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一度きりの台風  作者: みふ
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プロローグ

「人生とは一回きりのものである。後悔しないように生きなさい。」


いつだっけな、こんな事を言われたの。確かまだ制服のボタンを開けなくピシッとした格好をして、隣人さんから「短パン小僧」なんて呼ばれてた頃だっけな。


今思い返せばこの言葉は人の職業をバカにしているようにも聞こえる。


昔はどうとも聞こえなかったけど、この言葉はいつしか平々凡々の奴らのようにはなるな。と言うような意味で捉えられてしまっていた。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


「将来はプロのスポーツ選手に〜」、「大好きな子と結婚したい〜」


こんなことを言う年の頃の僕はその言葉に感銘を受けた。この言葉の意味はその頃の僕にとってこう思ったな。


「将来像をきめるのは自分の行動次第だ。」


こういう意味に僕の脳では捉えられてしまっていて、要するに頑張れば何でもなれるんじゃないか?と思っていた。


「頑張ればエジソンみたいな歴史の本に登場する様な人物になれるんだ!」


と思っていた。


今思い返せば本当に馬鹿だったな。


ーーだけど



ーーだけれども



この言葉は自分をこんなに変えてくれる事だとは思ってもいなかった。

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