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Demise ~終焉物語~  作者: メルゼ
『Notturno capriccioso』
40/72

その33 「一週間」

時が止まり、まるで石像睨みあうパフェとミュールヒル。

その二人の時間の経過を示す様に風が流れていく。

「――それで、何を決めると言うのじゃ? まさか円卓の奴らみたいに正々堂々『よーいドン』で闘おう等と気が狂った事でも言いたい訳ではあるまい」

じりじりとぶつかり合う神気は依然そのまま、パフェは冗談めかして問う。

そんな挑発染みたパフェの問いには触れず、ミュールヒルはちらりと此方を一瞥するとフッと神気を消した。

「……取り敢えずはおめでとう、とでも言っとこうかな」

戦闘の意思が無いと伝える様に手をひらひらさせると、ミュールヒルはくるりと体の向きを変え、第九神と俺達が戦った辺りを見据える。

口調と外見からは想像もできない冷たい瞳がじっと何かを思索するようにゆっくりと左右に動いていた。

「よ~生き残ってくれた。ホント殆どうちの期待通りに事を運んでくれて感謝するわ」

此方を碌に見ずに嫌味な感謝の言葉を述べるミュールに、パフェは眼を鋭く細める。

「何が感謝じゃ。第九神に止めを刺し、結果吾らを救うたのはお主らじゃろうが」

鋭く、刃の様に尖ったパフェの視線を受けてもミュールヒルは此方を気にしたりせず、背中で言葉を受け止める。

「あれ以上第九神に行動を許したらうち等にとっても鬱陶しい事になるから排除しただけや」

―――それに、と付け加えながら振り向く。

「どーせあと一週間もすれば何もかもうちがぶっ潰すし、その一発目が少し速くなっただけや」

にっこりと、天使の様な頬笑みを見せる。

まるで大したことでも無い様にミュールヒルは軽く言い切った。

いや事実ミュールヒルにとってこんな事は正しく大したことは無いのだろう。

―――だが俺は……、俺にとっては……。

「―――っ!!」

ミュールヒルの言葉にぐっと体に力が入る。

どこか初めから諦めていた戦意に一気に火が付く。

こいつら終焉神ふじょうり共はまだ、奪い足りないと言うのか。

アレだけでは飽き足らず俺から零れ落ちなかった者すら奪おうと言うのか、と。

熱した鉄骨でも入れられたかのように右腕から激痛と共に芯の感覚が戻ってくる。

挑むような視線を受け、面白そうにミュールヒルは笑い、俺達を愉快そうな表情のまま睨み返す。

そんな俺とは対照的にパフェは複雑な表情で俺とミュールヒルに視線を走らせる。

「うちを止めたい? それとも死にたくない? ならうちを止めてみせえ。うちは逃げも隠れもせえへん。――――その代わり」

右手を水平に掲げ、ミュールヒルは桁違いの神気と共に巨大な鎚を出現させる。

「―――中途半端な覚悟で挑んできたらお前ら諸共即この都市壊したる。今の様な無様な行動晒すなら絶対許さんから覚悟しとけ」

大した音量でも無いのに辺りに響き渡る怒声の様に聞こえる。

ただの発破に気勢が削がれていく。

契約すら結んでいない第三神のその姿に体が震える。

修行と称して一度戦った時の彼女の強さが甦って来る。

止めなければいけないのに、正面切って止めると言う事が出来ない。

いや、目の前のコイツがそれを言わせない。

いくら心を強く持とうとしても圧倒的な力量差がそれすらも握り潰そうとする。

極寒の吹雪の中鳥肌を止める事が無理な様に。

灼熱の炎天下の中汗を止める事が無理な様に。

俺達を冷たく見据える目が、その魂がそれを許さない。

「―――――っ―――っ―――っ……くっ!」

口を開こうとしても空気が漏れるだけで、声帯を震わせることが出来ない。

俺達が反論しないことに満足したのか、眼を細めクスッと笑い再び口を開く。

「―――――ま、まだ無理か。だからうちからあんたらに提示できる選択肢は二つや」

巨大な鎚を無造作に地面に突き立て、ミュールヒルは二本の指を見せる。

その瞬間全身に受けていた神気が緩められ、強張っていた体の力が抜ける。

ぐらりと崩れそうになる体を気合と根性で持ち直し、続くミュールヒルの言葉に耳を傾ける。

「一つは一週間以内に此処から逃げる事。運が良ければ第二波を打たなくてもいいかもしれんからな」

提示された二本の指の内、片方の指を折る。

「もう一つはこの一週間以内に傷を癒し、うち等に闘いを挑む事や。うちとしてはこっちを選んで欲しい。なんせ態々一週間開けてるのはあんたらの為やからな」

「何故そんな事をする。お前がそんな手間を掛ける意味が解らない」

もしこいつが万全のパフェと闘いたいのであれば1週間と言わずに治るまで待てばいい。

ただ殺したいのであれば機会はいくらでもあったはずだ。

そのどちらもしないと言う事は何か別の目的があるのか。

或いは別にある本命の為の余興である可能性がある。

一週間空ける理由といい、俺はこいつらの目的が聞きたい。

「あれ? パフェ、まだうち等の目的教えてないん?」

意外そうな顔で首を傾げ、ミュールヒルはパフェの方へ視線を向ける。

「―――まあ、色々あったからの」

何処か、バツが悪そうに答えるパフェに俺にとって碌でも無い目的であることが推察できた。

「そっか、なーるほどなぁ」

得心がいったと、得物を舐めつける獣のような視線を向けられる。

「だったらこれで…………」

まるで子供が些細な悪戯を思いついたように、ミュールヒルは舌なめずりしながら何かを小さく呟く。

そして、瞬く間に顔を上げると軽やかな足取りでパフェの横を通り抜けて可愛らしく首を傾げながら俺の前に立つ。

「うちの目的はな、ある終焉神を殺す事や。その為には手段なんか選ばんよ。こういう風に―――なっ!!!!」

その言葉と共に鞭の様に撓ったミュールヒルの腕からスローモーションのように巨鎚が離れていく。

あっ、と思う間もなく郊外まで放物線を描き飛んで行ったソレは何も反応できずただ突っ立っている俺を嘲笑うかのように着弾した。

どんっ、と言う鈍い衝撃と共に瓦礫の粉塵が砂嵐のように駆け抜けていく。

ちらほらと疎らに住宅地があった爆心地そこは景色から削り取られたかのように痕跡残さず消滅していた。

確認するまでも無い、あの場に居た者は皆即死だ。

「どうして………、何で……こんな事をするっ?!」

左手を血が滲むほど握りしめ、ミュールヒルを殴りつけたい衝動を必死に抑えながら睨む。

まだ第九神との戦禍に巻き込まれた人達の供養すら済んでいないというのに、こうも簡単に新たな犠牲者が出る。

こうも簡単に現実が不条理に削りとられてしまう。

「どうして? 何故? ははっ、うちの話聞いてなかったん? 手段なんか選べへんって言ったやん」

「だからっ!! 何故こんな手段を取るんだと聞いているんだ!! そいつを殺したいなら勝手にすればいい、街の人々を巻き込む理由がどこにある?!」

立ち上がり、掴みかかれる距離まで近づき握り潰さんばかりの思念を込め、睨みつける。

「理由? そうやな…………あいつら実は第九神の手下やねん。ここで残党狩りしやなあんたら寝首掻かれる可能性があってんで」

あっけらかんにミュールヒルは言い切る。

あまりの真面目な表情に俺はミュールヒルの言葉が嘘なのか本当なのか解らなくなってしまう。

「っ!? …………いや…そんな……はずは……」

「引っ掛かるな主様よ。そんなもの嘘に決まっているじゃろうが」

揺れる俺の心情を真っ直ぐ正すかの様に、ぴしゃりとパフェは言い放つ。

「そう、嘘や。でもな、こんなんはいくらでも適当に理由作れんねん。嘘か本当かはっきりせえへん程度の理由やったらな。――――で、さっきのは嘘やけど、理由そんなもん聞いてどうすんの? うちの言いなりにでもなって掌の上で踊り続けたいん?」

「―――先に俺の質問に答えろ。街の人たちを巻き込むお前の目的はなんだ?」

睨みつける俺をミュールヒルは面倒くさそうに一瞥し、くるりと体を反転させると俺達に背を向け歩を進める。

「解らん奴やなぁ。そんな問い掛けに何も意味ないねん。あんたうちに善悪の問答でもする気か。正当な理由があろうが無かろうがあんたらがうちを止めたいんやったら力ずくで止めるしかないねん」

再び片手に巨鎚を出現させると今度は俺達に突き刺す様に構える。

先程と同じ様に神気の圧力がかかるが、今度は無様に硬直したりしない。

「それでもう一度聞きたいんやけどさ、次どんパチ殺る時はこの街の奴ら護ってあげるん? それとも今さっきの様にまた見捨てるん?」

「―――俺の問いかけにあんたは意味が無いと言ったな? じゃあ、あんたの問いかけには意味はあるのか?」

今にも沸騰しそうな脳味噌を冷却しながら、精一杯の皮肉をこめて言い返す。

「―――意味あるよ」

ピタッと、ミュールヒルから笑みが消える。

その意味を俺が察するより早く、軽く巨鎚の柄を握りしめたミュールヒルの右手とパフェがほぼ同時に反応する。

ワンテンポ遅れ、その場から離脱しようと足に力を込める俺の眼前に巨鎚が迫る。

全力ではないにしても手加減の一切無い本気の攻撃。

まともに直撃すれば先程の住宅地や第九神の様に粉々に壊されるヴィジョンが脳裏に浮かぶ。

―――概念心具みぎうでを使わなければ死ぬ。

そう本能的に判断し、右腕を付きだそうとした俺の前に、パフェは瞬時に立ち、漆黒の楯を張る。

「――――ッッッッ!!!」

漆黒の楯を張ったパフェが俺諸共ピンポン玉の様に簡単に弾き飛ばされる。

間一髪間に合った漆黒の楯はパフェの体の一部ごと粉砕し、余波で辺り一面の地面は剥ぎ取られたかのように削れ、塵となって吹き飛ぶ。

そんなミュールヒルの攻撃をまともに受けた俺達は数十メートル転がり、止まる。

「それ以上温いこと言うんやったら一週間待たずにここで殺そうかと思った。よかったな命拾いして、これなら上手くいけば半殺しで済むかもな」

まるで散歩でもするかの様に一跳躍で数十メートルもの距離を詰めるミュールヒル。

「―――コレは……少し洒落に、ならんの」

俺を護るために消し飛んだ片腕を瞬時に復元させながら、パフェは苦しそうに呟く。

「――だい……ッ!!」

大丈夫か、と聞こうとして言葉に詰まる。

大丈夫な訳が無い。

何事も無く腕を復元させたが、それは回復した訳じゃない。

同じ体を共有している俺だから解る。

コレは身体の濃度を薄め、創り出したその場凌ぎに過ぎない。

無くなった腕の部分が元に戻った訳ではないのだ。

全体にダメージを拡散させて、何事も無かったかのように見せかけているだけだ。

俺とパフェ共に今の攻撃によるダメージ自体もさることながら、第九神による攻撃で受けたダメージが甦り、体中から鈍い痛みが徐々にぶり返し始めている。

「主様、どうやら本気で彼奴は吾らとここで戦うつもりらしい」

体がそんな状態であるのにも拘らず、パフェは毅然とミュールヒルを見据え、マナを込め始める。

こんな状態で戦っても勝ち負けはおろか、生き延びることさえ困難だろう。

「カノンさ、自分が物語の主人公で心の底のどっかで頑張れば何とかなる、なんて思てへん? 第九神との戦いにも上手く生き延びる事が出来たし、次も上手くいく。みたいな感じで」

一言一言ミュールヒルが話すたびに彼女から放たれる神気の量が爆発的に増加し始める。

「だからこんなアホな墓参りなんか出来る。あんたは悲劇のヒーロー演じてる場合か? こんなことしてる間に街襲撃されるなんて考えられへんかったか?」

彼女が再び巨鎚を振るう前に何とか体勢を立て直さなければならない。

パフェは先程のダメージが抜けきっていないせいか、苦しそうな気配を感じる。

俺がここへ来たいと思ったからこうなったのだ。

だったら、俺が何とかしなければならないのに先程もパフェに命を救われた。

自分でも情けないほどに俺はパフェに甘えている。

この不条理と戦うと決めたのだ。

パフェにばかり頼る訳にはいかない。

先程パフェに護られたのなら、今度は俺が護る番だ。

その為には多少無茶でも俺一人で第一契約を結ぶしかないだろう。

マナを込め、鋭い痛みを発し始めた右腕に視線を送る。

一瞬、このまま戦って右腕が使い物にならなくなる未来を想像し、動きが鈍る。

その隙をミュールヒルが見逃すわけも無く、蹴り飛ばされる。

「―――っ―――っ!!」

咄嗟にガードした左腕は肘からもげ、それでも威力を殺し切れず肋骨を何本か折られる。

「主様っ!!」

駆け寄ろうとするパフェがミュールヒルに阻まれ止まる。

ミュールヒルはそんなパフェを牽制しながら俺に近づく。

口から血を吐きながらも情けを掛けて足技にしてくれたミュールヒルに感謝するしかなかった。

心具を使われていれば間違いなく俺は死んでいた。

そんな俺を軽蔑するかのようにミュールヒルは見下す。

「甘いねん覚悟が、温いねん考え方が、足り品ねん執念が。何もかもが期待以下。前にあったあの時から順調に成長しただけ。そんなんでうちらを止めれる訳無いやろ。―――――いや、もうええわ。口で解らんようなら徹底的に体で教えたる。修行partⅡってとこや」

そう言うと現状でも桁違いのミュールヒルの神気が更に跳ね上がる。

間違いない、SINを使うつもりだ。

腕を使う訳にもいかず、両足で踏ん張り、よろよろと立ちあがる。

ただでさえ差があるのに契約段階すら違ってしまえばそれは最早巻き返しは不可能な領域となる。

だから俺も契約を結ばなければいけないのに上手くマナが廻らない。

――俺は独りじゃ何も出来ないのか?

アイツの言う通り瀕死のピンチにならなければ力を発揮できないと言うのか?

奮起も気概も何もかもが遅くミュールヒルの契約に間に合わない。

アレを出させてはダメだと言うのに。

「概念心具第一契約『Ⅰstファースト………?』」

パフェがすぐさま第一契約を結ぼうと身構え、ミュールヒルはSINの発動直前、と言った所で詠唱を中断させる。

膨大な神気は何事もなかったかのように霧散し、辺りに一抹の静寂が訪れる。

突然詠唱を中断させたミュールヒルはまるで俺達がいないかのように辺りを注意深く見渡し始める。

「…………チッ」

首を動かし、ミュールヒルがある一点に気が付いた事でパフェは珍しく舌打ちをする。

「―――馬鹿が、こんな局面で出てきおって」

ぽつりと呟いたパフェの言葉につられて俺もその位置へ視線を向ける。

「?!」

そこにいた人物に心臓が握り潰される様な衝撃を受ける。

――何でこんな……ッッッ?!

「あちゃ~、ばれちゃったか。コレは失敗…かな」

ゆっくりとした足取りでそこから現れたのは、紛れも無く俺の姉である華蓮であった。

「―――失敗やと? うちが第一契約を結ぶタイミングまで気配を殺し切れた奴がよう言うな」

右手に刀剣化した天羽を携え、間合いを測るかのようにミュールヒルを中心とした円周上を歩く。

そんな華蓮をミュールヒルは珍妙な者でも見た様な顔でじっと眼で追う。

「どうしてこんな所に来たんだっ?! いや、それよりも今すぐここから離れろ!!」

間合いや体の怪我などかなぐり捨てて俺は姉貴の元へ疾走しようとする。

こんな所で俺の双子の片割れを闘わせるわけにはいかない。

何のために俺が命を掛けて戦ってきたか解らなくなる。

「動くなっ!!」

「っ! ―――主様っ」

パフェの声とミュールヒルの声が重なって聞こえた瞬間俺は漆黒によって弾き飛ばされる。

「――くっ」

弾き飛ばされた先で体を反転させ、受け身を取り崩れる様に着地する。

直前まで俺が居た場所は何かが抉り取ったような跡が出来ていた。

「迂闊な行動をするな主様。今の行動は華蓮の命すらも無くしかねん行為じゃったぞ」

にゅっと、湧きでる様にパフェが俺の影から現れる。

パフェの言う通りだ。

また命を失う所をパフェに助けられる形となり、加えて姉貴達まで危険に晒してしまった。

俺は姉貴達に内緒で外に出た時点でこういう事態もあり得ると想定していなければならなかったのだ。

自分のことしか考えて無かった自分を殺したくなる。

だが、その前にやらなければならない事がある。

例えこの身が果てようとも。

腕から転がり落ちた者はもう二度と拾えないと知っているから。

だから今こそこの腕で護り抜く時。

パフェの力を借りて左腕を復元させる。

俺の祈りは新たな護る対象を得た事により、最高水準まで高まる。

右腕の包帯を引き千切ろうと手を掛ける。

どくんっ、と待ち侘びたかのように共鳴し、右腕が震える。

黒く染め上げられたソレが白く染まり始めた感覚と共にSINを使おうと身構える。

「待って待って、カー君。パフェちゃん」

そんなエンジン全開の俺を姉貴はパタパタと手を振りながら待ったをかけ、――そして。

「この子の相手は私がやるよ。本番は一週間後なんだよね? だったら今は私が相手で十分だよ」

天羽をミュールヒルに向けて突き刺す様に構え、とんでもない事を高らかに声を上げ言いきった。

「―――輪廻家現当主、輪廻華蓮。さあ勝負しよ」

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