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三獄死

A 「デスノート拾ったった! 新世界の神になるぜ!」


B「またA がトチ狂ったこと言ってる」


C「……かしてかして」


A「ほい」 パスッ


C 「……」キャッチ


B 「とりあえずA の名前でも書いとく?」


A「とりあえずビールみたいなノリで殺さんといてや」


C 「……」カキカキ


A 「微塵の迷いもなく実行するCさんマジパネエッス」


B 「どうせ偽物でしょ」


A 「いや本物だってここに死神いるじゃん。名前はデュークだって」ユビサシッ


B 「幻覚症状が……末期か」


A 「まるで養豚場の豚を見るような目だ心折れそう。なあなあC 、ここにいるよな」


C 「……アタァッ」ドスッ


A「グボゥッ……おまっ……みぞおちはやめろマジでやめろ」


C「……経絡秘孔のひとつ……人中極をついた……」


A 「いいですか……暴力をふるっていい相手は化け物どもとリア充どもだけ……!?」ボコボコッ


C「……お前はもう……死んでいる」


A「あべしっ!!」ドバッブシュァアア


B「スプラッター!?」


C「……書き込んで40秒後に死亡……このノートが本物であることは確定的に明らか」


B「どう考えても死因はCの暗殺拳でしょ!?」


C「……ノートには名前以外書いてない……死因は心臓麻痺」


B「心臓麻痺で体は爆裂四散しません!!」


C「……とりあえず……Aにフェニックスの尾を使う」パァー


A「……オォ……オァァ……」ウジュルウジュル


B「再生のしかたグロっ」


C「……三分間まつのだぞ」


B「インスタントでよみがえるのか……これってホントに人間なの?」


A「……キョエエエェエェエエェェ」グチュルグチャグチャ


C「…………」


B「ま、まあいいや。Cちょっとノート見せて」


C「……はい」


B「ありがと。ほーよくできてるなー最近のイタズラは手がこんでるねー」パラパラ


C「…………」


死神「…………」


B「うわあどうみても雰囲気死神な人がいるぞ。けどきっとこの人は通りすがりの殺し屋だよね、ノートなんかとは無関係だよね」


C「……死神ですか?」


死神「…………」コクリ


B「いやあなたゴルゴでサーティーンなスナイパーの方ですよね!? 確かに死神だけれども! ノート持ってる死神とは別ジャンルですよね!?」


死神「オフのシーズンは死神界で生活している」


B「リラックスできなさそうな休暇の過ごし方ですね……」


C「……むっ」


A「おのれC……死ぬほど痛かったぞッ!! 食らえいッ!! 憎き肉片ミート・インベイドッ!!」ビキッ ビシッ ビキッ


C「……波紋疾走オーバードライブッ!」バリバリッ


A「ギャァァース!!」 ドロドロ


B「また死んでる! ところでなんであの肉塊なんかにノートをわたしたんですか?」


死神「……ノートは不要だ。銃で撃てば人は死ぬ。……あれに拾われたのは偶然だ」


B(頭のいい人が拾ってたら大変なことになってただろうな……ある意味あのバカが拾ってよかった)


C「……そのノートはBがもってて……最近物騒だから」


B「そんな防犯ブザーみたいな感覚で持ち歩けるもんじゃないよこれ!?」


死神「持ち主が決まったようだな。おれは帰る」


B「ノート持って帰ってくださいよ!」


A「復ッ活ッ! A復活ッッ! A復活ッッ! Aふっか」ズキュゥーーン A「ぎゃー!」ドサッ


死神「俺の後ろに立つな」


C「……銃を抜いて射殺するのに0.04秒……おみごと」


B「死にすぎィ!」

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