いじめ
俊が、怪我をして帰ってきた。
ミミは驚いて聞く。
「どうしたの?」
すると、俊は泣き出した。
……こういうことだ。
俊が、クラスの子に突き飛ばされたのだ。
明らかに、「悪意」があったか、
クラスの子らは、「あった」子と、「なかった」子の二手に分かれた。
しかし、悪意はないようで、あったのだ。
明らかな、悪意ではないのか。
その子は、名前を、守君と言う。
その子は、俊を、じっと見ていたという。
なにを、そんなに見ていたのか……?
それは、分からない。
しかし、俊は言った。
「電流の流れるものを、腕に当てられていた」と、
悪意は、あった。
だが、学校では、俊は言わないので、真相は謎に包まれた。
「ミミと、守君に言いに行こうか?」
そういうが、俊は、絶対にやめてと、強く拒否した。
ミミは、俊を心配する。
が、俊は、次第に友達を作っていった。
「俊、よかったね」
ミミは、心から嬉しそうだ。
次元が歪む事は、最近ない。
スイーターマンの事は、謎に包まれたままだ。
しかし、俊に、何をしようとも、
ミミは、俊を守る。
そう思っていた。