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序章

幼い頃から僕こと夢野 剣義ーゆめの つるぎーは不思議な力を持っていた。関わりのあるもしくわこれから深く関わる人の死の瞬間がまるで映画のように見えるそんな力だ。最初はとても些細なものだ。寿命で亡くなるか事故か。どうしようもないそんな事柄ばかりだった。でも、高校生になった今。僕のこの力、『異能』と呼ばれ出したこの力が日常になったころ。僕の見るものは変わっていった。犯罪に巻き込まれ死亡。性的暴行を受けた上で殺害。猟奇的殺人犯に殺される。そんなものばかりが映される。そして、始末の悪いことに僕はそういう誰かが危険に晒されているのを放っておけない人間なわけで。何度も死地を潜り抜けてきた。突然なんでそんな話をするのかって?

それはこれから始まる物語が僕の能力に深く関わる事になるからだ。

死を見てしまう僕の奇妙で恐ろしくそれでいて楽しい物語ー

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