもそも泥酔女からのほうだった。

 水瀬という言葉を聞いた泥酔女は途端に、真っ赤にさせた顔色を白く豹変させるように酔いを覚ましていった。つぶやくように、水瀬と言うと彼女は灯里を探してその場から酒瓶を机に置いて立ち上がった。

「……水瀬さん? アタシの妹を助けてくれた?」

 胡乱な瞳は急に澄んだ瞳に様変わりした。それこそ純朴を彩った白色のワンピースに合わせたような瞳だ。

 第一印象とまったく違った声色の彼女に戸惑いながらも視線を合わせる。香苗とは違った大人の色香が、灯里の言葉を躊躇させた。

 ――私は別に冬美を助けたわけじゃない……。

 灯里は不意に唇を噛み締めた。

 視線を惑わしていると、すぐ近くまで柊子の姿があった。刺激の強い酒の臭いが漂うが、真剣な眼差しがそれを打ち消す。

「ありがとう」

 彼女が口にしたのは短いお礼だった。先ほどの胡乱な様子からは想像できないくらい真っ直ぐな台詞。

 だが、それを素直に受け取れない灯里だ。当惑を滲ませた面をそっぽ向かせるようにして頷いた。

「柊子はこないだ実家に帰ってきてね。それで……知ったの」

 灯里は香苗の補足めいた言葉に一人納得する。なぜ、この時期にあの事を引っ張り出されると思ったがそういう背景があったみたいだ。

「母さんがうるさいからあんまり帰らないんだけどねぇ。まあ、丁度仕事に空きができたからちょっと気まぐれで――でも、久しぶりに帰ったら冬美が随分大人しいっていうか静かっていうか。香苗ちゃんに聞いたら、そーいうことがあったことを聞いた」

 柊子は仄かに酔った頬をしているにしては、すらすらとした物言いで話す。初対面のときの羅列の悪さはなんだったのかと疑いたくなる程だ。

「そうですか……」

 応答に困る。事の顛末を聞いて、お礼を言いに来るなんて行動力ありますね、なんていう崩した返しも出来ない。

 それよりも、そのためだけに香苗は灯里を家に呼んだのだろうか。その思惑を探るように視線は香苗を一瞥する。すると、彼女は悟ったように口角を上げた。

「相手の女には殴っても気が済まないって言いたいところだけど、西条だからねぇ」

 彼女は意外な反応を示した。実の妹を傷つけられて、その相手を思い遣る素ぶりは不誠実に感じる。ポツリと漏らした《西条》だからという言葉。

 彼女が香苗と友人であるから、灯里と同じくらいもしくわそれ以上の認識はあるだろう。

 そう思慮を巡らせていると、柊子は神妙な面差しを向けていった。

「それに冬美もそんなこと望んでいないだろうしね……」

「――それって!」

 途端に、あの出来事以降の冬美の事について触れられ情を出した。

 柊子は目を白黒させながらも小さい笑みをチラつかせて話を続けた。

「……冬美も色々考えていたさ、そりぁね。ま、家にあんまりいないアタシの言えたことじゃないけど」

 そういって苦笑した。

 久しぶりに冬美の話を聞いたせいか、鼓動が鳴って止まない。この二年、冬美のいない空白があった。その間も、彼女があの事を悩み考えていたとして――まだ繋がっていたと感じたのだ。

 それが彼女にとって痛苦な事であろうとも、その繋がりに灯里は無意識に胸を熱くする。

「ふふ……」

 不意に、柊子のこぼれた笑みが耳朶を掠めた。

 怪訝に彼女の面に視線を上げると、彼女は嬉しそうに話をした。

「冬美のためにそんな顔をしてくれるんだね」

 仄かに紅を染めた頬は優しげな面差しを見せた。

 第一印象が悪いせいか、そのギャップは言葉を濁わせる。傾けた笑みはさながら良識ある姉のような面で、散々酔っ払って悪臭振りまく姿とはかけ離れている。

 とはいえ、その一言は灯里の顔を赤くさせる要因だった。自分でも気恥ずかしくて面を擦って正そうとするがどうにも拭えない。

「ええ、水瀬さんは友達思いですから」

 香苗が横入りして話した。灯里を知ったような口ぶりで、朗らかな笑みを零した。

 そんなことはない。そういって否定したかったが、歪んだ面ではその説得力もない。ただただ首を横に振って、僅かながらに理性を表すしかなかった。

 しかし、彼女たちの言葉が灯里の心を揺らした。

 灯里は疑問に思っていたのだ――《友達》という言葉に。

 冬美とは確かに付き合いは短いし、出会いも莉奈からの伝だ。莉奈だって、ただ席が隣だったからに過ぎない。

 《友達》の線引きは難しい。それは莉奈が同性に対して恋愛感情を抱くコトを知っているからゆえもある。単なる同性同士なら一般的に、仲が良ければ友達であるし、親友とも考えられるだろう。ひたすらの懊悩はそれ以上の関係があることを知ってしまったからだ。

 無知であるならば、《友達》の境界線なんて考えもしなかっただろう。そもそも《友達》など考える必要のないものだ。新たな価値観というものが、余計な思慮を巡らせた。

 ――あの日。中学一年の入学式の日。水瀬灯里は何を考えていたのだろうか?

 新たな生活には不安があった。両親は仕事の都合で家を離れ、家には灯里とその妹、夏奈子だけで過ごす生活。その生活に精一杯で、友達なんてできるものじゃないと考えていたはずだ。

 ふと記憶が蘇る。

 憂くな面差しでホームルームを終えた灯里は――、あの水瀬灯里ちゃんだよね?

「…………ああ、そうだった」

 例えるならば天使のような面だ。すべてを優しく包み込んでくれる聖母マリアを顕現したような微笑はそんな灯里に対して向けられた。

 その奥がマリアとかけ離れた悪魔が眠っていようとも、憂くな瞳が見た光景に嘘はない。

 クラス初日のよくある光景だ。席が隣同士だったから始まった関係なんて、どこにでも満ち溢れている。けれども、灯里にとっては一瞬の出来事で、とっても大切な出来事だ。

 《友達》の境界線とか基準とか考える必要はなかった。あの日、莉奈に出会って話をしたから、ここまで考えている。その思慮が、友達思い――友達だと自覚しているに十分な証拠だ。

 気付かなかった、いや気づこうとしていなかった。それは単に、友達である資格云々を考え込んでいたせいだった。

 灯里は自然とその場から立っていた。

「私、用事ができました」

 突然なことだと思うが、口は思うがままに動いて発した。

 香苗は嬉しそうな微笑を零すと、一つ返事をした。

「ええ」

「どっか行くの?」

 香苗と違って、能天気丸出しの声色で訊く柊子。真面目な口ぶりも物の数十分で破綻していた。

 行く場所は秘密だ。だけど、香苗は口に出さずとも知ったかのような面差しを見せている。

 灯里は短いお辞儀をして部屋を出る。それに続いて香苗も玄関前までお見送りしてくれるようだ。柊子の方はおいていた酒瓶を再び手にして、また興じるつもりである。

 玄関前で、香苗は神妙な声色で話した。

「申し訳ありません」

「なんで、謝るんですか?」

 あてのない謝罪に、理解もできず困惑する。

 すると、香苗は面を直して上げた。大人の色香を混ぜた綺麗な瞳が灯里のまだ幼い瞳を見つめる。

「いえ、なんでもありませんよ。強いて申し上げるなら、寒い中お屋敷に訪問頂いたことです」

「はあ……」

 妙な会話に当惑を示す灯里。嘘くさい笑みが尚の事そう思わせた。

 だが、今の灯里にそれさえ余計な思慮だ。深くは考えないことにした。どうせ、何か追求したところで大人らしい言葉で返されるに違いない。彼女の笑みがそれを告げている。

 玄関から出る際、小さな呟きが耳朶をつついた。

「ありがとう」

 灯里はそそくさと屋敷を出た。不意を突いて入った呟きは聞こえなかったフリをした。

 何に対して言っているのかを考えたくなかったからだ。

 屋敷を出て、おもむろに息を吐くと白いモヤが出た。いつの間にか降り出した粉雪にモヤが掛かる。

「……さむっ」

 なんて言葉も、吐息と共に消えていく。

 寒い雪空。学校を出てから、しばらくでその模様は幻想的に変わっていた。今日がクリスマスならば、きっとロマンチックだろうなんていう、らしくない思案は緊張を誤魔化す想像に過ぎない。

 灯里は地を蹴り駆け出した。

 この思いを忘れぬように。

ブクマ・評価ありがとうございます!

不定期更新ですが、見てくださってありがたいです。


ひと月ぶりの投稿です。。。

二年後にならなくてよかったンゴ。


今回、びみょーに長いっす。

過去編はまだ続きます。次で終わり(にしたい)です。


そろそろ主人公(綾香)出したい←

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