もっさんの創作におけるアカ色理論
赤、つまりはレッド。
一口に赤色と言っても、その数は膨大です。
赤、紅、朱、赫、緋、……漢字一文字にしたって、何種類ものアカ色があります。
模型の話になれば、レッド、シャインレッド、モンザレッド、ワインレッド、スーパーイタリアンレッド……
皆さんはこれらアカ色を、普段どのように使い分けて書いて、あるいは描いていますか?
もっさんなら例えば……
信号機やリンゴ、世界一有名なヒゲオヤジ(マ○オ)の帽子など、日常的に見えるモノには『赤』を使います。
もっさん的に言わせれば、どこぞの赤い彗星の色であるサーモンピンクに近い色も『赤』と表記します。
では『紅』はどういった場面で使うというのなら。
もっさんにとっての『紅』は、『赤』よりも色がやや暗く深い、『深紅』とも言えるアカ色だと判断した場合に、この『紅』色を使います。
人間に最も近いところならば、血液の色のことを指しています。
また、『しんく』と打つと『真紅』とも予測変換されることもあるでしょう。
『深紅』と『真紅』。
もっさんは前者をやや暗めの『紅』に、後者はやや明るめの『紅』と区別して使い分けています。
次に『朱』。
「しゅいろ」と打って予測変換させるのがスタンダードでしょう。
これは『赤』色よりもオレンジ色寄りの色……もっと言えば『赤寄りのオレンジ色』のことを差します。
よく育ったニンジンの色、と言えば分かりやすいでしょうか。
ケータイ会社のauのロゴの色が理想です。
実は使った覚えがない『赫』色。
『赤』の字が二つ並ぶ、特異なアカ色です。
これは、燃えるような、もしくは輝きのあるアカ色のことです。
しかし、炎のような朱と黄色が入り混じるようなソレではなく……ブラッドオレンジジュースのそれに近いかと。
そのブラッドオレンジと紅色が入り混じったような色彩が『赫』であると認識しています。
最後に、『緋』色。
元来は『火』をモチーフにして名付けられたアカ色らしく、濃く明るい赤色、深紅。もしくは、銅器に着ける色である『鳶色』のソレだそうです。
もっさん自身も、この『緋』色を使ったことはほとんどありませんが、使い分けるとするならば。
重厚感を表す際に『深紅』、その真逆に『緋色』を使うかもしれません。
ここまで長々と説明しましたが……これらは全て、もっさんのフィーリングによるものです。
ひとつの解釈が正しい認識とは限らず、皆さんには皆さんなりの直感、色彩感覚で千変万化の『アカ』色を表現していると思います。
ちなみに、もっさんが一番好きなアカ色は『モンザレッド』です。