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仮面舞踏会

 

 俊は目が見えない代わりに、他の機能は人より発達していた。

 ミミは彼に、何かを掴んでほしかった。


 ミミは、違う星から来た。

 そして、ミミと一緒に、悪いスイーターマンというやつらも、やってきてしまった。

 そして、それらは、ミミにコンタクトを取って来た。


 ミミは、スイーターマンの事は「関係ない」とタカをくくっていた。


 しかし……




 「俊?」

 今までいてた、俊が何処かに行ってしまった。


 ミミは心配になった。

 外は危ない。


 ミミが俊の家の外に出た。


 その時だった。


 空間が歪む。

 こんな経験は、今までなかった。


 困惑するミミ。


 


 目を開けると、

 そこは、パーティー会場。


 仮面をつけて、ドレスアップした人たちが踊っている。


 人?


 いや、


 スイーターマンたちだ。



 「俊!」

 ミミは俊を探した。


 すると、スイーターマンは、ミミに剣で、突き刺そうとした。


 キイン……!


 ミミは、自分の武器、「魔法の杖」を出して、応戦。

 「俊!いるの?どこなの!?」 

 ミミは叫ぶ。


 俊は、ミミに駆け寄った。

 「ミミ!」

 「俊!大丈夫だった?」

 「うん……でも、ここ、どこなの?」


 俊は目が見えない代わりに、空気の流れを読むことができた。


 「なに?この……すえた臭い」

 「すえた?」

 「うん、こんな匂い初めて嗅いだよ」


 スイーターマンが、ミミから俊を奪おうとする。

 ミミは、杖で、スイーターマンを刺した。


 「キファア……!」


 そう叫んだ、スイーターマンは、破裂した。

 「俊!こっちよ!」

 俊の手を掴んで、ミミは走った。


 そして、

 「星よ、輝きたまえ!」

 杖から、何かの気流が生じる。


 「アクア・サイクロン!」

 幻の水が、スイーターマンを流していく。


 空間が歪んだ。



 「俊!」

 そこは、俊の部屋。


 俊の手を掴んでいたミミは、安堵のため息を吐いた。

 

 「もう、大丈夫よ。俊」

 「うん、ミミ」



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