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こすもすさんどの引き出し  作者: こすもすさんど


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もっさんVS雨の日 〜仁義が無けりゃしょーもないレアリズムな午後〜

 休日こそがむしろ休めないのがもっさんの生活スタイル。


 こんな日こそ自転車をブイブイ言わせて、喫茶店に出向いてコーヒーをキメつつ小説を書いたり、掃除してスッキリした部屋で気持ち良くイラストを描いたりゲームに勤しんだりしたい日。


 だ が し か し 。


 そんなもっさんに文字通り冷水をぶっかけるかのごとく、今日の天気は『雨』です。


「ヘイヘイそこのお天道様!休日に合わせて雨雲を持ってくるとか新手の嫌がらせかい?フ●ッキュー!!」


 曇天へ中指をおっ立てて朝早く起き抜けからぶっキレるもっさん。


 しかしお天道様は喧嘩を売ってきたもっさんを鼻で嘲笑うように雨を降らせてきやがります。


 つまるところ、休日の雨=不倶戴天の敵そのものです。


 雨の日は、農業に従事しない者達にとって億害あって0.1利も無い、傘という余計な荷物を増やし、足元を不安定にさせ、蒸し暑くさせるだけと言うストレスマッハです。


 ついでに言えば、自転車も使えないので頻繁に通う家電量販店(目的はガ○プラ)へ出向くには徒歩で行くしかなく(電車は交通費がかかるためケチります)、苦労して歩いて行った先で転売ヤーの皆さんが喰い散らかした後の売り場だったりした時の徒労感は半端ではありません。

 ふと店内を見渡すと、再販されたガ○プラのキットを片手にスマホをカチカチしている奴がいます。


「ヘイヘイそこの転売ヤー!他人を不幸にして得られる蜜はそんなに美味しいかい?反 吐 が 出 る ぜ !!」


 殺意が湧き上がりますが、そこは落ち着け冷静に。


 そう、奴ら転売ヤーは自ら望んで破産していくと言う、少なくともまともな人間では到底考えられない思考に至るような人間です。


 小説家になろうのローカルルール「ざまぁ・もう遅い」を脳裏に浮かべつつ、破産に勤しむ転売ヤーの背中へ向けて親指を下に向けてやります。


 結局の所何の収穫もなく、すごすごと帰るしかないもっさん。


 ちょっぴりセンチな気持ちになりつつ、奏でられる雨音を聴きながら歩く一時。


 ……まぁ、たまには雨の日も悪くないかな。


 あの時もこんな雨の日だった。

 あの時の俺に、もう少しだけ広い視野があれば、あんなことにはならなんだ……

 ごめんよ、初恋と友情が混在したせいで傷付けてしまったあの子。

 あなたにもう一度会えるなら、ちゃんと謝りたい。


 そんな時、歩くもっさんの向かいを行く、マスクもせずにアホみてーに唾を飛ばしながらバカ笑いしているチンチンピラピラした愚連隊。


「ヘイヘイそこのチンピラズ!テメーらの無思慮が誰かを苦しめているんだぜ?頼むからタヒんでくれよォ!!」


 本日三度目の殺意の波動ですが、さすがに5対1じゃぁ分が悪い。

 ケッ、命拾いしたなチンピラズ。

 俺が本気なら、一人につき三秒フラットで……ゲッヘッヘッヘッ。


 ゲフンゲフン……全く、感情を処理出来ぬ人類はゴミだと教えられてないのか。

 仕方ないね是非もないね。

 

 帰宅しても、何もする気が起きません。ヘロリンチョ。


 お天道様に嘲笑われ、転売ヤーにガ○プラを奪われ、チンピラズに雑菌を撒き散らされ、せっかくの休日が台無しです。


 こんな日はさっさと寝るに限ります。


 せめて夢見ぐらいはいい事あってほしいなぁ。


 おやすみなさい、まる。

 結論:雨は嫌い。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 晴れの日でも日傘な私に死角はありません。 日傘は武器にもなるしね!? ガンプ〇の転売屋はトリスタ〇が人気あると勘違いして、不良在庫抱えて爆死したという話は笑えますけど、未だに普通に買えませ…
[一言] 適量なら、雨は好き by 農家
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