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擬似恋愛相手は横浜の会社経営者、ミヤビが見つけたからシガラミ無い子持ち既婚者。

その人は私の父親の年齢に近かったけれど、服装や話し方や内容はかなり若く見えた。

その人も最初は私には気付かなかったけれど…最後は私に恋をした。

私に気付いたのは、ミヤビが私を説き伏せて私を出したから。

その人がミヤビをかなり気にいっていたが家庭も大切にしていたのが分かったから。

家庭を大切に出来ない男は駄目だ、まして子供がいるならば。

子供が居るということは一度は子供を幸せに育てる覚悟をしたという証。

その覚悟をしても家庭を大切にしないのは、上っ面の覚悟だったという事。

その覚悟を通せないのはこミヤビともトラブルを起こすからだ。

できちゃった婚も二人で仕組んでならば問題無いが、セックスの快楽を男が求めた為に発生する場合も多いから。

勿論、それがきっかけで大切な家庭が生まれるのも事実だけど避妊は男の義務、女も望まない妊娠をしたくないならばピル等の薬の知識を知っておくべきだ。

モーニングアフターピルさえ飲めばほぼ妊娠しないし面倒臭ければ低容量ピルの毎日の服用等。

産まれてくる子供に罪は無いし、母親以外の女にウツツを抜かしている事を気付かれる父親程馬鹿な男は無い。

経済力無いのにセックスの快楽ばかり追い求める男は稼ぐ能力が低い為未来は明るくない。

何はともあれ、その人のおかげで私は知らなかった世界を見た。

ミヤビは客と海外旅行には行かなかった。

理由はパスポート。私名義で個人情報満載。

私はビジネスクラスでの移動やカジノの興奮も覚えた。

どんなに晩くなっても自宅迄車で送らせる事、私の悩みや愚痴を話す事も。

でもその人は私を知ってから、プレゼントはくれたが一切金を払わなかった。

その矛盾に気付いて擬似恋愛は終了。


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