ダンジョンに行こう
「ダンジョンに行ってみたい!」
突然そんな事を言い出したミナ。
エナとガイアが困惑しながら聞く。
「いきなりどうした、ミナ?
今さっきパーティーを組んで、とりあえずクエストで様子見しようってなったじゃないか、」
「そうだぜミナ、一回クエストを挟んでから行った方が、、」
ミナがすぐに反応する
「ふっふ~んこれ見てよ!」
一枚の紙を出され、俺達が覗くと、そこにはこう書いていた。
日本語に翻訳すると、こんな事が書いていた。
【期間限定!ダンジョンドロップ及び素材不足に
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(規定量に達し次第、即時終了となります。)】
『よし、行こうか、ダンジョン。』
金欠の俺達にとっては、絶好の機会だった。
〜〜〜
「ここがダンジョンか、」
そこにはこう、、なんというか、、
「地下鉄の入口か?」
※地下鉄、読んで字のごとく地下を走る電車。
「クロ、チカテツって何?」
「いや、何でもない、、」
(〇〇駅〜とか言うノリでクエイルダンジョンって書いてるし、、)
ちなみにクエイルはこの町の名前だ。
俺はミナに何を取るのか聞くことにした。
「ダンジョン素材は何を取るんだ?」
「えっと〜、ダンジョン特有の魔物、
ハフェイフェリュンの角を取るんだって。ポーションの材料になるんだって。」
「なんて?」
「ポーションの材料に、」
「いやその前、」
「、、、ハフェイフェリュン」
「???」
エナがそっと聞く、
「ミナ、もしかして、、
ハフェイエルンの事を言ってるのか?」
「、、、」
「ミナ、、もしかして滑舌悪いのか?」
「そそそそそんな事ないもん!」
「じゃあ復唱して?生麦生米生卵、はい」
「ナミャミュギニャミャゴメニャニャニャミャゴ」
「魔術師手術中」
「魔術師チュジュチュチュウ」
「坊主が屏風に上手に絵を描いた」
「坊主がビョウビュニジョウジュに絵を描いた」
「ブフッww」
「あ〜笑った!今笑った!」
ガイアが思いっきり吹き出したのを聞き、
ミナが半泣きで抗議した。
「ミ、ミナ、まさかここまで滑舌が悪いとは、、
フフッw」
「エナも笑った〜うぅぅぅぅぅぅ、、」
「サテ、イクトシヨウカ」
「何でクロはカタコトなの!?」
〜〜〜
「さて、モンスターは〜、、いた。」
そこには小さい角が生えた、白いウサギがいた。
「あれがハフェイエルンか。」
「そうだな、突進に気を付けろ、意外と速いぞ。」
するとハフェイエルン(以下、長い為白兎と呼ぶ)
が突っ込んでくる
「私が前に出る!」
エナが前に出ると、、
「支援行くぞ!
筋力増加、速力上昇、防御力上昇、持続力延長!」
それぞれ赤色、水色、橙色、黄色の4色に身体が薄く光り、オーラのようになると、
ドゴッ
「おぉ!痛くない!全然ダメージが入らないぞ!」
「凄い!仰け反りもしていない!」
エナがしっかり盾を構えているのもあるが、
やはり支援魔法が効いている!
「ミナと大将には別の支援を、
魔力消費緩和、魔法威力上昇、詠唱補助、」
こちらはそれぞれ薄紫色、赤紫色、青紫色に、
薄くオーラを纏った。
「雷波!」
ミナの初級魔法が白兎に当たると、
一撃で撃破した。ドロップの角を拾うと、
ミナがこぼした。
「凄い、魔法の威力が上がってる、、」
「支援魔法は1時間しか持たないから
気を付けてくれ!」
ちなみにアークプリーストにもなると
同じ魔力で支援は半日持つらしい。えげつない、、
不意に前を見ると暗闇に赤い眼光が数十個は見えた。
「支援はあと何回だ?」
「同じコンボならあと2回だな。」
「十分!行くぞ!」




