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白馬義従 -隊と共に、貴方の傍へ-  作者: くおん
第1部 隊と共に
12/21

第11話 狂気ですね

遅くなりました

お忘れの方も多いでしょう!

なんか凄く他の先生方の作品が面白すぎる…

読んでばっかでした、ごめんなさいorz


残酷な描写あり苦手な方は戻るで

「郭礼殿、このままでもよろしいので?」


法櫂が質問を投げかけた。

曹操と共に行動していていいのか?という意味だ。勿論、答えはいいえである。確かにここで官軍と協力するのもいいが幽州に将軍や軍師が長期不在するとなると話は違う。幽州は現状弱小である。

曹操に出会い、公孫賛ではこれから起こる嵐に耐えられないことは二人とも気づいてはいた。そうならないために幽州各地で様々な仕掛けを巡らし、警戒網連絡網に関しては各地の中でも特出している。

しかし、どんなに策を張り巡らせてもあくまで郭礼は軍師であって、乱世でどう生きるかは公孫賛次第。


「そうですね…私は戻るべきなのでしょう。ですが、法櫂あなたは残るように」

「わかりましたぞ」


このまま州軍は法櫂と共に行ってもらい私は伏馬隊と幽州に帰り乱世に備える。

(あるじ)には覚悟を決めてもらう。

私も覚悟を決めよう。

必ず 白蓮 だけ は生き残らせて見せる。

例え袁昭が攻めてこようとも。




それから日時が経ち、袁昭から檄文が公孫賛の元へと届いた。


「暴君董卓を討伐するために反董卓連合に参加せよですか」

「そういうことだ。参加しなければ取り残されるからな…参加するつもりなのだが、笙はどう思う?」


部屋には郭礼と公孫賛の二人だけだが、そこは軍師と主。甘い雰囲気など醸し出さず真剣な顔をして話し合っている様子が伺える。

やがて、考え込んだ郭礼が口を開く。


「好機と観るべきなんでしょうが、法櫂を置いていきましょう。まだ”完全”ではないのです」

「将軍なしでどうするんだ?私でもいいが、全てを面倒見切れないぞ?」

まったく何を言っておられるのか

「ここに軍師が居るでしょう?」

あれですか?

私は軍師じゃないとでも?


な~んて、言えるはずがないのですが

頼りにされないというのは男としてどうなのかと考えてしまいますね


しかし、私が率いるとなると州軍への指示の連絡不備が起こる可能性があり、伯珪様のことを考えれば側にいたほうが良いに決まっているんだが・・・


「あぁ~、考え込んでるところ悪いんだけど笙じゃ何かこう・・・迫力ないじゃない?」

「・・・・・・・伯珪さま・・・ちょっと厠に行って参ります・・・」



あれ・・・?私地雷踏んだ?


え?でも、こう可愛い系の笙じゃ実際迫力ないから圧倒できるかといえば出来ないと思うんだけど、間違ってないよね!!だってさ、桃香が「私!怖い顔するんだ!」っていってるようなもんだよ・・・


「伯珪殿、お邪魔するぞぃ。先ほど暗い顔した郭礼殿が走り去って言ったのだがどうしたのじゃ?」


法櫂のお爺がきた。ともかく説明したら怒られましたが・・


「確かに郭礼殿に迫力はありませんが、威厳が御座いますぞ?はっきり申し上げるとすれば伏馬隊は伯珪殿でなく郭礼殿に畏敬を感じ此処におるのです。」

「む!私がいなくてもいいってことか?どうせ影うすいですよーだ」

「そういうことでは御座らん。郭礼殿が伯珪様に尽くす姿に我々は畏敬を感じているのであって、曹操殿や劉備の小娘に尽くす郭礼殿であれば私たちは見捨てていますぞ?お二人が共にあるからこそ私たちは此処にいる。それだけは覚えてほしいの。


それに郭礼殿は


怒ると怖いからの


そういう意味では迫力抜群


おもうのだが、どうじゃろう?郭礼殿?」



っふ、味な真似をしてくれますね


「そうですね、あとで伯珪様とゆっっっっくり話すとして、今は話を進めましょう。法櫂!貴方は幽州に残り準備を進めてください。期限は反董卓連合が解散するまです、いいですね?」


「ハッ」


法櫂がいれば何とかはなるでしょう。

で、本題の連合ですが


「連合に関しては戦槌部隊を表に出してみてはいかがでしょう?あわよくば敵将の首を挙げて名を高めましょう。今後のためにも」


「しかし!?あれは・・・お前が隠してきたものじゃないか!」


隠してきました

いつか使わなくては錆びてしまいます


兵だって武器だって既に戦を求めている

現状、放置するのはよろしくない


「兵が飢えております。私の方法が悪かったのもありますが、お察しください…」


戦槌…

敵を砕き、意識をもぎ取るための武器

血が出難いが故に相手をどの程度痛めつければ戦意喪失するのか

明確な基準を求めるために

私は賊を実験台にした


その結果、生まれたのが凶器溢れる伏馬隊所属 戦槌部隊。


「私の読みが甘かったのが事実です、ですがここで投入しないと不味いことになるでしょう、投入許可をお願いできますか・・・?」

「………分かった…」


白蓮様を守るには妖にだって魂を売り渡しましょう。

そして、伏馬隊とともに貴方のために喜んで死にましょう。

実際問題、ヨーロッパであれアジアであれ

昔は罪人はこういう風に扱われることも多々ありました。


そして、斬るではなく殴る。

これも明確にどこにどれだけ殴ればいいのか

殴る場合の人体の急所どこなのか


そういう意味でも調査を開発家であれば必然と行うのではないか?

と考えた末の結果です。


一応、賛否両論分かれそうですが様子見で即改訂かどうか決めたいと思います。

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