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登場人物

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■登場人物

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 ■五十嵐奈由 突撃兵 兵長

  通称 へ〜ちょ


 本小説のタイトルのヒロイン。年齢不詳だが、見た目から若い(10〜20)と思われる。

 一応はぐれてしまった兵隊たちの中で一番階級が高いので、隊長をやっているが、有能というわけではない。

 むしろ、役立たず?

 へ〜ちょというあだ名は、階級の癖にどじっ娘な彼女に親近感を持った、浜田二等兵らによって付けられた。

 得意技は無謀突撃という名の、ただのタックル。だが、まともに食らったら、大の男でも一メートルは吹っ飛ぶ威力をもつ。

 小さい体に無限のパワーである。


■山崎健一 突撃兵 二等兵

  通称 山さん(山ちゃん:五十嵐)


 はぐれ部隊の筋肉要員。頼れる皆のお父さん役。けど、そろそろ三十路なのか、少し親父くさいところも。

 元はフランス軍外人部隊に在籍していた過去を持つけど、その経歴を一切無視されて陸軍の部隊に二等兵として配属されたある意味かわいそうな人。

 外人部隊ではスナイパーだったんだけど、なんだか肉弾戦ばっかりしている。

 あと、スポーツになるとやたら張り切る人。


■浜田夏雄 工兵 二等兵

  通称 浜田(なっちゃん:五十嵐)


 はぐれ部隊のバランス要員。地味だけど、気の利く優しいお兄さん役。本当に地味。地味な20歳前半。

 本土に弟・妹を残してやってきた大家族の長男。父・母は既に他界しているので、残してきた弟たちの事が心配だけど、弟たちを徴兵されるわけにはいかないのでがんばっている。はずだったんだけど、はぐれてしまった。

 本作のヒロイン、五十嵐にホの字。五十嵐も、ひそかにホの字。なので、両思いなんだが、中々煮え切らない。

 日本美乳党という、貧乳をこよなく愛する党の党員。しかも、天然ドジ娘とか、天真爛漫元気娘が好き。そのため、五十嵐にはスタイル的にも性格的にもかなりストライクゾーンである。

 上記のように書くと、危ないお兄さんのようだが、いたって健全な人である。

 あと、作中にて女装経験有り。


■大島五郎 輜重兵 一等兵(元少佐)

  通称 大島(島ちゃん:五十嵐)


 はぐれ部隊のブレイン要員。かなり危ない切れ者役。実は隊内随一の博識人にして、ツッコミ役。見た目に5歳くらい若そうな20歳代。

 元日本軍士官学校卒業のエリートだったらしいが、何の因果か今は輜重隊員に。いわゆる左遷されたらしいが、本人は特にも気にしていなさそうな様子。ただ、直接の原因になったと思われる、高部大佐には複雑な心境を垣間見せる。

 どっかの掲示板に感化されたような喋り方をするが、たまにマジになると、言わなくなったりする。逆に言ってしまえば、その口調の間は、余裕って事の表れ。

 あと、犯罪や軍規違反を、よくも考えずたやすくやってしまうような、危ない面も多々ある。


■高部 由紀子 陸軍大佐

  通称 鬼の高部


 陸軍のエリート街道まっしぐらな女仕官さん。大島と同期で同い歳だが発育がよく、大島とは身長差がある。

 どうやら大島の左遷にかかわったらしい人物。が、どうやら大島の事を好いているらしいという一面も見せる。

 極度のパソコン音痴で、大島の指示がないとOSの終了すら出来ない。そのことで、大島には過去に多大な迷惑をかけているらしく、邪険に扱われている。

 先述のように非常に発育がよく、胸はそこそこ(日本人女性の平均よりは)大きい。スタイルも良い。さらに、顔も良い。けど、本当は無茶苦茶乙女チックな本性を隠していたりする。

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