開眼
学校へ、
ミミもついて行った。
俊は、「離れて」と言ったので、ミミは遠目で。
「じゃあ、私、帰るわね」
そう言って、ミミは学校を後にしようとした、
その時、
!?
すべてが暗黒に包まれた。
ミミは立ちすくむ。
しかし、俊の事を思った。
「俊!」
「ミミ!」
俊が、ミミの所に駆け寄った。
俊も、この世界にいるようだ。
「はやくここから、出よう」
俊が言う。
「ええ」
と、ミミ。
そこに、仮面をかぶった、人が寄ってきた……。
背は低い。
ミミがそれに、魔法の杖をかざした。
スイーターマンの仮面が割れた。
「!?」
それは、
「守君!」
ミミが駆け寄る。
倒れた守君を、俊が抱きかかえた。
「守君!どうして……?」
俊が言う。
「僕、人に……仮面をかぶせられて……」
ごふっ……
血を吐く守君
「いじめて……ごめんな、俊……く」
守君の幼い手が、力を失った。
「守君!」
もう、動かない、その、うつろな目。
俊は、守君の、顔が見たい。
そう思った。
悔しがる、俊。
「くっそーー!」
光が……
俊に、光が、そそぐ。
俊は目を開けた。
「俊!」
「ミミ……君の顔が」
やっと……見えた、