第4話 戦いとは悲しいものですね
お待たせしました!いや、待ってないよ・・・とか言われそうですがorz
「放てぇっ」
号令と共に騎馬隊の後ろにいる弓隊一列目から矢が放たれる。続いて二列目三列目、そして一列目と続き計六回放たれた。賊から見ればたまったものではない。元を辿れば農民であって甲冑はおろか盾すらないのである。
残ったのは四百ぐらいですかね?戦えるのはもっと少ないでしょうが…
円陣組んだ時点で怪しんで逃げればいいものを…頭に血が昇って視野が狭くなったってことでしょうね。とりあえず
「騎馬隊は追い討ちを!弓隊は斉射後、抜剣。息の根を刺しなさい、いいですね?あっ忘れてました…矢が地についたら銅鑼一回鳴らしてください」
ふぅ、さて私も行きますか
剣は苦手なんですけどね、狂乱状態の敵なら大丈夫でしょう。それに爺が大暴れしてるからなぁ
ところかわって法櫂は
「よし、開けぇぇぇええ。負傷したものは中央に、それ以外は残党を処理せよ!」
いやはや、郭礼様もやりすぎだわぃ
薄い鉄と木の二重盾だから盾は平気なのだが、やはり隙間が問題かのぉ
帰ったら財政みつつ改良するように郭礼様いうかの
円陣に展開していた部隊が押し開くように変わり、盾を武器に殴りちぎっていく。そこへ騎馬隊が乱入し、賊は混乱を極めた
逃走する賊は騎馬隊が追い討ちをかけ、残党は歩兵が虱潰しにトドメを刺していく
そのなか郭礼は敵の攻撃をかわしながら法櫂へと駆けていった…
時に避けて防ぎ駆けていく。
爺のことですから平気だと思うのですが、やはり心配はあります。それに莫迦二人の゛捕縛゛もありますからね…
っと、危ないっ!
「郭礼様!大丈夫ですか?」
「助かりました…爺…いえ、法櫂」
郭礼が油断し、つけ込まれた凶刃を法櫂が払いのける。
「郭礼様?戦場で油断は禁物ですよっ」
そうでしたね、とはいえ伏馬隊の兵士並なんですよ?私の武はね
さすがに゛単騎゛で死角からの攻撃に対応するのは゛難しい゛のです。
「助かりました…さて法櫂 急で悪いですが莫迦を二人捕縛してください。罪状は超雲殿が軍規無視、関羽殿は…騒乱で大丈夫でしょう。そのまま伯珪様の下へ急行し指示を仰いでください。」
「かしこまりました。」
さて大人しく帰ってくれればいいのですが
法櫂が数人の部下とともに囲み、槍と盾で近づきながらも捕縛を成功させていた。両名ともに自分がやらなければとおもっていたためかこの状況に放心していた。特に趙雲は客将仕えていたからこそ公孫賛軍の現状を知っていたからこそ、圧倒的な精兵をみて唖然となった。
「ばかな・・・・このような精兵見たことないぞ!!」
「これはの・・・郭礼様直属の部隊じゃ。そなたは東は入れないからしかたないのだよ。さて、大人しく付いてくるならばそれなりの応対をするが如何する?」
「「わかり申した。」」
こうして、両名と法櫂は州府へと戻っていった。そのとき郭礼は
「ここに死体を集めよ!参番隊は木を拾いに、壱番隊は収集作業に、弐番隊は負傷兵の応急処置を頼む!」
見せしめというのもありますが、やはりこうしないと病魔が近隣の村を襲うことがあるというのが怖いので私が指揮するときは必ずこのようにしています。
骨だけになったら、木へ吊るし県境の賊除けとすることなどとやることが多いですが、先に
「全隊一旦作業中断。我々の不徳でこんなにも賊にしてしまったこと、そして犠牲を出してしまったことを胸に刻み黙祷!・・・・・・・よし、燃やしてください」
本当にまままらない世の中です。黄巾・・・・・これから荒れそうですね。
伯珪様がご無事であればよいのですが・・・
白蓮が無事であれば・・・・
てことで戦闘シーン?
いや、どうだろう・・・微妙だなぁ
やっぱ会話減らして描写増やすべきなのか。
初っ端からスランプとかわらえない。
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とりあえず第1部のプロット終了です。朝と夕方電車の中でがっつり書いていこうかなと思います。
と・・・タイトル決定!