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白馬義従 -隊と共に、貴方の傍へ-  作者: くおん
第1部 隊と共に
1/21

第一話 客将ですね

初投稿となります、よろしくお願いします!

どうも初めまして、伯珪様の配下で郭礼ともうします。まぁ兵の指導や指揮が中心の文官?ですね。今は直属の隊である伏馬隊の訓練をしています。

伏馬隊とは私が直々に鍛えている部隊で一応伯珪様の軍中では最も精強な舞台です。

基本的に走り込み、打ち込み、組手、模擬戦が訓練内容ですね。

あっ、打ち込みとは地面に挿した木の棒を打ち付ける訓練ですよ?これをしないと甲冑を着た相手を斬る際に生じる衝撃で腕が持たなくなりますからね。

最近は賊が多くなってきたところですし、表に出して実地訓練をさせなければとは思っているんですがなかなか時期があわず、ずっと訓練訓練です。


と、思想にふけっていると走り込みが終わっていたようでした。次は・・・


「全隊やめっ!続いて打ち込み始「笙!ちょっと来てくれ」っ、全隊休め、しばし休憩とします。」

『ハッ』

「副隊長は休憩終わり次第、皆に指示して打ち込みを頼みます。さて、伯珪様なにかございましたか?」

「実は客将をしたいというやつがいるんだが、判断が難しいから手伝ってもらおうとおもってな」


と、伯珪様と私。ふむ、客将か。ここに武将はいないのがな、私は軍師だからうごくに動けんからな


「私もお会いします、一応これでも軍事の最高責任者ですからね」

「実力で勝ち取ったくせに何言ってのさ、とりあえず来てくれ」

「ハッ」


伯珪様が決めきれなかったってのは、ちょっと疑うな。優秀ではあるが何か条件があったとかか?まぁ気にしてもしょうがないか。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


「これはこれは、かの有名な【幽州の戦匠】がお越しくださるとは歓迎の極み!某は仕えるに値する主を探す旅に出ている名を超雲、字は子龍と申します、以後お見知りおきを。」


これは、なんというか、凄いのきたな。


「(あー、伯珪さま?この人ですか?違いますよね?私あんな扱いづらそうな人を部下にもちたくないのですが)」

「(伏馬隊ではないが軍で試しに模擬戦させたら、優秀であることがわかったんだけど迷っちゃってさ、お願い笙!きめてくれっ)」


と、伯珪様がのたまってくれた。どうしろってんだ!貴方、太守でしょう!?


「(はぁ)常山の昇り龍さんが何故ここに?正直ここは平凡「おぃ!?」が人しかいないとこですよ?」

「!? ふふ、貴方は平凡ではないでしょう?軍の新兵を使って元将軍たちの兵を悉く打ち負かし、軍師の座まで昇りついたとお聞きしますが?」


なんか、突込みが入りましたが結構広まってるんですね。


まぁおかげで将軍やめてしまって負担がすごいですがねー。

訓練・兵站・編成・募集など軍事のつく全ての雑事が私の仕事です。いやはや、やりすぎってだめですねー。

とまぁ、思いふけるのはこれまでにして客将か。黄巾党も気になるところだし、そろそろ呼び出しもかかるでしょうから指揮できる人は一人でもってところですかね。


「伯珪様、客将としてお願いいたしましょう。これから・・・いえ、もうすぐに呼び出しがあると思います。私は直隊のほうで指揮に専念できるようになれば死傷者も減るでしょうからね。この通り客将の申し出を受けてくださいますよう伏してお願いしたく。」


そうして、私は右ひざを床につける。同時に後ろからも音が、きっと趙雲殿が片膝をつけたのでしょう。



「分かった、趙雲よろしくたのむ。笙は話があるので残ってくれ、趙雲は一度・・・西の練習場へいってくれ。さきにいっておくが東の棟には近づかないように。」

「御意、では失礼いたします。」


と、超雲殿が出ていくと、


「笙、呼び出しって一体?」

「黄巾党のことですよ、幽州のはずれでも被害が立て続いておりますが、正式に中央から討伐令が出るでしょうね。」


そう呼び出しとは討伐令のことです。実際現状が現状なだけに断わるわけにもいかないですからね。そして、


「今回の呼び出しですが、伯珪様は州の守りをお願いしてもよろしいでしょうか?歩兵を中心に軍編成を行い趙雲殿を将としたいと考えています。そして伏馬隊は私が指揮いたします。敵将の首を挙げて幽州の名を広めてきたいと考えているのですよ。」


そのためにも一般軍の指揮まではやっていられない、軍師が直々に遠征ってのもだめな気がしますがね。


「騎兵はいいのか?」

「まだアレは見せるときではないでしょう?それに伯珪様を守りにということなら騎兵をここに置いていくのが一番良いと考えたのです。」

「それもそうだな!では、この方向で案件はまとめておくよ。笙は伏馬隊の最終調整を、趙雲には私から指示を出しておくから。」

「御意、我が主。」


こうして郭礼が率いる伏馬隊は乱世に踏み出した。

実際かいてみると、難しいですね。何故みなさん・・・あんなに上手にかけているんだろう・・・泣けてきますね。

タイトルですが、未だに固まっていません(汗

今週までには決めたい・・


5/31修正

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