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世話焼き神と思春期?


『どうしても、アーサーに会う?』


夢のなかで彼にあった。

私は何を今更とばかりにため息をついた。


「行きます、何がなんでも」

『なんで?』


何でって、この神は何を言っているのだろう。


「あそこが私の家で、彼らが私の宝物で、命をかけてでも守り抜きたいものだからです」

『…命をかけても…か』


見覚えのあるその瞳を見る。


『ねえレア、君は幸せになりたかったんだろう?』

「そうだよ?」


そうだ、私は幸せになろうと思ってここにもう一度生を受けた。


『君は、幸せかい?』

「どうかな?」


まだ、わからない。

でもあの環境があるというだけで幸せなはずだ。


『……君の事を見守っているよ』


その言葉だけを残して神はまた白い靄の中に消えた。


目を覚まして、短くなった髪の毛をとかし、服装を整えて外に出た。

今回は自由行動、起きた人から好きに行動、夕方までには帰る。

お金は全員が平等に銅貨200枚

私は今日、髪用の石鹸を買いにいく。

本当なら銀貨1枚するような魔法のトリートメントが欲しいが、髪用石鹸に自分で魔法をかける方が早いので、銅貨で買える髪用石鹸を買いにいく。


お店に入り、いろいろな石鹸の香りを嗅ぐ。

ふと見つけたバラの形をした石鹸を見つめ、それを二つ購入した。

帰りに一人でレストランに向かい、銅貨で食べれるものを頼み食べた。


石鹸は魔法で収納力をプラスした斜めがけのカバンの中にしまい、そこから杖を取り出してギルドに向かった。

ギルドで稼ぎのいいものを選びクエストをこなす。

手に入れた銀貨2枚をポーチにしまいこむ。


この時ちょうど夕方を過ぎたぐらいだったので、また外食をする。

カロリーの高めなものを食べ、宿に帰る。

ちょうど宿の前でカインと会い、一緒に部屋に入る。

みんなも思い思いに羽を伸ばしたそうで幾分か顔色が良くなっていた。


「ーー…ーーーー…ー…」


私は早速買ってきたバラの香りの髪用石鹸に魔法をかけた。

クシュシュが買ってきた髪用石鹸にも魔法をかけて、今日はこれで髪を洗った。

お風呂から上がって髪を拭いて乾かしてパジャマに着替えてベットに座る。

髪用石鹸にかけた魔法がかなり強く効いているようで少しツヤツヤして見える。

髪の長さは昔よりは短いが胸ほどにまでは伸びているので女の子らしくは見えるはずだ。


クシュシュも髪の毛をツヤツヤにさせて戻ってきて、二人で髪の毛を触りあってその効果を確認しあった。


「……」


ふと見るとカインとケイトがこちらを見ていた。

ベットの上で二人して遊んでいただけだが何故か二人とも顔を赤らめている。

クシュシュも私も首を傾げて気にせず二人でベットに潜り込んで眠った。


「え~っと、レアの隣で寝たいな~って…」


カインがそんなことを言った。

ケイトもクシュシュと一緒に寝たいそうだ。

私とクシュシュは顔を見合わせて笑って、二人をスルーして障壁を張って寝た。


「私はクシュシュと寝たいからごめんね」

「私もレアと一緒に寝るからごめんね~」


もうそんな年頃なのかな?まだ11歳だけど、早い子だと早いのだろうか?

明日も自由行動だ。明日は何しようと考えながら私は眠った。


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