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日常で世界を変える(喜早編)  作者: mei


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9月21日 朝食

 今日は、目覚めがよかった。昨日、柚月たちが届けてくれた段ボールに入っていたから、朝ご飯に困ることもなかった。俺は、カーテンの外から朝日が差し込んでいく。俺は、アパートの一室で、座っていた。朝から、サッカーの練習をして大学の授業を受けて、またサッカーをするという一日だった。朝の練習をするためにもまずは朝食をとることにしたのだった。

 俺は、キッチンへ向かう。そして、冷蔵庫を開けると、昨日届けられた野菜や果物、スーパーで買った牛乳や卵が並んでいた。何を食べるか迷う。サッカーの練習がなければ朝は食べないが、あったら食べなきゃもたない。冷蔵庫の中から、卵とソーセージを取り出した。目玉焼きとソーセージ焼きを作ることにした。眠たいけど、早くやらないと朝練に遅れてしまう。俺は、フライパンを火にかけた。卵を割り入れ、ゆっくり火に炙られるのが見える。その卵の横で、俺は切れ目を入れたソーセージを焼いていく。

 ゆっくりと火を通った卵とソーセージはふつふつとフライパンの中に動き回る。卵の黄身がとろとろに溶け出している。チーズがこんがりと焼けてきたのはとても美味しそうだ。最後にハムを隅にのっける。卵とソーセージに胡椒を振って味を調え、お皿に盛りつけた。本当に一人暮らしらしい料理だった。これだけだと、栄養がとれないと思い、サラダを食べることにした。冷蔵庫からレタス、キュウリ、トマトを取り出した。これは、一昨日、スーパーで買ったものだ。食べやすい大きさにカットした。さっきの皿と一緒にドレッシングをかけてテレビの前に座った。

 本来ならここに、オーブントースターでこんがりと焼いたパンも入れたいところだったけど、もうめんどくさいからやめた。朝のニュースを見ながら、ソーセージをむしりつく。シャキシャキした食感がとてもよかった。そして、ドレッシングがかかったキュウリやトマトを食べていく。もともと野菜が好きじゃなかったけど、これもトレーニングだと思い、一生懸命食べていく。卵は、絶妙に黄身がとろとろだ。ゆっくり黄身が溶けて落ちていく。最後に入れたハムの塩気と最後に絶妙にマッチしていて美味しい。ささっと口の中に入れて、俺は全てを食べ終えた。食べ終えた皿を流し台に置いた。水だけかけておき、洗うのは後にすることに決めた。俺は、冷蔵庫からお茶を口の中に入れた。その勢いのまま、洗面台に向かい、俺は歯磨きをし始めた。

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