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戦いの後は

「厄災は討たれた!これで脅威は去った、

今日はささやかだが祭りを開こうと思う!

街を挙げてお祝いだ!」

「「「ウォォォォォォ!!」」」

そんなお祭り騒ぎになっている場所と対比的に

お通夜ムードになっている人がいた。

「、、、はぁ、、」

「、、、」

「、、、、」

勇者パーティーであった

「えっと、どうしたんですか?」

見かねたミナが話を切り出した。

「あの人、男の人、、何なんだ、魔王なのか?」

「私達が苦戦してなお届かなかった

厄災、黒き龍を、たった、たった一撃で、、」

「私達、、勇者(さいきょう)パーティーだと認められて、

舞い上がってたのかもしれないね、、」

「俺、この祭り終わったら、ダンジョンで修行して

くるよ、まだ、まだ足りなかったんだ。」

「私も、魔法の威力だけじゃなくて、次、また次を

考えて行動しようと思うよ。」

(結果的には、勇者パーティーへの激励(げきれい)になったから結果オーライなのかもな。)

だが、と

(俺の風刃ノ鼬(カマイタチ)も効果はあったが脆い、

もっと耐久性を上げたい、カマイタチだけでなく、

他の式神の開発を急ごう)

あの夜、何故か一瞬人型になれたが、

アレ以来、何度も試したが、人化には失敗していた、

「ミナ!ここにいたか!美味しい食べ物が沢山出てるぞ!」

「本当!?今行く!」

「じゃあ俺も行こうかな。」

屋台の方に行くと、

「焼き魚いかがですか!」

焼き魚(やきざかにゃ)だと!?食べたいにゃ!」

「クロってそんな喋り方だっけ?」

(アレ以来何故か猫言葉になっている、、

直さなければ、、)

そう考えつつ、クロは魚に食いついた。

「これ秋刀魚(サンマ)か?美味いな。」

「サンマ?そんな高級魚なわけないでしょ〜」

「そうだ、サンマは取るのが難しいんだ。

サンマは通称、秋刀魚(シュウトウギョ)と呼ばれていてな、

海ではサンマには絶対近づいてはいけないという

掟があるんだ。

網で掬っても網が切られ、

釣り竿で釣っても竿が叩っ切られ、

素潜りで捕まえようものなら全身刀傷だらけさ、

捕まえたいなら特注のミスリル製の網でないと

捕まえられねぇ。当然費用も馬鹿高いから

貴族にしか食えねぇんだ。

群れでサンマが泳いでいたならば、

例え水竜(シーサーペント)でも、よほどの事がないと近づいてこねぇんだ。」

「この世界のサンマ物騒過ぎるだろ。」

「じゃあこの魚は何ですか?」

「これはサンマだ。」

「サンマじゃねぇか!!」

「全然違うよクロ!

これはサンマで高級なのがサンマ!」

「違いがわかんねぇよ!特に文章でどう伝えんだ!」

「分かってないな〜クロ、

これはサンマ、高級魚がサンマだってば」

「何が違うんだ、、」

ピンポンパンポーン

はい、作者の深山です

文章だと伝わりにくいので

矢印をつけて極力わかりやすく書きますね。

クロが食べているのはサ⤴ン→マ⤵

さ、が上がって

ん、はそのままで

ま、で下がります。

高級なのがサ⤵ン→マ→

皆さん馴染み深いあのイントネーションです

お分かりですか?

普通のやつがサ⤴ン→マ⤵

高級なの方がサ⤵ン→マ→

これ以上は無理です、頑張って理解してください。

GOOD LUCK、、幸運を祈る。

また会おう。



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