無駄な命だった
何をしても両親から殴られる
絵も答案用紙もレポートも小説も漫画も全て破かれた
クリスマス
母はホストと酒を飲み父は売春婦と酒を飲んだ
私は1人で街を歩いた
私の誕生日
父は私が祝われることが許せず
自分を祝えと言った
大人になっても苦しみは続いた
母は父の遺産が欲しいしか言わない
父は知的障害だから言葉が通じない
味方も友達も家族もいない
入院した時
家族と友達がいないから服を用意する人がいなかった
着替えられなかった
私に寄り添う人がこの世にたった1人もいなかった
生きていたところで「共感」も「寄り添い」もされない
今度こそ人生にけりをつける