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漆黒の風  作者: ST
三章 黒風の通る道 武道大会編
70/123

16話 ヤマトの思い出話 中編

壮絶な依頼を終了したヤマト達はギルドを出て、宿への帰路についていた。



「それにしてもヤマトにい、凄かったね」


「ヤマトにい?」



ラーシアの後ろを歩いているミルがオレンジの髪のポニーテールを揺らしながらヤマトの背中を見つめる。

ヤマトは自分の呼ばれ方に疑問をもつが、まあ気にしない。

そんなヤマトに、ミルの言葉に同様の意見のラーシアも三年前とは比べ物にならないほどに成長したヤマトに賛辞の言葉を述べた。



「まさかSランクのデーモンまで倒すなんて……」


「まあ、あれはカーラさんもいたしな」



ヤマトはそう言うが、実際に危険度Aランクの魔物を二体同時に倒す程の実力である。

正直一対一の戦いでも勝てたのではないか。

ラーシアはそう思っている。



「――Sランクの魔物には嫌な思い出しかないしな。一人なら勝てたかどうかは分からない」


「ああ、三年前のデーモンのことですね」


「――それだけじゃなかったけどな」


「なんだ? 他にもあったのか?」



ラーシアとの会話の途中でカーラも入ってきた。

大体の事情をアルから聞いていたカーラは三年前に起こった緊急討伐の事件は知っている。

だがそれ以外で危険度Sランクを相手取った事は聞いては居なかった。

ラーシアの隣ではミルも興味ありげな顔をしている。



「前にもデーモンにあったの?」


「いや、別の奴さ」



ミルの質問にヤマトは首を振る。

その後すぐにヤマトは空を仰いだ。



(そういえば、あの時に“本当の意味で”一人旅することを決めたんだっけなぁ)





     ★★★





それはヤマトがシードと戦った二年後のことである。

その日もいつも通りに起きていつも通りに相棒、セラとギルドに向かった。


すっかり二人での依頼が習慣化したヤマトとセラはギルドで一つの依頼を手にする。

その依頼内容はラークの討伐。


ラークとは全身が猿のようであるが牙と翼を持ち、灰色の毛で覆われている魔物である。

危険度はCで今回の依頼はラークを三体討伐するというものだ。


……そしてヤマトはとある魔物と対峙する事になるであった。





     ★★★





「ヤマト。今日は早く戻りたいし、もっと早く行かない?」


「へいへい」



ヤマトはセラに急かされ木々の間を潜り抜けていく。


ここは街道をそれたところの小さな森の中。

魔物が最も出現しやすいのが森の中の為、いつものように草を踏み木々の間を通る事になった。



「セラ、あんま早く行き過ぎると痛い目みるかもよ?」


「私とあんたに敵う魔物なんてそうはいないと思うけど?」



アルとの修業も大分進み、中堅の実力者の冒険者にも勝るとも劣らない実力を兼ね備えた二人は確かにそう簡単に殺られるものではない。

しかし、それども注意しないといけないとも教えられている為、ヤマトが気を抜く事はなかった。



「周りを索的せよ。感知センスエリア



ヤマトは感知魔法を唱え、周囲の状況を探る。

するとどうやら先を進んだところで魔物が数体いることが分かった。



「この先に魔物がいる。行くぞ?」


「分かったわ。まあ余裕でしょ」



セラはグラディウスを手に取り先に向かい慎重に小走りで駆け出した。

それに続くようにヤマトも腰にぶら下がった刀の柄を握りながら走り出す。



「いた!」


「あれがラークかな?」



音が鳴らないように注意して先に進んでいると、話に聞いていたような姿の魔物がそこにはいた。

見た目は猿なのだが翼が生えてあり、牙がむき出している。

さらにとがったような灰色の毛が全身を覆っている姿も聞いていた通りである。



「それじゃあ、さくっとな!」



ラークの数は四体。

その一体にヤマトは身体強化を無詠唱で唱え、切りかかる。

そのラークは途中でヤマトに気付いたが時は既に遅く、首を刎ねられ息絶えた。


仲間の死に起こったように奇声を上げる残りのラークが一斉にヤマトに襲い掛かろうとした。

しかし、その内の一体が首から大量の血を流して倒れた。



「ナイス、セラ」


「どうって事ないわよ、このくらい」



ヤマトが切りかかる瞬間に既に後ろに回りこんでいたらしく背後から首を切ったのである。

残り二体となったラークは金切り声を上げながら一匹はヤマトに、もう一匹はセラに襲い掛かった。



「「あまい!」」



二人の動きはほぼ同時であった。


ヤマトは風の付与魔法で切れ味を上げた刀を、セラはその手にもった短剣をそのままラークに向かって払った。

二匹の魔物は胴から血を流してそのまま同時に倒れこむ。



「おつかれ」


「ヤマトもね」



討伐も終了して欠伸をするヤマトに証拠部位である翼と牙を取り出すセラ。

ヤマトは今日も終わったな~と伸びをする。



「ヤマト。伸びしてないであんたも手伝ってよ」


「へいへい」



セラに怒鳴り散らされてヤマトも自分の狩った魔物の証拠部位を取り出していく。

お互いすっかり慣れた手つきでそれを行っている事から経験をそれなりに積んだことがわかる。



「これで終わりね」


「そうだなぁ」



セラが証拠部位の最後を皮袋に詰めこんでヤマトの方を向くが、気のない相槌を吐かれてしまった。

セラはその様子に頬を膨らませたが、その後すぐにしおらしい表情になって独り言・・・を呟いた。



「……今日は早く終わったなぁー。私この後は暇なんだよねー」


「じゃあなんで早くとか言って急かしたんっすか!?」



いかにもわざとらしい大きな独り言だが、ヤマトはセラの意図には気付かずに思った事を口にする。

セラはそんなヤマトの反応に頬を膨らまして……脱力したように首を振った。



「――分かってたわよ、ヤマトだもん……」


「何が分かったんだよ?」



セラの言葉に全く意味が分からないヤマトは困ったような表情をする。

それを見てさらにセラは脱力する。

一体どうやったらこの鈍感男は気付くのだろうか。

教えてもらえるなら教えて欲しいくらいであった。



「まあ依頼は終わったしね。早く出ようよ」


「そうだな。あまりこういった森に長居するのはよくないし」



ヤマトは昔にセラが一人で出かけた最中に魔物と出会った事や緊急依頼の事もあり、森の中には多少警戒心を強くしている。

強くしているといっても必要な分だけしているので無駄に神経が擦り減らされる事はないのだが。


万が一ということも考慮しているヤマトはあまり森の中にずっと居座るのは得策では無いと判断する。

それはセラも同じ意見から二人はさっさと戻る事にした。


そういうわけで二人は森を並んで歩いている。

ヤマトが森の周りを感知魔法で調べているのでセラは咄嗟のときの為にヤマトの近くを歩いている。

それも一歩横にズレれば肩が触れ合うほどに。



(大丈夫。私は冷静。何も考えていない。だから落ち着いてーーーーッ!!)



気付けばセラは顔を赤面してチラチラとヤマトの横顔を見入っている。

ヤマトは周囲を警戒している為に全く気付いていない……いや、気付いたとしても何時もの事だったりするのであまり気にしないだろうが。



「ねえ、ヤマトは好きな人とかいないの?」


「ん? いきなりどうしたんだ?」


「別に……興味本位……」



セラの消え入りそうな言葉を聞いてヤマトはう~んと唸る。

ヤマトは決して異性に興味が無いわけではない。

だが、自分の道を考えるとその気持ちはあまり強く抱けない。

それに……。



「そうだなぁ……。そういった人はいないかな」



自分が独占したいと思えるほどの相手はいない。

守りたいと思う人はいるが、どうしても一緒に並んで歩きたいという人はいないのだ。



「そう……」



セラはどこか落ち込んだような、でも少し安心したような複雑な感情を抱く。

だが直ぐにその感情を振り払う。



「じゃあ……そういった人を身近な人から見つけてみたら? そうすれば物の見方も変わるかも」



現に自分は変わった。

セラはそう心の中で締める。

隣を歩く彼が居たからこそ自分は孤独という闇から救い出された。

だからこそその孤独の闇に未だ囚われているヤマトを救い出したいという気持ちがセラにはある。



「例えばホラ……いつも近くに居て……依頼を一緒にこなす人とか……」



セラは頬を最大級に赤く染めながらしどろもどろといった様子で言葉を話した。

視線も少し覚束無い。

声もどこか甲高くなりそうであるのを必至で抑えたような口調。

その意図するところにヤマトは……。



「そんな人いたっけ?」



……全く気付かない。



「……………………」


「えっと……、あれ?」



セラが急に黙り込んだのでヤマトは当然困惑する。

セラは下を向いたので表情が分からないが空気が何かに汚染されていくような感覚が過ぎる。



「ヤマト……それ本気で言ってるの?」


「あ、いや、え!?」



どこか呆れたような冷たい口調のセラを前にしてヤマトの冷や汗は止まらない。

まるで蛇に睨まれた蛙だ。

そんなヤマトを見てセラは溜め息一つ吐いた。



「あんたの闇、いつ取り除けるんだろう……」


「えっと……セラ?」


「――何でもない。取り合えず帰りましょ?」



セラはどこか寂しげな表情で前を行く足を速めた。

その表情の意味するところをヤマトは理解しない、理解できない。

未だ少女の願いは叶えられていなかった。


ヤマトは首を傾けながら、同じように速度を上げてセラに付いて行く。


……その瞬間、道の先の方で鋭い咆哮が鳴り響いた。





     ★★★





「何よ……これ……」



セラは目の前の光景に唖然と見入っている。

セラとヤマトは一匹の魔物と相対していた。


その魔物はヤマトの髪と同じくらいの漆黒の毛で覆われており、金色に光るその瞳はヤマトを獲物として捕らえている。

その姿はまるで黒豹。

しかし、大きさは三メートルは超えていそうなもので、時折見せる牙は黄金のようなピカピカした金色をしていた。


セラはその魔物に身震いした。

今二人の目の前に唸り声を上げながら睨んでくるのはガルクルス……危険度Sランクの魔物であったのだからだ。



ガアアアアアアアア!!!



ガルクルスは雄叫びを上げる。

それはまさに大地を揺るがすような迫力があった。



「――これはきついな……」


「ヤマト!」



セラは急いで短剣を取り出し、ヤマトに近寄る。



「何でガルクルスがここに!?」


「さあ……? ただこのままじゃヤバイと思うんだけど」



ガアアアアアアア!!!



黒豹はもう一度雄叫びを辺りに響かせる。

その雄叫びに気圧された二人は数歩後すざる。



「仕方ないな……。セラはじっちゃんを呼んでくれ! 俺は足止めしとく」



ヤマトはそう叫んで刀を鞘から振りぬく。

その瞳にはいつものような強い光が輝いている。

その意味するところは守る者を全力で守りたい気持ちからなるものだった。

だが……。



「――――嫌」



セラはその言葉を拒絶した。



「私はもう……足手纏いになりたくない……!」


「セラ……」


「私も戦うから……だから……」



セラは涙を溜めた瞳をヤマトに向ける。

もう迷惑をかけたくない、いっぱいに助けられたこの恩を次は自分が返したい……確かにその気持ちはある。

だがそれ以上に思うものがセラにはあった。



「――もう一人にしないで……」



故にセラは懇願する。

今にも泣き出しそうなその表情でヤマトに頼み込む。

セラにとってヤマトを失う事は、自分の未来を失うものと同義。

それを激しくそして強くセラは拒絶した。


ヤマトはセラをここから離れさそうと言葉を選んでセラに言ったのだが、どうやらそれは無駄のようであった。

それにセラの言い分も最もではある。

確かにヤマト一人でガルクルスを相手にするのはさすがに厳しいものがあった。



「はあ……。じゃあセラ、援護よろしく」


「――――任せて!」



今度は置いていかれなかった事に心の底から安堵する。

そしてセラは喜びの感情をすぐに切り替え目の前の魔物に意識を向かわせた。


ヤマトはそれを確認した瞬間、加速魔法を唱えてガルクルスに向かい走り出す。

身体強化とも合わさった二重身体強化デュアルチャージングを一ヶ月前ほどに編み出したヤマトはそれを使用したのである。



「セラ! 後方で隙を探しといて!」


「わかった!」



ヤマトは今まさに襲いかかろうとするガルクルスを見据えながらセラに声をかける。

その返答が帰ってきて、ふっと笑ったヤマトは風魔法を唱えた。


ヤマトが唱えたそれは風付与ウインドエンチャント

刀に風を纏わせ切れ味を増した後、ヤマトは刀をガルクルスに振るった。



「何!?」



しかし、刀を空を斬る羽目になる。

何故ならその巨体からは想像も付かない速度で横に飛びのいたからだ。

ヤマトはそれを確認するや否やすぐに後方にバックステップ。


すると先ほどまでヤマトが居た場所にガルクルスが一瞬で爪を振り払ったのだ。

接近するスピードの速さに若干の身震いを覚えるヤマトはそのまま刀を振り、其処から風の刃を飛ばす。


しかし、ガルクルスはそれを避けるどころか自らの前足を振るった。

ガルクルスが前足を振るった瞬間、その爪から鋭い衝撃波が飛ばされる。

衝撃波の発生にヤマトは瞠目した。


衝撃波はヤマトの放った風の刃を易々と弾き、そのままヤマトに迫る。

何とかヤマトはそれを横に跳んで回避するが今度はガルクルス自らが突っ込んできた。


ヤマトはすかさず風の刃を二、三程放つがガルクルスに当たった筈のそれはまるで弾かれたように消えてしまった。

ガルクルスはそんなヤマトの風の刃に怯む事無くそのままヤマトに体当たりをする。

ヤマトは咄嗟に刀で防ぐが衝撃は殺せずそのまま吹き飛んだ。



「ヤマト!」



気に背中からもろにぶつかり呻くヤマトにセラが叫ぶが、ガルクルスがそれを耳にしてしまった。

ガルクルスは今度はセラを獲物と見定め、そのまま襲い掛かった。



「…………っ!」



セラはその攻撃を素早い身のこなしでかわしていく。

だが、動きの俊敏さではガルクルスの方がずっと格上であった。


そして何度目かの攻撃を避けられた魔物は咆哮して、一層速い速度で駆けてセラに襲い掛かる。

そのあまりの素早さにセラは焦りを感じながら横に回避する。

しかし、すぐに方向転換するガルクルスの早さにはさすがに付いて来れなかった。



「きゃあ!」



そのままヤマトと同じように体当たりをくらい、セラはそのまま地面をバウンドするように吹き飛ぶ。



「うう……」



セラはどうやら足を痛めたらしく抑えながら必死に立とうとするが中々起き上がれない。

ガルクルスはそんなセラに止めをさそうとそのまま風のように飛び掛った。

その様子を最後にセラはぎゅっと目を瞑った。


……しかし、本物の風には速さで勝てなかった。

そのままゴオ! と強い突風が吹いたかと思うとガルクルスがそれに横から直撃し、仰け反る。

その瞬間セラの近くにヤマトが現れた。



「時間稼ぎありがと。どうやら超感覚能力マストが発動したらしいからさ、後は俺に任せろ」



ヤマトは先ほどまでとは一変している。

どうやら何かの感情が高ぶったのか、超感覚能力マストが自然発動したようであった。



「……そうね。超感覚能力マストが発動したら大丈夫でしょ」



セラは安心したようにそのまま崩れ落ち、まぶたを閉じた。

それは心の底からの信頼ゆえに後はヤマトに任せた。

それしか出来ない自分を呪いたい気持ちを一心に押し殺して……。


ヤマトはその様子を見届けて、次にガルクルスを見てニヤッと笑った。



「さて、ちょっと“奥の手”を試してみるか!」





     ★★★





今現在、ヤマトはセラを背負って街に戻る為に街道を歩いていた。

身体にはいくつもの傷ができ、腰の皮の袋からはガルクルスの換金部位である黄金の鋭い牙がはみ出している。



「まだ未完成だな。身体のあっちこっちが痛むし」



ヤマトは街道を歩きながらぶつぶつと独り言をつぶやく。



「ヤマトぉ……」


「……………………」



そんな時ヤマトの背中でセラが力の抜けるような声で寝言を呟く。

一瞬起きてるのでは? と思ったがすやすやと寝息を立てているのでどうやら違うらしい。

ヤマトはそんなセラをチラッと横目で見てすぐに正面を向く。



(……今回は偶然マストが発動したけど、今後はどうなるかは分からない)



ヤマトは考える。

確かに自分はガルクルスを狩れたが、それは超感覚能力マストが発動したからである。

もし発動がなければどうなっていたか……想像はたやすい。



(……やっぱり巻き込む訳には行かない。俺の旅は多分危険が多いしな)



確かにセラは自分に付いていくと言った。

だが、ヤマトはいずれ旅立つときには自分ひとりで行こうと心に決める。

それは仲間を誰も巻き込みたくなかったから。

ヤマトはそんな決意を一人抱えながら、何も知らないセラを背負って街に入っていった。





     ★★★





「へぇ……そんな事があったんですね」



ラーシアがニコニコしながらヤマトの話しを聞いていた。

カーラもヤマトがガルクルスと戦った事に多少興味を示していた。



「それでガルクルスをどうやって倒したんだ?」



カーラは早速ヤマトに問い詰めた。

しかしヤマトはこれには苦笑しながら「また今度」と曖昧に返事を返す。



「俺は明日、呼ばれてるし早めに寝るとするよ」



ヤマトの昔話を聞き入っていた三人はふと顔を上げる。

すると目の前には宿があった。

どうやら既に到着していたようでヤマトはゆっくりとその中に入っていく。



「やれやれ。ではまた今度も聞こうか」


「そうですね。セラちゃんの話も聞きたいですし」


「セラって誰?」



三人はそれぞれの意見を述べながらヤマトに付いて行くように宿に入っていった。





読了ありがとうございました。

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