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ぎゃっぷ  作者: Yuyu
5/5

あっという間に結婚

婚姻届出すときどんな気持ち?

可憐から連絡が来てから、一ヶ月後。俺達は婚姻届を出し終わっていた


「早くね?結婚までとんとん拍子にいったな」


そう可憐が辞表を出して、いや言って?から俺の両親に結婚の電話をして、結婚指輪を選んで、俺の会社に報告をしたりとまあまあ忙しかった


そうして忙しい一ヶ月を終えた後、婚姻届を出したところだ


ちなみに宝くじが当たったことを可憐には伝えてある


その時に可憐が言った言葉が


「ふーん。じゃあそれは文人が管理していてね。あ、何か大金を使うときには相談してよね」


と、俺が恐れていた事態が起こらなくて良かった


これでじゃあその金よこせと言われたら、人間不信になるところだった


婚姻届を出した後は、今日中に俺の両親とご飯を食べる約束をしている


可憐の親は、父親が行方不明で母親は蒸発している


だから、今回は家の両親と俺達4人での顔合わせとなる


兄貴や姉貴は呼ばない。可憐は会ってみたいと言っていたが、全員の予定を合わせるのに時間がかかってしまう


そうして、夜になって両親が予約してくれた居酒屋に行く


「こういうのってホテルで食べるもんじゃないの?」


「え?別によくない?私ホテルでよくわかんないフレンチ出されたって、美味しいとか言えない気がする」


「ま、それもそうだな。食べ慣れた大衆向けとかのほうが美味しく食べられるな」


「うんうん」


2人で頷いていると、目的地の居酒屋に着いた


チェーン店というよりも個人でやっているお店だそうだ


なんでも父の知り合いのお店らしい


そうして早速中に入ると、すでに両親は来ていたようで、こちらに手を挙げておーいと呼んでいる


「お待たせ」


「すみません、お待たせ致しました」


「「…」」


俺達が席に着きながら、両親に挨拶するとなざか無言のままだ


無言から立ち直ったらしい母親が俺にちょいちょいと手招きをして呼んでくる


「なに?」


「ちょ、ちょっと何であんたなんかにあんな美人な子が嫁に来てるのよ!?あんた騙されてるんじゃないでしょうね!?」


小声なのに大きい声で問いただしてくるという、ある意味高等な技術で詰め寄ってくる母親に苦笑しながら答える


「別におかしくはないよ。言ったじゃん、昔からの知り合いだって」


「でも、あんな芸能人みたいな子と結婚出来るんだなんて、あんたあの子の弱みでも握っているんじゃないでしょうね」


母親の誇大妄想に自分の子どもくらい信用しろよと思いつつも、否定しておく


「ごめんなさいねぇ、ちょっと親子の会話があって無視した形になっちゃって」


「いえ、大丈夫ですよ。改めまして佐藤可憐です。いえ、今は獅童可憐ですね。お義父さま、お義母さま挨拶が遅れて申し訳ありません」


凄く丁寧な言葉で可憐が挨拶をした


「あらぁ、丁寧なご挨拶ありがとうねぇ。私たちなんて大層なもんじゃないけど、文人の母の小百合です。こっちが父親の文太よ。こちらこそよろしくねぇ」


「父の文太です。よろしくお願いします」


「ちょっとお父さん!可憐さんの前だからって硬いわよ」


「む、むぅ」


母親はいつも近所の人と会話するときみたいなマシンガントークで話してくるし、逆に父親は普段のうるさいくらいの声で話してこない


こういう場所での対局的な反応の両親に俺は思わず笑ってしまう


「それと、今回は私に両親がいないということで、お二人にはご迷惑をおかけしたと思いますが、大丈夫でしたでしょうか?」


「ああ、いいのよ。そんなの可憐さんのほうが苦労しているくらいなんだから、変に遠慮しなくていいんだから」


母のその言葉に可憐はありがとうございますと笑顔でお礼を言う


そうして、挨拶も早々に食事に入る


食事もしながらも、会話が進んでいるが、ほとんど女性だけの会話になっている


仕事は何をしていたのかとか、趣味はなんだとかそういう内容だが、風俗をやっていたことはさすがに話していないが、会話が弾んでいるようだった


途中で俺がトイレに立つと父親もついてきて、2人で話すことになった


「お前はあの子が結婚相手で良かったのか?」


「うん。変な人と結婚するよりかは万倍良いと思ってるよ」


「そうか」


会話はそこで終わったが、父親との交流なんてこんなもんで十分だろう


トイレから戻って、その後も食事が終わるまで、会話は止まらなかった


義理の両親との会話なんて面倒臭いだろうに、可憐は一つ一つちゃんと答えていた


そうして、顔合わせが無事に終わって、解散となった時に父親が


「可憐さん、こんな息子ですが、根は腐っていないと父親の私から見て断言できます。なので息子のことどうぞよろしくお願いします」


そう言って深く頭を可憐に下げていた


「はい、私もそのことはよく知っています。なにでご心配されないでください」


少し困ったように、そして共感するように返事を返すのであった


そのあとは、それぞれ帰路につく


俺と可憐はまだ一緒には住んでいない


俺のアパートじゃ狭すぎるし、可憐も似たような感じだ


だから、2人で物件を探してそこで新しく一緒に生活しようと話し合っているのである


さて、次の休みから2人で良さそうな物件を探して行こうと思う


でも今日は少し飲みすぎたので、可憐を送った後は家で爆睡した

親は子どもが大事なのが普通

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