8月27日 春翔家
だいぶ眠気が迫ってきていた。昨日から、春翔の家でずっとゲームをしていた。日付が変わり、俺たちは風呂に入って、眠る前までもう少し。時刻は、もう1時を過ぎようとしていた。最近、この時間まで起きていなかったので、目が閉じそうになってきた。春翔を見てみると、ベットでスマホを触っていた。俺も、眠たい目をこすりながら、春翔が言っていたサッカーのポジションを考えていた。
俺 「でも、やれる気ねぇな」
俺の情けない反応に返してきた。
春翔「そうか?お前ならやれるよ」
春翔の家のソファに寝転んでいた。
俺 「うーん」
春翔「そんなに嫌か?」
あくびが出てしまった。
俺 「嫌っていうより、相手がなぁ、、、、」
春翔「ビビってるのか?」
俺はうつ伏せに体勢を変えた。
俺 「もう、ビビるものはねぇよ」
春翔が言っていたポジションには、キャプテンの外山がいるのだった。とてもじゃないけど、アイツに勝てる自信なんてなかった。でも、春翔の言っていることも理解できた。
春翔「でも、戦略としては悪くないだろ?」
俺 「まぁ、やろうとしてることはな。でも、賭けだろ?」
春翔は、電気を消した。クーラーはつけてるが、まだ暑さは残っていた。
春翔「賭けじゃねえよ。敗れても、他のポジションで試合に出るだけなんだから」
春翔が言っていることはどういうことなのだろうか?タオルケットを体にかけた。
俺 「だったら、ポジション変える必要ねぇだろ?」
春翔「わかってねぇな」
電気を消したが、時間が経ったこともあり目が慣れてきた。俺の方を見て、春翔は、話してくれていることがわかった。
俺 「ん?」
俺の方も向きを変えて話をした。
春翔「大事なのは、俺がいるってアピールすることだと思うんだよな」
なんとなく、春翔が言いたいことがわかってきた気がする。
俺 「ああ、、。なるほどな」
つまり、俺がキャプテンの外山とポジション争いをすることによって監督が俺への味方が変わっていくんじゃないかということだろうか
春翔「だって、外山が入った時の前のスタメンとお前が外山のポジションに入った時のスタメンは大きく変わるんだよな」
外山が出ると、前は、春翔、大屋、久保の1トップ。しかし、そのポジションに入ると、春翔、中山、佐江、山下の2トップ構成に変わるということだ、




