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ちーと天使の異世界放浪記。  作者: ヴィル
第1章 冒険編
5/12

EP.5救助

更新遅れました。

少し長めです。

 ただひたすらに草原を歩かなきゃいけないと思ってた。

 そんなことはなかった。

 5分ほど草原を歩くと結界のようなものにたどり着いた。

 ここの地域を囲むようにできている結界だったが、普通にすり抜けられた。

「おぉ、初異世界の結界。…でもなんでここに結界ができているのだろう。なんか、マップ?ないかな。」

 んー、お?作成すればいいのか?創造魔法で。

「でもできるかな?スキルの作成。」

 でもまぁ、クミンはイメージが大切だって言ってたし、やるだけやってみればわかるよね。

 イメージは自分が通ってきたところがわかるように、周りにいるモンスターとか、人とか、採取できるアイテムとかもわかるような感じかな?

「クリエイト、マッピングスキル。」

 あ、あと、この世界の地図とかと合わせてみたいな。

「クリエイト、世界地図(ワールドマップ)。」


〈確認しました。スキル作成成功。獲得しました。〉


「うぉ、なんだろうこの声。」

 これが、オレガノが言ってた壬かな?

「まぁ、作成成功って言ってるしちょっとステータス見てみるかなぁ。」



名前:神崎 朱里

年齢:15

種族:戦闘天使(バトルエンジェル)

称号:探求者

   異世界最適性者

加護:主神の加護Lv.∞

   武神の加護Lv.∞

   魔神の加護Lv.∞

   生命神の加護Lv.∞

   商業神の加護Lv.∞

   生産神の加護Lv.∞

レベル:10

HP:1460000/1460000[(100+10000+4500)×100]

MP:1550000/1550000[(1000+10000+4500)×100]

AT:1010000[(100+10000)×100]

DF:1010000[(100+10000)×100]

SP:1010000[(100+10000)×100]

称号スキル:記憶力Lv.∞

      言語理解Lv.∞

      スキル取得効率Lv.∞(MAX:100倍)

      経験値取得効率Lv.∞(MAX:100倍)

      ステータス効率Lv.∞(MAX:100倍)

      ステータス倍率Lv.∞(MAX:100倍)

加護魔法スキル:創造魔法Lv.∞[主]

        身体強化魔法Lv.∞[武]

        武器召喚魔法Lv.∞[武]

        物理攻撃耐性Lv.∞[武]

        火属性魔法Lv.∞[魔]

        水属性魔法Lv.∞[魔]

        風属性魔法Lv.∞[魔]

        地属性魔法Lv.∞[魔]

        闇属性魔法Lv.∞[魔]

        空間属性魔法Lv.∞[魔]

        付与魔法Lv.∞[魔]

        召喚魔法Lv.∞[魔]

        魔法耐性Lv.∞[魔]

        聖属性魔法Lv.∞[生命]

        状態異常耐性Lv.∞[生命]

        鑑定解析Lv.∞[商]

        無限収納庫(インベントリ)[商]

        アイテム加工技術Lv.∞[生産]

スキル:片手剣スキルLv.5

    両手剣スキルLv.3

    弓スキルLv.5

    体術スキルLv.10

    料理スキルLv.9

    社交スキルLv.6

    計算スキルLv.10

    マッピングLv.1

    手加減スキルLv.∞

    異空スキルLv.∞

    世界地図(ワールドマップ)



「おぉ、ちゃんと獲得してる。ていうか、レベル上がってる。え?早すぎないか?」

 私の知ってるレベル制のRPGステータス1000いかないんだけどな。

 もし人に会ったらそれとなく聞いてみるのもいいかもしれない。

「…そういえば3回創造魔法使ったはずなのに、MP減ってない?」

 …もしかして。

 目的のものをスキル鑑定解析を使って探してみる。

「あった!クミンの加護か。」


魔神の加護:魔神クミンの加護。

      最大MP上昇、魔法技術上昇。

      加護Lv.∞で全魔法解放。魔法耐性解放。

      毎秒MP回復(MAX:100)


 うん、これやな。

 毎秒MP100回復って、回復し過ぎな気がする。

 まぁ、無くて困ることはなくなるからいいか。

「そうだ、折角スキル創ったんだし、使ってみよう。」

 マッピングスキルと世界地図(ワールドマップ)を同時展開してここのマップに表示する感じで…。

探査(サーチ)。」

 するとウィンドウが現れ、赤や青、緑といった様々な色の点の記入された地図が出てきた。

「おぉ、赤が魔物で青が採取できるものか。」

 ん?

「緑は、???ってなんだこれ?」

 詳しく見ると自分の近くには緑の点が6つ、纏まって表示されていた。

「近いし、見に行くかな。」

 私は緑の表示がある場所に急いだ。



 私が表示の場所に着くとそこには、狼の姿をした魔物と、羊の姿をした魔物、そして7人の薄い羽根の生えた妖精?がいた。

 え?狼っ羊食べるんじゃないの?

 どういう組み合わせだろう。

 草むらの影に隠れて詳しく観察してみると、狼の魔物が怪我をしていて、羊の魔物が狼の患部に草をあてていた。

 きっと、薬草をあてて看病をしているんだと思う。

 妖精たちの手からは光が出ていて、狼を癒しているように見えた。

「聖属性魔法で癒している感じかな。…でも間に合ってない。このままじゃあの狼が死んでしまう。」

 今出たら絶対に警戒されてしまうだろう。

 でも今じゃなきゃ間に合ってない。

 こうなったら出るしかない。

 私は覚悟を決めると、狼のすぐ近くまで近づいた。

「メェェェェ!!」

 羊の魔物は私が近づいてきたのに気がつくと威嚇を始めた。

「ごめんね、大丈夫だよ。一緒に狼さんを助けよ?」

 そういうと、意味がわかったのか威嚇をやめ、私の足に体を擦り付けた。

 可愛い。

 …って、そんなこと思ってる場合じゃない。

 早く助けないと。

 狼の怪我をよくみると、前脚に剣で斬ったような切り傷が深く刻まれていた。

 はっきりいうと、取れるんじゃないかと思うほどの深い傷だった。

 私は聖属性魔法で怪我を治すためにイメージを膨らませた。

 イメージは、まず傷を塞ぐ。その時他の部位を傷つけないように気をつける感じで。跡もないように。また元気に走れるように。

「ハイヒール!」

 魔力は足りなくならないように少し多めに、だけど多過ぎずに。

 そうすると狼の体が光を帯び、収まった。

「鑑定解析。」

 私は状態異常などが残っていないかを調べるために、鑑定解析をした。



名前:なし

種族:フェンリル(神獣)

年齢:10

状態:気絶

レベル:20

HP:10000/10000

MP:130/1500



 フェンリル!?

「状態:気絶ならすぐに目を覚ましそうだな。」

 ちゃんと治ったみたいでよかった。

「もう大丈夫だよ。」

 私がそういうと、羊の魔物と妖精たちは安心したように私に近づいてきた。

 くすぐったい。

 あー、緊張した。

 あ、意識が、保てない。


 そして私の意識は暗転した。

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