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みんなの願いは…


「レア!」

「レア殿下!」

「レアっ」

「姫君!」

「レア目が覚めた?」

「レア俺が誰かわかる?」


目をさます。そこには沢山の知っている顔があった。

アルフレッド父様、やっぱり病気じゃなかったんだ。アーサー兄様、目覚ましいゴールドの髪が眩しい。カイン、無表情を貫いていた彼の面影はもうない。エース、全力で喜ぶ顔が子供っぽい。クリス兄様、バッチリ目が覚めました。エメスト兄様、ぜんっぜんワカリマセン誰ですか?というのは冗談。


「レア…よかった」

「レア姉様〜」

「レア様」

「レア、本当に死んでたぜ?」

「レアのばかぁ!」


ルミニア母様、そんなに泣かないで欲しい。マリー、涙で顔がクシュクシュになってるけど可愛い。ロイ、正気に戻ってくれてよかった。ケイト、私も本当に死んだと思ってた。クシュシュ、バカでごめんね。


「レア様」

「レアさん」

「レアお嬢様」

「レア様」


あれ、ユーリス、久しぶりだね。ロレッタも久しぶり。アンドレさん、お元気そうで何より。デルダさん、今日は怒った顔しないでください。


フルブラントで私が大切だと思った人たちが寄ってたかって覗き込んでいた。

そして一人一人に抱きしめられた。


「よかった、レア、よかった」


泣きながら抱きしめて離さないアルフレッド父様に微笑みかける。


「ごめんなさい、でも、私が生きてるのはみんなのおかげです。ありがとう」


大切なものを命をかけてでも守りたくて、守りきって、死ぬのは本望だけど、もう二度としませんから安心してください。

こんなに普段泣かない人まで泣いていたら、もう二度とできないから。


次は大切な人を守り抜くのもそうだけど、大切な人が大切だと言ってくれた私をないがしろにはしないから。

私を信じてくれるって信じてるからね?


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