『無二の才女』怠惰を嫌い、邁進します。私が愛するのは『爆弾』のみなので無能王子や勇者からの求婚もお断りさせていただきます。
『無二の才女』と称されたサルビア・レーシック
人々の平和のために魔術爆弾の追及をしていた。
“超新星爆発”の域まで破壊力を高めれば、魔王を倒せる
勇者とされる者に私の開発した“武器”を渡しさえすれば――。
ところが革命が勃発、救おうとしていた、他ならぬ民の手にかかり
私は暗い石牢へと閉ざされる。
幼き頃から共に夢を語った婚約者、同志諸君も、私に罵声を浴びせた。
絶望の底で、霞んでいく意識の中、私の手には爆弾が握られていた。
どうせ死ぬなら魔王軍の手にかかって死にたかったのに…
こんな事って無いッ
点火ッ…!
すべてが光へと包まれる、その時、私は自分の人生を思い起こしていた
人々の平和のために魔術爆弾の追及をしていた。
“超新星爆発”の域まで破壊力を高めれば、魔王を倒せる
勇者とされる者に私の開発した“武器”を渡しさえすれば――。
ところが革命が勃発、救おうとしていた、他ならぬ民の手にかかり
私は暗い石牢へと閉ざされる。
幼き頃から共に夢を語った婚約者、同志諸君も、私に罵声を浴びせた。
絶望の底で、霞んでいく意識の中、私の手には爆弾が握られていた。
どうせ死ぬなら魔王軍の手にかかって死にたかったのに…
こんな事って無いッ
点火ッ…!
すべてが光へと包まれる、その時、私は自分の人生を思い起こしていた