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守君
守君を見に、ミミが学校に行った。
担任の先生によると、
守君は、あんまり他の子ともうまくやっていないらしい。
「あんまり、彼を責めないでほしい」と、先生は言った。
ミミも、そうしたいと思っていた。
教室に行くと、守君が、俊をいじめていた。
あの、電流を流すという機械を俊に当てている。
「俊!」
ミミは慌てて駆け寄る。
「わーい、女に守られてやんのー」
そう言うと、守君はあっかんべーをした。
「ぼ、僕は、守られてなんかっ……」
俊は泣き出した。
「こらっ!守!俊に謝れ!」
ガキ大将の、一括で、なんとか、この場は収まった。
が、
俊は、その後、守君の事を、気にしだす。
守君との別れも、知らず。




