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白馬義従 -隊と共に、貴方の傍へ-  作者: くおん
第1部 隊と共に
10/21

第9話 統合部隊ですね

あれから半刻、曹操殿といくつか決めごとをして、陣を構え準備を行っていた。

決めごととは


一つ、ジュンイクを連れていくこと


一つ、曹操軍より矢を頂戴する


一つ、曹操軍は敵が出てくるまで動かない


一つ、手柄は半々とする


以上4つであるが、一番目はジュンイクどのが行きたいと申し出たらしい...細作からの情報では男嫌いとあったのですが、どういうことなのでしょうか?


っ!?

もしや・・・・



私が男に見えないとでもっ!!!



いや・・・ないですよね、いや・・・まぁ顔も多少女顔ですが・・・一応これでも力もあるし、でも女性の方も力あるし


うん気にしないほうがいいですね。


「で、片翼のない鶴翼なんて組んでどうするつもり?華琳様は動かないと決めたら動かずに見捨てるわよ?」

「まぁそうでしょうね、話してみてそれぐらいまでなら気付いてました。貴方が私の手管を見に来たのも気付いているつもりです。まぁ陣の理由は後々・・・」


爺たちも今頃、崖の下ですかね

合図待ちでしょうから、そろそろ・・・


「合図鳴らせッ!これより一刻はのらりくらり「ちょっと!!!」静かに...のらりくらりとやり過ごします。負傷者は中央後曲まで撤退基本的弓で牽制のみに徹してください!楽歌隊は銅鑼を鳴らし続けるように伝えてください。では、各部通達後、中央が前進したのち作戦実行でお願いします」


そう私が取ったのは時間稼ぎ

序盤戦での目標は伏馬隊の精鋭部隊が崖の上へ到着と木を切り倒して丸太を作り上げること。この2つに尽きる。

そのためには精鋭部隊が崖に登り、木を切り落とすために注意をこちらに向ける必要があるってこと。そのために楽歌隊に音を鳴らさせて、左翼と嘴で弓矢による牽制攻撃。相手は所詮賊・・・・聴覚・視覚両方で何か異常を感知すればそちらに目が行くでしょうからね。




その後、幽州軍は郭礼の指揮のもと、長弓による牽制射撃と後退を繰り返していた。

その姿を見て、ジュンイクは疑問が解消されていた。

・崖

・片翼がない

・銅鑼の音

・時間稼ぎ


ここまでくれば、大体の人はわかるだろう。

それも曹操に認められた才女であればなおさらに…である。


「あんた・・・まさか火計でもするつもり?」

「む・・・気付きましたか、まぁ火計はあくまで副産物のようなものです。矢を戴いたんですから基本的には矢を用いますよ? あ、そうそうジュンイク殿は弓ってどう思いますか?」

「矢?弓矢隊による一斉射撃でしょう?あとは・・・・そうね火矢による火計か」


まぁ普通はそんなもんでしょうね


「矢というものは一斉射撃はいいですね。ですが、注目すべきは弓の種類。それに私は弓と言いましたがね、一般的に知られている弓は長弓。曹操殿に戴いた矢は全て長弓用でしたがそれだけでは斉射の間隔が長い...ならどうするか、連射性に優れた弓を使えばよいのです」

「短弓はたしか連射性に優れるけど射程が短いわ!例え間髪なく矢を降り注ぐことができても、弓隊が攻められたら一巻の終わりよ!」


そうですね、だからこそ槍が生きてくるんです。


「槍衾に短槍投、これらによる弓隊の保護。実際はこれに騎馬隊も混ぜるのですが、これが私の基本理念。全てを統合した統合部隊と私はいっております、弓隊を守りつつ敵入口に矢の雨を絶え間なく降らせるのが私の目的なのですよ」


準備は整いましたね。

さぁ始めましょう。

ひっぱるなー自分・・・

手が勝手にgdgdと・・・(ぉぃ


ネギまに関して勉強中

真逆はいつになったら出すことになるんやら…


明日も投稿できるといいな・・・とりあえず今から予約投稿できたらやる予定です。

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