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勇者を名のる剣聖の弟子  作者: るふと
第八章 上級剣士
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285話 水着の魔法

「ああん!二人だけずるいです!どうしてわたしの相手は触手だけなんですか!」


「ヒナ!そんな事を言っている場合じゃないだろ」


「そんな場合です!体中を刺激されながらお二人のそんな姿を見せられたら、もう我慢できません!わたしだったら抵抗せずにとっくにゲンさまを受け入れているところです!」


 ・・・それは・・・今のヒナの姿を見れば一目でわかる。


 乳首は普段ではありえないくらい突き出ており、Mの字に大きく開かれた足の間のその場所からは・・・いじらしいくらいに俺を受け入れたいという様子が伝わってくるのだ!


 そんな姿を見せられては、俺もついヒナを抱きたいという衝動に駆られてしまう。


「ああっ!ゲン!入ってきちゃいそうです!」


 ヒナに対して一瞬よからぬ事を考えてしまった俺は、無意識に腰を前に突き出していたのだ!


「すまん!シア!」


 危うくヒナの事を考えながらシアとの初めての時を迎えてしまうところだった・・・


 今ので先端が僅かにシアの中にめり込み始めている。

 あの小さく可憐なシアの花びらをこんなに大きく広げてしまって大丈夫かと不安に思う程だ。


 ・・・そう、元々俺とシアのサイズの違いから、シアに負担をかけるのでは無いかと不安を感じて今まで躊躇していたという一面もあるのだ。


「シア、痛くないか?」


「痛みは・・・少しありますが、それは大丈夫です・・・多分このままゲンを受け入れる事もできるのでしょうが・・・」


 シアは目を潤ませて赤らんだ顔でそう言っている。

 

 おそらくシアも俺と同様に、このまま結ばれてしまいたいという欲求とのせめぎ合いをしているのだろう。

 実際俺も、このまま一思いにシアと結ばれてしまいたいという欲求に抗うのが、かなり厳しくなってきている。

 それほどまでにシアと接触している部分に快感を感じてしまっているのだ。


 しかし、今の快感に抗いながら葛藤している状態では、魔法に集中する事は難しいが、シアと結ばれて達成感と至福の瞬間を迎えた後であれば、精神が安定し魔法が使えそうな気がしてはいるのだ。


 おそらくシアも同じ事を考えているのだろう。


 魔物に無理やりやらさせたという屈辱は残るが、今回は水着越しではあるし、ノーカウントという事にして目をつぶるというのも有りなのではないだろうか?




 ・・・しかしやはりそう簡単に割り切れるものでもない。




「もう!お二人共、やるならさっさとやっちゃって下さい!見せつけられて焦らされてるわたしの方が持ちません!魔物さん!わたしとゲンさまをくっちけちゃってください!ああん、水着が邪魔です!手が自由になったら水着なんて自分で脱いじゃうのに!」


 快感と嫉妬で色々我慢できなくなってしまったのだろう。

 ヒナがとんでもない事を言い始めた。


「ゲンさま!わたしの方に来てください!もう!邪魔な水着なんか消えちゃえ!」


 ヒナがそう言うと・・・なんと!ヒナの水着がすうっと透明になっていき・・・完全に消えてしまったのだ!


「ヒナ!何をした?」


「えっ!えっ!あれっ!・・・もしかしてわたし、全てをゲンさまに見られてます?」




 ・・・そう、俺の目の前には両手を広げて足を大きく広げられた体勢のヒナが、全く何も隠さずにその全てを俺の前にさらけ出していたのだ!


 そのふんわりと柔らかそうな、かわいらしい胸はもちろん、ヒナの体の中心で、今まさに花開こうとしている可憐な蕾を・・・ついにまともに直視してしまったのだ!


「やっ、やだ!恥ずかしいっ!でも嬉しい!ゲンさまに見られてます!」




 今までにも何度か視界に入った事はあったのだ。

 だが、出来るだけ直視しない様にしていたし、その時はぴったりと閉じた状態だった。


 ・・・しかし今のヒナは、触手に刺激を受けて興奮状態だったために、そのかわいらしい花びらが、まさに咲きほころびようとしている状態だったのだ!




 それをまともに見てしまった俺は・・・その瞬間、何かがはじけ飛んだ。




 とうに限界に来ていると思っていた俺のシンボルは、もう一つ上のステージへと上がったのだ!




「ひゃん!」


 シアの中に入りかけていた先端が、限界を超えて更に硬く大きく、そして太くなったのだ!


 それはシアの許容範囲を超越してしまったのだろう。

 受け入れきれなくなったシアから勢いよくはじき出されたのだ。


 その反動で俺の体とシアの体は離れる事が出来た。




「これが!・・・本気になったゲンの姿なのですね?」


 シアが驚きと感嘆の表情で俺の象徴を見ている。


 ・・・自分でも驚いていた。


 まさか自分の体の一部がこれほどの大きさになるとは・・・


「い、今はまだ無理ですけど・・・いつかこれを受け入れて見せます!」


 ・・・シアが妙なやる気を漲らせていた。




「わたしは今からでも受け入れますよ!」


 ヒナの方もシアに負けじとやる気に満ちていた。


「さあ!触手さんたち!ゲンさまをわたしの元に連れて来て下さい!」


 ヒナがそう言うと、触手は本当に俺をヒナの正面へと運んでいったのだ!


 ・・・いつの間にこいつらを手なずけたんだ?・・・ヒナ。


「さあ!ゲンさま!それをわたしに下さい!」


 俺の前には相変わらず一糸まとわぬ姿で足を広げたヒナが全てを俺の前にさらけ出していた。


 ・・・いや、だから早くそれを隠して貰わないと、俺の興奮が一向に収まらないだろう?


 これ以上ヒナを直視していてはもたないと思った俺は、とりあえずヒナから目を背けた。


 しかし、そんな俺の目の前には、今度は再び距離が近づいたシアがいたのだ。


「ヒナさんだけずるいです!わたしだって!ゲンに・・・全部見て欲しいです!」




 シアがそう叫ぶと・・・今度はシアの水着が透け始め・・・ついに消えてしまったのだ!


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