人物設定
主要メンバーを少しだけ公開してみました。
今後増やしていくつもりです。
またどこか作者の気付いていない矛盾などがありましたら
どんどん指摘してやってください。
スレッド・T・フェルスター
年齢:18歳
クラス:紋章術士
使用武器:紋章手甲
本作の主人公。紅い髪の青年で、幼い頃森に捨てられていたところを育ての親フォルス・T・バーストバインドに拾われ、育てられた。フォルスによって紋章術を学び、基本的な紋章は一通り使用できる。更に護身術程度に教えられた格闘術は才能があったのか、格闘術だけでランクB程度の魔物なら圧倒できるほどの技術を身につけている。紋章術師としては上の下程度だが、紋章術と格闘術を組み合わせることで実力はギルドのS程度の実力を持っている。
山育ちの為、あまり常識を知らないところがある。その為、色んな物に興味を示し、様々な事件に巻き込まれていく。それでもフォルスの教育がいいのか、善悪の区別はしっかりとついている。
スキル:合体紋章
二つの異なる紋章を重ね合わせることにより、紋章術の力を増幅させる。世界で使用できるのはスレッドのみで、使用時間は約15分。
ライア
クラス:氣獣
スレッドの相棒にして氣獣。氣獣ではあるものの、意思を持っている。核にはスレッドが刻んだ各種の紋章があり、スレッドから与えられた魔力で紋章術を使用することが出来る。基本的には牙と爪で攻撃する。
身体が氣で構成されている為、スレッドの意思によってその姿を変化させることが出来る。基本の姿は狼であり、鳥やネズミ、蛇等にも変化し、スレッドが意識すればライアの見聞きしたものをリンクすることが出来る。
第七章でドラゴンの爪を飲みこんだことにより身体を狼の姿で固定させてしまったが、その分大量の魔力と古代紋章を手に入れた。
ミズハ・カグラ
年齢:
クラス:剣士
使用武器:刀
黒い長髪の女性。アーセル王国評議会議員二クラス・カグラの娘で、自分の将来が決まってしまっていることを疑問に感じ、冒険者となるべく屋敷に仕舞われていた刀を持って飛び出した。その後、冒険者としてギルドに登録し、一人でクエストをこなしていった。元々自分の力を試したいということもあり、ミズハは誰の誘いも受けずに冒険を行なう。順調にランクを上げていったミズハは、ランクCの時にスレッドと森の中で出会う。
性格は実直で、曲がったことが嫌い。軟弱な男が嫌いで、真っ直ぐに前に進んでいくスレッドを好ましく思っている。第三章の結婚騒動でスレッドのことを意識するようになり、ブレアがスレッドを気になっていることに気付いて、自分の気持ちに気付いた。
スキル:血の紅
カグラ家に血によって受け継がれる力。代々女性にのみ受け継がれ、灼熱の炎を自在に操る力。発動中は髪が黒から紅に変化し、身体の周りに炎を纏わせる。
ブレア・フェンテンス
年齢:17歳
クラス:紋章術士
使用武器:杖
白髪の女性。出身はアーセル王国の東、ブルドス地方の田舎町。幼い頃まで家族と共に生活していたが、ある時魔女の眼が発動し、左目が蒼く輝いた。それを見た家族はブレアを見捨て、村に一人追い出された。しかし、彼女には行くあてもなく、魔女の眼を持つ彼女を助けてくれるものはいない。ブレアは自力で眼の発動を抑え、何日もかけて街の図書館で勉強し、街にいた紋章術士を観察し、紋章術を覚えていった。その後冒険者となって生計を立てる。様々な冒険者と共にクエストをこなしてきたが、魔女の眼によって忌避されたり、自分から離れていった。そんな頃、アーセル王国で魔物の襲撃があった時にスレッド達と出会う。
常に無表情で、独特な喋り方を行なう。頭の回転は速く、常に冷静に物事を俯瞰している。だが、力のことになると急に弱気になり、上手く言葉を紡げなくなる。
自分の眼を知らなかったとはいえ、簡単に受け入れて、大切な仲間を呼んでくれるスレッドに好意を抱き、現在ではミズハと良きライバルとしてスレッドを狙っている。
スキル:魔女の眼
世界に漂うマナを見通し、操ることが出来る。マナを操ることによって紋章術の力を増幅させ、更には相手の紋章術を無効化させることも可能だ。だが、その力は強力すぎて、人々からは忌避されている。