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もっさんが何かあっちゃぁすぐキレるその理由

【警告】


 今回は胸糞注意の内容が含まれます。

 これはアカンと思ったら、即座に逃げてください。

 ウェイトレスのデザインを「変な服」と言われ、恋愛初心者の付き合いかたのサマフェスを遠回しかつ直接的に強いられ、挿絵やイラストを「優等生ぶるばかりでエロくない」と言われ、etcetc……


 その都度にもっさんは眉間に青筋を立てながら、


「ならばデザインを変えれば良かろうなのだろう?」


「ならば書いて見せれば良かろうなのだろう?」


「ならばエロい絵を描けば良かろうなのだろう?」


「ペン入れ!厚塗り!重ね塗り!とぉりゃァァァァァァァァァァッ!!」


 と小説を書いたりイラストを描いたりしております(現在形)


 しかし作品を完成させたその後で襲いくるのは、どうしようもない虚無感。


 なんでこんなモンのためにキレてたんだろうか、と。


 幸せが光の速さで逃げそうな溜息をつきます。


 特にみて民の方々は常々疑問に思っているでしょう。


「何故もっさんはすぐにキレるのか」


「待て慌てるなこれは孔明の罠だ」


「もっさまは理由もなくキレる人ではない」


「RGのHi-νガンダムが入手出来ないらしい」


「やはりガンプラの転売は犯罪と見做すべきだな」


「然り」


「然り」


「然り」


「はー、ホンマつっかえ……やめたら?この仕事やめたら?」


「なんやねんサルゥ!黙れやサルゥ!」


「サ↑ル↓!」


「あぁもぉ鬱陶しいんじゃぁ!!」


「ファッ!?」


「さっきからブツクサブツクサと!この転売ヤーが!」


「だ、誰に向かって汚い口を……」


「お 前 じ ゃ い !!」


「は、離せ!流行らせコラ!ざまぁ・もう遅いを流行らせコラ!」


「フル焼きそば!」


「ガハッ、ゴホゴホッ!」


「なろうとみてみん遅いな、ウ○コか?」


「戊辰戦争」ポポポ


 理由は色々とありますが、もっさんの怒りの根底にあるのは、


『反面教師への憎悪』


 にあります。


 虐げるか虐げられるかの二極化させるなら、もっさんは後者の人間でした。


 もっさんの身近には反面教師にすべき人間がおりました。

 詳しい内容は吐き気を催す邪悪そのものなので省略しますが、その反面教師への怒りと憎しみを日々募らせており、いつ引導を渡してやろうかと小学生ながら完全犯罪を企てておりました。


 反面教師の殺害は結局実行されることなく、紆余曲折の末に反面教師の理不尽さから逃れることになりました。


 それでも一度染み付いた憎悪は簡単に拭えるはずもなく、反面教師は悪夢に姿を変えてもっさんを虐げております。今も。


 その反動なのか、もっさんは『例え冗談やネタでも、悪意があるとしか思えない言葉』に強い忌避感を持ちます。


 だからといって誰彼構わずぶん殴るつもりはありません、SNSを荒らしたいだけの民度の低い転売ヤーなど人間が相手をする必要はありませんので。


 正論と言う理論武装が通じる相手にしか、もっさんはキレることはありません。転売ヤーは理論武装も分からん転売ヤーなので相手にしません。汚物は消毒するに限るってわかんだね。


 その力の見せ方が『指摘された部分を掲げて真っ向からぶん殴る』というものです。


 制服のデザインが変なら改変して突き返し、


 続編を強いられたならそれも完結してみせ、


 優等生ぶるばかりでエロくないと言われたならエロい絵を描く、


 と言ったように。


 落ち度を残したままでは侮られる。

 もっさんの言う「キレる」は、ある意味で『強迫性障害』のようなものです。

 

 つまり、もっさんがキレるとロクなことにならない。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 虐げるよりも虐げられる人間の方がずっと尊いかもしれませんね。 騙すよりも騙される人間でありたいに通じるものがあるのかなーとも思います。 病気の子供を助けるという名目で大金を取られる詐欺にあ…
[一言] 私絡みのときは私の書いたことに問題あるからね。 「もっさんに悪いことした」って反省するんだけど。 元々文章に問題あるから、注意してても時々ポロッと出てしまうね…。
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