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覆面の集団

銃を装備した集団がデパートに流れ込んでくる。皆覆面を被って顔を隠していた。ただ、1人だけやたら小柄な坊主頭の男だけは覆面を被って無い。しかも右手から煙の様なものが。さっき店を吹き飛ばしたのはあいつの[力]か。爆破系統?それとも炎を操るのか?店の様子で判断するしかない。見たところかなりの勢いで燃え上がっている。服屋だったのか。所々炭化した布が飛んでいる。破壊痕は完全に円状になっていて窓ガラスは粉々だ。中に中に散らばっていると言うことは相当の力を外側から受けたと言うこと。なら爆破系の[異能]か。よりにもよってなんて厄介な能力だ。しかも、その隣に居る大柄な覆面男。背に斧を背負っているあいつは僕の[力]で見た奴だ。あいつが千冬を!そう思うと腸が煮え

たぎる。大体人数は20位か?参ったな。

思ったより数が居るぞ。今は近場に居る人を捕まえて中央に集め始めている。取り敢えず2階へ移動したい。隠れている場所から離れてこっそりと移動。階段付近とエレベーターは押さえられたか。なら、従業員専用の階段を使うしかない。僕は頭の中でデパートの地図を広げながらたまに近くに来た覆面を気絶させて移動を繰り返す。

小柄な男が何か喋っているみたいだけど小声過ぎて聞こえない。まずは千冬と合流だな。妙に手際のいい犯罪集団を見ながら僕は上へと向かった。

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