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尋問?

かつかつ・・・

とてとて・・・

 隣に礼先生のヒールが良く響き、やや後ろを僕が歩いています。

 はい、連行されています。僕・・・。

「さらしものみたいなんですけど」

「さっき話したでしょ。すぐ着くわ。黙ってくる」

「はい・・・・」

 入学式は無事終えたらしい。

 瑠璃ちゃんが泣きながらアナウンスして、新入生代表の子も泣きながら「ありがとうございます、がんばりますぅ」としかいえなかったらしいのに。これが無事なのだろうか・・。

と、さっき聞いた話を思い出しながら歩く。

 入学式後の授業はないので、用事はないのだけど、会場からでて僕を見るみんなの目・・・

というより、距離を置いたへんな状況から、連行されて現在生徒会室に向かっています。

「生徒会も中心メンバーだけ、教師も私だけよ。安心して。ただ、自分がやったことだけはちゃんと整理しておいて」

・・・・それが一番難しい気がする。とはいえない、きりっとした感じで振り返り様言ってつかつか、かつかつ進む礼先生。

できる女性って感じだなぁ。

「あの、用事があるので手早く終わりますか?」

「さぁ、あなた次第でしょ」

・・・・気のせいでもなんでもなく、いつもの雰囲気ではない。

まずった?

8畳ほどだろうか・・・といっても畳ではない会議室だけど。

「明日香様は知っているでしょ?そこに掛けて」

・・なんだこの状況。

部屋に入る前に礼先生が力を使ったので、すぐわかったけど、ただの八畳会議室ではない。

どちらかというと面接会場とか、言いたくないけど尋問のような・・・。

 僕に掛けろといった席だけがぽつんと長机と椅子、それに腰掛ける明日香さんに、この前あった春日君っていう坊主の子に、瑠璃ちゃん。

 そして明日香さんの隣には礼先生。付き人の噂って本当だったんだとちらみする。

「さまって言うのは気にしないほうがいいっすよ! 春日です!覚えてますか!」

 もちろんと答えて素直に用意された椅子に腰掛ける。

「先生と明日香様は噂以上にお家の事情とかあって私生活ともにしてるっす」

「へぇ・・・「あ!あの!レンさん!」」

 もちろん覚えてるし楽しみにしていた瑠璃ちゃんだ。

「久しぶり! やっと話せるね。きょうちゃんとできたかな? これもしかして失敗したからお仕置きタイム?」

「は!はい!!」

「え!?」

「いえ!そのお、お久しぶりですぅ! えっとこれはちがいますよ!そういう危ないのじゃないです!」

「良かった。あ、お世辞でも嬉しかったし、自信わいたよ。ありがとう不安だったんだ」

「いえええ!か、か、かっこいいですぅ!」

「コホン!!」

 そんな目くじら立てなくても・・・・礼先生がにらみつけてるようにも見える・・・。そして明日香さんは確実に睨み付けて来ている・・。

「異例の事態の対策は生徒会の中でもこのメンバーそれに加えて不在の理事長とレイチェル・レイさん知っていますね?同じクラスの。で話を聞きます。これは、生徒会だけではなく理事長の権限に基づき公式に則ったメンバーです」

「初耳ですけど」

「異例があった場合の話ですので、問題に係る人しか知る必要がありません。これが書類です」

「わお・・・・」

 書類を突き出して見せるんだけど、どこの秘密機関ですか?という感じに仕上がっている。

「で! あ、あなたは本当にレンなのね・・?」

 あれ、そこまでひどかった・・・てひどかったけどね。

「うん。へへ、ちょっとはよくなったかな?」

「ば!あべ、べっつにぃ!! ギャップがひどくてそれが普通なのよ! 今までが異常!」

「う・・・そうだね」

「ひ、ひどいっすよ」

「レンさんのよさは私が知ってますぅ!」

「あはは・・・フォローになってないような。ありがとう」

「あ、明日香様、座って、落ち着いてください」

「そうね・・・・で?なんなのよ? あの力は? 能力の分類は? 見たことも聞いたこともないけど。協力者は誰? さ、最後に、その変わりようについても言いなさいよ」

「あはは、まぁイメージチェンジですね、ちょっとまともになろうと思って」

「最後のはついでです! 能力についてよ、レン君」

「あ、それはいえない約束なので」

「ふっざけないで!」

「・・・・会長まじぎれっす」

「す、少し落ち着きましょう。明日香様。机が・・・」

「ご、ごめんなさい。こいつの過去の所業を思ったら、イライラして」

「演説も負けちゃいましぐごぉ!」

 なんだこの危ない集団は・・・。過激派か・・・。

「レンさん、どうぞ」

 なにげに瑠璃ちゃんも逞しいな。

 ま、のどか沸いてたから普通に嬉しい。

「ありがとう」

「いえ!」

「なに和んでるのよ・・・大事なことなのよ?」

「レン君。明日香様が心配されているのに、その態度はいけないわよ。結構深刻なことよ。あなた、申告能力者ランクDで受験してるわよね? 試験の更新もD判定」

「申告ランク制度は、自分で決められますよね? それ以上があれば」

「あの制度はそういうためにあるんじゃないわよ」

「でも、できるよね?」

「そうね。できるから、すぐひっかかってこことは言わないまでも、色んな形で調査されるけども」

「ん??ああ・・・なるほど。たまにちらみしてきたりわざとな?それでも僕はD申告。表示はX、つまり僕の自由は保障されていると思いますよ」

「ええ、そうね。でも、残念。秘匿されている項目があって、あなたのようにあまりにかけ離れた結果が出た場合や、危険と判断する場合は生徒会長権限によって試行錯誤が許されているのよ。もちろん、悪いようにはしない。あくまで保護と適切な管理の見直しの一環としてよ」

「そ、そうなんですか・・・でもあれは僕のじゃないし」

「ええ、なら協力して欲しいわね」

「あ、あれは幻影とかの分類でそんな難しくないはずじゃ?」

「・・・・・・マインドコントロールのような高精度な幻影?幻惑? しかもあんな大勢にそれぞれちがう幻影を見せることが可能とでも?」

「できないのですか? 図書館にありましたよ?」

「なるほど。なるほど。あなたもしくは、その協力者さんは世ほどの力を秘めているのね。確かにいるにはいる。けど、何人いるかを性格に判断することは難しいこの世界の中で。あなたはどれくらいいると思っているのかしら?」

「・・・・」

「瑠璃!」

「・・・・・すみません」

「えっと・・・じゃあ能力者の中で5%とか?」

「それだと分かっているだけで40億人中の能力者、中でも幻影、幻惑分類系統10%と見積もって、その5%・・・つまり2000人もいるのね? 馬鹿げているわ」

「いるわけないでしょ!」

「か、勘だから!えっと100人!」

「分かっているだけであのドームの半分の範囲にできる凶悪テロ犯指定されている人が3名よ、そして一般人からは1名」

「その人が着てるということね?名前は?」

「・・・・・・ブラフだね」

「いえ、本当よ」

「!?」

「流石に驚いた? 蒼白の力よ」

「・・・・・・・・・」

「あなた一人でやったわね」

「濡れ衣です!というかなんですか! 僕が悪い子としたんですか!」

「そこが一番痛いけど、だからね、お願いなの。教えてくれないかしら?」

「礼、ほら、すぐ熱くなって。これじゃいえないわよ、任せて」

「すみません、レン君もごめんなさい」

「ねぇ、レン。悪いことじゃないなら教えて、どんな力を持っているの?あなたの本当のことを教えて、これでも我慢してるのよ」

「・・・なわ!だ、だめですぅ! なんです!卑猥です!」

「なんでそうなるのよ!」

「あははははっ!礼先生といってることはかわらないっす!頭悪っくか!は・・・」

「あなたもよ」

 ど、どうする・・・素直にたいていなんでもできますなんて口が裂けてもいえない。

 かといって・・・ごまかすのも・・・あ!

「か、カードがありま・・す?」

 語尾が力なさげだったけど、注目は得られた。

全員が見ているなか、

「そんなカード見たことないわ」

 とは明日香さん。カードを持つ僕をにらみつけ、居直って言った。

 おやじぃ・・・父さん!!これも嘘なのか!

なんといっても母の遺影をどこぞのアイドルとしてきたんだ。

あり得るだけに自信がなくなってしまう。

はなからないが・・・

 瑠璃ちゃんが心配そうに見ている・・。

「に、認証! 認証してください!」

 というと、礼先生や明日香さんだけでなくほか二名も驚いたようだ。

「どういうこと? 認証ってことは、あなたも・・・?」

「カードの色が違いますが、チップ、番号は桁数は同じですね。・・・認証するなんて言葉は私たちくらいしか身分証明としては用いません。明日香様、一度試してみても」

 明日香さんがこちらを見たまま小さく顎を引くと、礼先生が会釈した。

さっきよりも主従関係ということがわかる、体だ。

 礼先生が旧型のPCを机から、おもむろに起こす。

 なんか昔の映画みたいだ・・・・スパイ系の・・・と思いつつも打ち消して、平静を装う僕。

 全員がカードリーダーに差し込んだ反応を待っている。

 電源入れなくていいのだろうか・・・と思う暇もなく

 

ピィーーーーーーー


 機械音が鳴り響く。

『確認いたしました。初回アクセスにつき、本認証の際のプログラムに従い、至急回線を開きます。尚、この操作を強制終了させたものは、神楽夜レンを除き、S級犯罪の被告になる恐れがあります。「「!?」」戦闘中で不利な状況であっても本回線を開くことを死守することを義務付けます。プログラムを開始・・・・・現、蒼月の御旗党首検索・・・鈴木一楼の所在を確認、強制呼び出しを開始・・・・回線が繋がりました。鈴木一楼を待機させています。神楽夜レンの発声により開きます。待機時間1時間経過後、発生がない場合は強制終了いたします・・残り59分59秒・・・・』

 58分・・・・

 あ、もう二分たった。

 すごくかっこよかったなぁ・・・

 この部屋どうなってるんだろう。

 スクリーンが強制的に開かれて?というより、このPCでは不可能なんじゃないかなという立体映像が何かの旗?を照らしてくるくる回っている。

部屋全体も品がある青色に染まって・・・

あ、もう夕方かな・・・ってまだ昼か。お腹すいたなぁ。

『残り57分』

 一分ごとに言うんだねぇ・・・

「どうしてお父様が」

「これは一体・・・」

「うわぁぱないっす・・・おれっちここにいて大丈夫なんでしょうかね」

「今出て行くのは」

『記憶消去のための措置をとります。もしくは生死を問わず秘すことに同意してください』

「「「!?」」」

「い、え?? お、おれっちしぬっんすか!」

「お、落ち着きなさいよ! 何かの間違いよ!」

「れ、レンさん・・・」

「あ、こ、怖いねぇ。なんか」

「「しゃべったら!!!」」

「あ・・・・」

『発声を確認、周囲警戒を推奨。神楽夜レンに危害が加われば、本プログラムとともに周囲1キロメートルを爆破します』

「なっ!」

「分かりませんが! 明日香様!」

「なんなのよぉ!!」

 え!ええ!!というまに!僕を守ってくれている?かのように立ち位置をかえた礼先生と明日香さん。

 何から?え?・・・

ひっしっと僕に縋っている瑠璃ちゃんに春日君・・・完全にパニックになりそうだ。

「おや・・・ああ、時代が時代だったから、そういう風にプログラムしてあるか。いや趣味かな?」

「お父様「理事長」!!」

 と二人が同時に叫ぶ・・・。お父様。あ、見たことある。そっかぁそういえば明日香さんって理事長で、首相な娘さんだったっけ。

 年齢にして父さんと同じくらい?スーツというより軍服?を着ているように見える。

「初めまして、いや、2回目ということになるかな。レン君。言うまでもなく、蒼白の理事長であり、そこの明日香の父だ。礼君の上司でもあるかな。もう一度確認するが・・・レン君で間違いないか?」

「神楽夜レンは僕ですが・・・見た目変わりました?」

「ん?・・・ああ。そういう意味ではないよ。全員警戒を解いてよし・・・やすめだよ」

「あ・・・」

「・・・・どうなってるのよ、これ」

「さて・・・レン君。お父さんからカードをもらったということは、力に関しても許可を得たと考えていいかな?間違いないかい?」

「!?」

「わたしと仁さんは、もと上司と部下の関係であり、それ以前に家族ぐるみの付き合いがあった。君の母、エリィン様とも。警戒しないで、正しく教えて欲しい」

「・・・母さんと・・なら。正しくは、20歳になってからです。今日は特別だと許してくれました。あとむやみにすることは僕も、父も望んでないけど」

「・・・・・・そうか。ふむ。おおむね、予想通りか。レン君。その考えいつまでも保って欲しい。君の力は、想像以上にすごすぎてね。こんな大げさなことが必要だと、ずっと前に君の両親と私で話していたんだよ」

「とうさん・・何も」

「あの人のことだからね・・・。そこが予想通りだよ。わたしも随分苦労していますよ」

「います?」

 明日香さんが警戒を解いて、理事長の動向に注目している。

 うわぁ・・なんだろう。親子ってここまで険悪になれるのかな。

 それをみて一瞥しすぐぼくに視線を戻す理事長。

 ぎゅっというグローブ?らしき音を聞いたけど、聞かなかったことにしたい。

「コホン。私は結構な範囲で顔が利く。ここにいるメンバーだけでなく、君が知りたいこと、伝えたいこと、やりたいこと、したくないこと、頭にきたこと、悲しいこと。なんでも相談して欲しい。あとはお父さんの言うとおり、そして君の信念の赴くままに、過ごしてもらってかまわないよ。この認証は、そういう約束をするためだけに作られたから。君に不利になることは、万が一にもないよ。本当だと約束しよう」

「と・・言われても」

「仰々しいからね、このプログラム。今は信じて欲しい。そうだな・・・何か聞きたいこと、質問はあるかな?」

「特には・・・帰りたいです?くらいかな」

「あははは!まぁそれでいいと思うよ! これは君も思うことがあるだろうからね!お父さんとの力の約束とか、なんやらね。私が信用できないのも無理はない! ただ、ほら、わたしから図々しい質問したことはないだろう?」

「そ、そうですね」

「お父さんに聞いてからでもいい、何でも頼ってくれ。それと仲良くなって欲しい。そうだな、私の娘でもそこにいる子達でも・・・『禁句です』・・・」

「これもか・・えっとまぁ嫌いにならないでほしい。かな。・・・・」

 なんだこれ・・・

「おお、これはセーフみたいだ。君に変な先入観を与えないようにしてあるんだよ。このプログラムもどうなっているんだか・・・すごい技術だ」

「り、理事長!どうなっているの?・・ですか?これは?」

 きょとんとした理事長は、そこで周りを見渡しひとしきり笑った。

「簡単に言うと極秘だよ。極秘にするように前から決まっている。君らは偶然居合わせたに過ぎない。質問は山ほどあるだろうが、いいね、これは極秘だ。彼のことをなにかの見世物のように、対象やターゲットのように見ることも禁止する。好奇心による詮索も無論。放任が指示といえば指示だ。本人と仲良くなって聞くのはありかな・・・友達とかいや「禁句です」・・・・こういうのもダメらしい。分かるだろう?わたしからのこんなありていの示唆さえも禁止されて、本人の意思が尊重されている。いいかい?国家レベルでだ」

「ふざけないで! そんなことがあるの!? ちゃんと説明を!」

「分をわきまえたまえ!」

「「「!?」」」

「失敬。レン君が困っているだろう。だいたい、デリカシーを守れといっているに過ぎないぞ私は。能力にかんしては特にと、言うくらいだ。聞きたければ彼に聞けばいい。答えるのはレン君次第なんだ。まぁ聞ければだがね。私が知るところでは、彼は、今日この日まで、一生徒として成績でしか見られていないようだが? 能力が秀でているかもしれないだけで友達になってくれ?といえるほど積極的にぶつかった人間もいないようだ。どういうことだろうな」

「そ、それは」

「ちがうもん」

「いや、すまん、ちと張り切りすぎたかな。要はレン君の価値感からするとどうだということだ、まぁ見てくれがここまで代わるとは・・・思わなかったけど私だったら友人になっていた自信があるな。彼はカメラで見ていただけでも面白かった」

「え!?」

「冗談だよ」

「・・・・」

「さ、終了したいが。レン君については任務と思い極秘を貫くように。あ、これは本当に重罪だから気をつけたまえ。じゃ、レン君! 君が終了と思ったらそういってくれ」

「しゅ、終了?」

『プログラム停止、消去処理・・・・良い人生を愛しき我が息子へ』

「・・・・す、すごかったけど、と、とにかく帰ろうかな・・・カードを帰していただいても?」

 ゆっくり席を立ち、ぼうぉっとしてる礼先生に言うとどこか気が抜けた感じて僕に返してくれた。

 瑠璃ちゃんもしがみついていた手をのけてくれていた。

 せっかく久しぶりの会話ができないのは残念だけど・・・

「じゃ、瑠璃ちゃんまたね」

「え・・・・!あ、はい!!!」

 すごく大きな声にびくっとしてしまった。

「あ、あはは」 

 とドアノブを握った・・・あれ?あかない!?

 帰るかえる!!帰るぞぉ!

「あ、使っちゃった・・・ただいま・・・」

 えっと・・・・そうだ!!!

「父さん!!! 父さん!聞きたいことが山ほどあるんだけど!!」



こんな形で、埋め合わせしていきたいと思います><

またせてしまって申し訳ないです><とりま異世界、今後の展開決まり次第、とんとん再開させたいのは私も同じです><できれば、こちらも、あちらも感想とかあればと切望します><。。


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