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魔王が復活したらしい。

「、、、」

静かな教会の中、ただ一人、祈り続ける者がいた。

彼女はテレシア、この国の巫女であった。

勇者を見送り約1年、魔王が復活すると言う

神託を元に、異界より召喚された勇者を、

少しでも早くと、3年程前に召喚され、

魔王の復活する少し前に送り出した。

(来年、復活するのですね。)

そう思い、勇者達を想い、今日も祈りを捧げていた。

すると、

[    、      ?]

当たりにツーンとした音が張り詰める。

神からのお告げ、神託だ

しかし、神託は彼女か聖女にしか聞こえない。

「シエル様、、」

[       。        。]

「はい。」

[、、、   、、         。]

「そんな、、魔王が、、」

[       、    、         。]

「、、分かりました、皆にそう伝えます。」

[  、      、    。]

「はい、シエル様。」

彼女は立ち上がり、神の像に一礼し、

祈祷室から退出した。

〜〜〜〜

「皆!冒険者は至急ギルドに集まってくれとのことだ!行くぞ!」

そう叫んだのはエナ、正義感が強いクルセイダーだ。

俺達は、慌てて支度を済ませ、

ギルドへ向かった。

〜〜

ザワザワとするギルド、

そこに冒険者の8割が集まっていた。

「皆、良く集まってくれた。ギルド長のガイルだ。」

茶髪に白髪の混ざり始めたギルド長が出てくる。

ギルド長は冒険者を見回し、重く口を開く

「王都より、巫女様からお告げがあったそうだ。

来年復活するはずだった魔王が、

つい先日、復活したそうだ。」

ザワッと冒険者達に動揺が見えた。

「そんな、、、」

「魔王復活は、まだ後のはずだったろ!」

「大丈夫なのか!?」

動揺する冒険者

「落ち着け!」

しかし、ギルド長の一喝で辺りはシンと静まった。

「今勇者様一向が予定を早めて魔王城へ向かい

始めている。

我等冒険者が気を張ることはただ1つ!

魔王復活による魔物の強化、増殖、上位種の出現に気を付け、冒険にさらなる用心をすることだけだ!」

(それ一つだけなのか?)

どう聞いても2,3個あった注意事項を頭に入れ、

皆を見た。

「お前ら、気を張るぞ!」

「もちろん!」

「大丈夫だ!」

「任せとけ!大将!」

「がんばる!」

「主殿についていきまする。」

「任せてください。主殿。」

「お任せを、主よ。」

俺達は全力で、総力を持って冒険を続けよう。

そう決意した。

〜〜〜〜

「、、、」

今日は俺1人だ。

屋敷の屋根の上、夜空を見上げていた。

寝ようとした時、妙な胸騒ぎがあった。

そう、あいつが来る、恐らく、今日。

月が雲に覆われると同時、背後から声が聞こえた。

「こんばんは。」

来た、、、ん?

「?」

「私は調律者、(オニキス)様の代理人です。」

スーツを着た黒い男が立ってた。

しかし、あいつがいる時に感じるプレッシャーが

少なかった。

「あの方より、言伝(ことずて)を預かっております。」

「何故あいつが直接来ない?」

ゴクリ、俺はそいつを睨む。

「あの方は、、過労でお倒れになりました。」

「でしょうねぇ!?」

だって前会った時、過労死寸前って書いてあったし!

「血を吐き同僚の方々が動揺しておりました。」

「やっぱ死にかけだったのね!」

男が続ける。

「よってあの方は強制休暇を与えられ、

地方で療養中です。我々配下には『無理はするなよ』

と言っておきながら、ご自分がお倒れになるとは、、

お労しい、、」

男が目頭を抑え後ろを向く。

「あぁ、それで、言伝なのですが。」

男がこちらを向く

「『上から見てたけどまさかガキに変化するとはなw

流石の俺も腹筋吹っ飛ぶかと思ったわw

プギャーwwww、後、神様から伝言、

式神達調整ミスったらしいから弱体化入るらしいぞ。まあ頑張れ(笑)後これお土産、貴重な貴重な地球の日本産の日本酒、妖怪って酒好きの奴が多いんだろ、まあやけ酒するなり酒盛りするなり好きにしな。

でもまさか子供になるとはなプギャーww(大爆笑)』

、、、以上です。」

男がそう言うと一体何処から出したのだろう、

大き目の樽を2つドカドカとベランダに置いた。

「、、、」

真顔で一切の抑揚のない声で読み上げたその男、

カッコ笑いカッコトジとか言ってたか?

「、、俺からも伝言良いですかね。」

「、、、はい。」

「『お前こそ倒れてるとは最強の調律者様が

エライことになってますねプギャーwwww

おっと訂正が必要だったかな最強(笑)の調律者様

どうかお体をお大事に〜wまじウケるんですけどw

プギャーwwww』と伝えてくれ。」

「、、承知致しました。」

月が雲から出た瞬間、

男は影に消えるようにいなくなった。

「、、、これ日本酒なのか。」

ゴクリ、

何故だろう、凄くいい匂いがする、、

「ちょ、ちょっとくらい味見していいよね、、」

カポッ

中には澄んだ色の酒が入っていた。

「さ、流石にこの姿で飲んだら怒られるよな、、」

俺は猫又の姿に戻る。

「、、、」

ペロッ

「!!」

「美味い、いい酒だ、」

これはこっそり飲んで、、

『、、、』

し、視線を感じる。

「大将、、水臭いぜ?」

「儂らが酒好きなのをお忘れで?」

「主よ、その酒は、とてもいい匂いがするぞ、」

「吾輩も少しばかりいただきたい。」

ラースとナグモ、ウロボロス、ガイアが立ってた。

「、、、」

『、、、』

「よし、飲むか!」

「では吾輩、つまみを取って来ようぞ!」

「確か戸棚にあの街で買った魚の珍味が、、」

「儂はジョッキでも、、」

男5人、なんの気兼ねなしに飲む酒は、

それはそれは美味かった。

〜〜翌朝〜〜

「な、、」

「な、何があったんだ?」

「おさけくさーい。」

クロは腹を上に向け爆睡、

ナグモとウロボロスは机に突っ伏しており、

ガイアとラースは床で固まって寝ていた。

辺りにはジョッキと空になった酒樽2つと

魚の干物らしき物が散らかっていた。

「お前らなぁ、、、」

「「起〜き〜ろぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」」

バサバサバサ!

エナとミナの叫び声が辺りに響き渡り、

小鳥が一斉に飛び立った。

〜〜〜〜

『、、、、、、』

「あ、頭が、、」

「の、飲み過ぎたか、、」

「頭がグルグルしますぞ、、」

「なんじゃい軟弱な、

儂らはもうちょっと行けますぞのう、ウロボロスや」

「儂はまだまだ行けますぞ、ナグモや」

「やっぱウロボロスにゃ〜勝てへんわ、」

「いやいやそなたも結構イケるでは無いですか。」

「「ガッハッハッハ!」」

どうやら結構仲良くなったらしい。

「おい、男共、」

そこにエナの冷ややかな声が響く。

『、、、』

その声にラースとガイア、ウロボロスとナグモが

静かに正座した。

「〜♪」

「ほ〜らマイは僕とお出かけしようk」

「クロ」

「、、、はい」

その後小1時間、

俺等はクドクドとエナに説教された。

〜〜〜

「話がある。」

俺は全員を集めた。

二日酔いで痛む頭を押さえながら言う

「実は、お前たちに聞きたいことがあってな、」

そういい式神達を見る。

「どうされたのですかな?」

ナグモが答える

「体が重い、力が湧かない、

いつもと違う感覚はあるか?」

ナグモとウロボロスが目を合わせ、首を振る

「いや、特にはないのう。」

ウロボロスの言葉に俺は疑問を覚える

(式神の弱体化、、一体どんな、、)

「じゃあ、一旦ダンジョンに行こう、

そこで確認したい。」

「分かった!」

ミナが返事をし、全員が頷いたので、ダンジョンへ向かった。

〜〜〜

「マイ!行け!」

「わかった!」

ヒュン!バスッ!

マイは片っ端から白兎(ハフェイエルン)を切りまわっていた。

「どうだ?」

「いつもどおりだよ!」

「う~ん、、」

俺が悩んでいるとウロボロスが言う

「奴らを信用していいのだろうか、

我らが弱体化したと言われても、

特に何も変化はないのですがな、、」

シャァァァァァァ!

「何事だ!」

「わぁぁぁ!へんなのきた!」

マイが駆け戻ると、

大型の蛇がマイを追いかけていた。

「奴は、、鎧蛇(アーマードパイソン)!?

この階層のボスに出会ってしまったか!」

エナの言葉にガイアが叫ぶ

「はぁ!?この間来た時はいなかったじゃねえか!」

エナが答える

「こいつは徘徊ボス、出会うことは少ないが、

初心者はこいつに良くやられる、

物理攻撃が効きづらいから、

魔法で倒すことがおすすめだ!」

エナの言葉にウロボロスが答える

「では、全員下がりなされ。」

「ウロボロス殿?」

エナを制し、ウロボロスが鎧蛇(アーマードパイソン)を指差す。

「食らうがいい、〘腐食の吐息(コロージョンブレス)〙!」

するとウロボロスの背後に巨大な半透明の蛇の頭部が

出てくる、

するとその蛇の口から真っ黒な煙を噴射する。

なんということでしょう、

防御力の高いと言われる鎧蛇(アーマードパイソン)

ボロボロになり動かなくなったでは無いですか。

「エグ、、」

そう思いつつ俺達はどんどん階層を下がった。

「私達要らなくない?」

ミナの弱音に、ラースが言う

「そんな事は無いですぞ、

我らのカバーは本当に助かっていますぞ。」

ラースのフォローでミナは活力を取り戻す。

「ならいいけど、、」

「ボスだな。」

ドアを開けるとボスが立っていた。

なんと、そこには!

「、、レッサードラゴンか。」

イメージ的にはティラノサウルスだろう。

しかしこの世界がそう簡単には行かないことを

俺は知ってる。

ボォォォォ!

当然の様に炎を吐いてきた。

「主殿、新魔法を試して良いかの?」

ナグモの言葉に

「いいぞ!やったれ!」

ナグモが魔法を唱える

「〘ボトムレス・スワンプ〙!」

するとレッサードラゴンの足元が急に沈んだ。

「ボトムレス・スワンプ!?

上級の土魔法ではないか!?」

「今じゃ!ミナ殿!」

「ありがとう!〘ライトニングサージ〙!」

バチバチバチバチ!

えげつない電流が流れ込み、レッサードラゴンが叫ぶ

グェェェェェェ!!!

そしてレッサードラゴンが力なく倒れ込み、

撃破する

「やった!」

「上級雷魔法、ライトニングサージ、

ミナも力を上げたな、、」

そう思っていると、

後ろからゴブリンが来る

「マイ!」

「、、、?」

突然、マイが動きを止める、

「う、動けない、、」

マイにゴブリンが飛びかかるが、

「ハア!」

ガイアが殴り飛ばし、事なきを得る。

「大丈夫か!?」

「、、ね、ねむい、、」

マイの言葉と同時、式神が全員動けなくなる。

「どうした!?」

「むう、力が湧かんな、、」

エナがナグモに駆け寄るが、ナグモは座ってしまう。

「すまんな主、儂も動けん、、」

「どうしたんだお前ら?」

鑑定

HP 735200/735200

MP 215230/249000

SP 132000/154000

LV 162

名前  なし

状態  平常

種族  八岐之大蛇(ヤマタノオロチ)

年齢  2260

性別  なし

職業  なし

称号  神をも怖れさせる者 覇者 恐怖を齎す者

    生ける厄災 生ける自然災害 不死者

    大酒飲み 破壊者

スキル 火炎魔術 水流魔術 大地魔術 嵐風魔術

    雷撃魔術 腐食の吐息 火炎の吐息

    猛毒の吐息 血魔法 状態異常耐性 

    超速再生 不老 体積操作 人化 獣化

加護  破壊神の加護


「、、MP,SP切れじゃないな?」

「じゃあなんでだ?」

するとラースが困った様に言う

「主殿、主殿のステータスが、、」

俺がステータスを開くと

HP 2000/2000

MP 90000/100000

SP 14600/40000

LP 0/0

LV 1

名前  クロ(酒田 浩一)

状態  平常

種族  猫又

年齢  3

性別  男

職業  陰陽師

称号  異世界からの来訪者 連勤術師(笑) 勇者(仮)

    ブラック企業に務めし者 黒魔術師(w)

    式神の主 指揮者

スキル 妖炎 式神召喚 裁断 和紙生成 筆記

    翻訳 魔力変換 錬金術 人化 獣化 

    元素制御 簡易結界 式神強化 鑑定

    ,,,

式神  鎌鼬 土蜘蛛 鴉天狗 八岐之大蛇

加護  地球神の加護↓


「あれ?今日霊力チャージしたんだけどな?」

俺はそう思いながら霊力をチャージし直すと

「?」

すくっ

「あれ?なんかねむくなくなった!」

「ふぅぅぅ、力が湧いてくるのう、」

「おぉ、体が軽く、、」

俺は嫌な予感がした。

「ラース、軽く魔法を撃ってくれないか?」

「?分かりました。〘ウィンドスラスト〙!」

バスン!

「ステータスオープン!」

HP 2000/2000

MP 80000/100000

SP 14600/40000

LP 99950/0

LV 1

名前  クロ(酒田 浩一)

状態  平常

種族  猫又

年齢  3

性別  男

職業  陰陽師

称号  異世界からの来訪者 連勤術師(笑) 勇者(仮)

    ブラック企業に務めし者 黒魔術師(w)

    式神の主 指揮者

スキル 妖炎 式神召喚 裁断 和紙生成 筆記

    翻訳 魔力変換 錬金術 人化 獣化 

    元素制御 簡易結界 式神強化 鑑定

    ,,,

式神  鎌鼬 土蜘蛛 鴉天狗 八岐之大蛇

加護  地球神の加護↓


「、、、あ、ああ、あああああああああ!!!!

霊力が、霊力が減ってる!!!」

こうしている間も、霊力が僅かに減り続ける

「ラース!一旦何もしないでくれ!」

「分かりました。」

すると霊力が減らなくなる。

「、、、」

これは、要するに、、

[式神達、使ってもいいけど霊力使ってね。]

ということだろう、、、

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