まいらぶ スピンオフ【はじめてのおつかい~卓くん大阪~】
まいらぶ スピンオフ【はじめてのおつかい~卓くん大阪~】
はじめてのおつかい!
今日は石田卓くん(27さい)がひとりで大阪におともだちの誕生日のために行くんだけど、1人でいけるかなー?
どーれーみーふぁーそーらしど どしらそふぁーみれー
さぁ出かける前に忘れ物確認して、
「鞄もったー!スーツケースもったー!携帯もったー!よしっ!」
大丈夫みたいだね!
「じゃあいってきまーす!」
元気良くいってらっしゃーい
「なんか忘れてる気が………」
ん?どうしたのかな?
「あっ財布と、新幹線の乗車券!」
ありゃりゃ…最初から大丈夫ー?
「危ない危ない忘れるとこだった」
ホント気をつけてねぇ!
「今度こそオッケー!いってきまーす」
もう忘れ物はないみたいだねぇ
少し遅れちゃったけど電車の時間は大丈夫なのかな?
「やばっ!電車乗り遅れる」
あぁほら走って!転ばないように!気を付けて!
「ふー間にあった!」
危ない危ない…さぁ東京駅までしゅっぱつしんこー!
きちんとお利口に電車に乗れるかなぁー
あれ?卓くんなにやらキョロキョロしているけど、どうしたのかなぁ
「良かったら座ります?」
あっ!赤ちゃん抱いてるお母さんに席を譲ってあげたんだ優しいねぇー!卓くん!
『次は、東京!東京!』
東京だって次で降りるよ。卓くん?
『終点東京駅ー』
卓くん!ほらぼーっとしちゃダメ!
「あっ!東京駅!すみませんー!降りますー!」
卓くん。終点だから言わなくて良いんだよ!
「東京駅ついたぞー!次は新幹線に乗らないと…」
そうだね!さぁ気を取り直してしゅっぱつしんこー!ってあれ?スーツケースがないよ?
「すみませーん!スーツケース忘れてますよっ!」
あっさっきのお母さん!
「あっ!俺のスーツケース!?忘れてた!」
走って駆け寄る赤ちゃんを抱いてるお母さん。目の前に置いていちゃったんだねぇー
「ありがとうございます。忘れるところでした!」
本当に気を付けないとね!
「それで、俺どっちにいったら良いんだろ?」
あれ?卓くん。迷子かな?
「まぁ適当に行けば大丈夫だべ」
本当に大丈夫?
「30分もあるし!いけるいける!」
本当に大丈夫?
あと10分だよ!大丈夫!?
「わ、わからん!こういう時は、、!?」
こういう時は?
「駅員さんにきこう!」
そうだねっ!駅員さんに聞くのが一番!
最初からこうしていれば良かったのにね
「新幹線のホームは反対側ですよ!何分の電車に乗るんですか?あと10分!?ギリ間に合うかですね!改札を抜けた3番乗り場ですよ!急いで」
急いで卓くん。乗り遅れちゃうよ!
「やばいやばいやばい!間に合うかー!?」
よし5分で改札についたよ!後はホームに向かうだけ。
ってあれ?改札通れてないねぇー
「えっ?なんで?」
「乗車券を入れた後に乗ってきたICカードタッチしてくださーい!」
「これか!よしいけた!間に合うか!」
急げ卓くん。
「お客様!切符取り忘れてますよ!」
「あぁっと!」
ほらほらなにやってるの?あと3分しかないんだから!
「あれ?何番線だっけ?」
うぉーい!覚えといてねぇー!あと2分
「すみません!何番線?あっ3番線!あっここ!」
あと1分!
『まもなく新大阪駅行、発車いたします』
「まにあえーー!」
卓は急いで乗り込んだ。
それと同時にと扉がしまった。
ギリギリだったねぇー。卓くん
駆け込み乗車は本当はよくないんですよ。
「えーっと俺の座席は…あっ、ここの号車だ!ラッキー!」
卓くん。座ってようやく落ち着いたね。これで何事もなく大阪へいけるねっ!
あっほらもうすぐ新大阪駅だよ。
卓くんの冒険もようやく終わりが見えたね。
そうそう、次はスーツケース忘れないでね。
さぁ新大阪駅着いたよ。
ほら目の前に海斗君が見えたよ。
これで卓くんの冒険もおしまいだね。
ちょっぴり成長した卓君。
さぁ大阪でめいっぱい遊んでおいでー。




