ミミの星
「俊!見えるの?見えるのね?」
ミミが俊の肩を持つ。
「うん!ミミ、君って可愛いな」
ミミは、その言葉に照れる。
「守君は!?」
俊が、そう言って、守君を見た。
守君はもう、すでに息絶えていた。
「……くそう」
俊が、歯を食いしばる。そして、立ち上がった。
「スイーターマンめ!僕が相手だ!かかってこい!」
そう、叫んだ俊を、ミミはドキドキして見つめた。
「と、俊……」
辺りは、眩しくなり、舞踏会が始まった。
俊は、スイーターマンに、怒りの鉄槌をかました。
どんっ!
スイーターマンは、煙を出して、消滅した。
「こい!僕が全員倒してやる!」
俊はそう吠えた。
ミミは魔法の杖で、スイーターマンを突く。
シャーーン!
綺麗な音を出して、スイーターマンは消滅した。
「俊!貴方は目をつむって!」
その声に、俊は目をつむった。
「アクア・サイクロン!」
幻影の水が波を立てる。
スイーターマンは消えていく。
空間が歪む。
「ここは……?」
そこは、森の中。
「俊……」
ミミは、目を見開いて言った。
「ここ、スイーターマンに滅亡させられた、私の星……」