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第2話「打てなくても、大丈夫」

「中島さん」

「かのえでいいよ」

「呼び捨てはなんか……」

「私は久次郎って呼ぶよ、チームメイトだから」

チームメイト、なんだか嬉しいような、恥ずかしいような気がする。

電車の窓の外は真っ暗、地下鉄だからだ。いつもの通学で地下鉄に乗ることはない。

中島さん、いや、かのえさんについてきてほしいと言われて、どこへ向かうかも分からない電車に乗ってしまった。

「そういえば、さっきの短歌みたいなのって?」

「正岡子規の歌。意味は、若者のする遊びは沢山あるけど、ベースボールにかなうものはないっていう意味」

「野球って、そんなに楽しい?」

「うん」そう言って、かのえさんはまたニヤリと笑う。

そうなのか。

野球って、そんなに楽しかったかな、と思う。

僕は中学校に上がるときに野球をやめた。野球を嫌だと思うこともなかったし、他にしたいことがあったわけでもない。ただ、なんとなく、もういいかな、と思った。

自分が失敗すると、みんなが負ける。誰かが失敗すると、自分たちが負ける。自分の出番がない時は他の人を応援しないと怒られる。

こういうのが、もういいかな、と思った。

やっぱり、もしかしたら嫌だと思っていたかもしれない、野球を。

だから今は、嫌いな人と好きな人が仲良しだから、僕も嫌いな人と関わることが増える。なんか、そんな感じだ。

うん、僕は野球が嫌いだ。

「降りる」とかのえさんに呼ばれて、僕は立ち上がる。

一度も来た事がない駅だ。地図上でどのあたりになるかも分からない。

かのえさんはスマホのマップで位置情報を確認している。かのえさんも来た事がないのだろうか。

「こっち」かのえさんはスマホをリュックサックの外ポケットに入れて歩き始める。

そうか、女子の夏服にはポケットがないのか。

かのえさんの背中を見ながら、狭い階段を上っていく。途中で折り返して、また上っていく。

地上に出るとそこはバス乗り場だった。思ったより都会に近いところのようで、背の高い建物が立ち並んでいる。

「あれに乗るよ」かのえさんは来たバスを指さす。

「うん」

十五分くらいバスに乗って、着いたのはこれと言って何もない郊外のバス停だった。

それからしばらく歩いて、かのえさんはバッティングセンターを指さす。

「ついた」

「バッティングセンター」と僕はなんとなく言う。

「ベースボールの練習をするところ」

「うん」

「よし」かのえさんは足早にバッティングセンターへ踏み込んでいく。

自動ドアをくぐると、クーラーが効いた部屋に、木目調の床と白と黒の壁。意外と綺麗な内装をしている。

ああ、そうそう。こういう感じだった。

かのえさんは自動販売機でコインを買っている。

一回百円だけれど、コインなら千円で十一回分買える。

「じゃあ、行こう」かのえさんは水色のヘルメットをかぶっている。

ガラスのドアの先で、電気の明かりに照らされた、緑のネットが広がっている。

歩いている内はあまり気づかなかったけれど、もう空は薄暗くなっている。

80キロの球速のところで練習をしている小学校の親子以外に客はいない。

「バット」とかのえさんが呟く。

バットが十本ほど、立てて置かれているのを見つめている。。

「本物のバットだ」彼女はまたニヤリと笑う。

「これとかがいいんじゃない?」僕は500グラムのバットを指さす。

「うーん、ちょっと短いかな」

「短い?」

「木じゃないし」

「木なのはプロだけだよ」

「へー。まあ、いいか。じゃあ、これで」かのえさんは左手で一番重い850グラムの金色のバットを持ち上げる。

どう考えても、女子の使うバットにしては重過ぎる。

「球速、どうしようかな」彼女は左手で持ったコインをジャラジャラと鳴らしながら、球速の書かれた看板を見渡す。

それから、コインの手を握って、真剣に考えるようなしぐさをする。

「プロって、何キロくらい?」

「わかんないけど、140キロとかじゃない」

「140」

ここは140キロが最速だが

「まずは、もう少し遅めにしたら?」と僕は思わず言う。

「うん。じゃあ、とりあえず、100キロくらいにしてみようかな」

かのえさんはベンチの上にリュックサックを置き、コインをその上に乗せるとネットの向こうに入る。

「見てて」

僕はかのえさんの荷物の横に座る。

黒い無地のリュックサック、どことなくスポーティーな印象がある。意外とスポーツをする人だったのか、と思う。

コインが機械に入れられる音で僕は顔を上げる。

ピッチングマシンのライトが赤く光る。

かのえさんは右打席でバットを構えている。

身長が平均か、それより少し低いくらいだから、明らかに大人用のバットは長い。しかも、バットの一番下を持っている。それに重いからか、構え方もおかしい。

ボールがまっすぐ飛んでくる。

かのえさんは腕でバットを振る。

 「おっ」

 バン、と音がする。

 ボールが、キャッチャーの位置にあるゴムの板に当たって前に転がっていく。

 かのえさんはバットが重たいのか、少しふらついている。

 なんとか、バットを持ち上げて構える。

また、ボールが飛んでくる。

「はやっ、」とかのえさんが呟く。

バットはボールの遥かに下を通っている。

バットの重さで腰が曲がる。

足元がふらつき、数歩前に出る。

そんなのが十数回続く。

終盤はほとんどバットを振れていない。

ようやく終わって、かのえさんはネットから出てくる。

「どうだった?」

「これがベースボール」とかのえさんが言う。

これがベースボール? なにも分かっていない。こんなのは野球でも何でもない。バッティングセンターでできること自体が野球の一側面でしかないのに、かのえさんはそれすらも出来ていない。そもそも本当に野球をする気があるのだろうか。振れないようなバットを持って、打てないような速さの打席に立って、どういうつもりなのだろう。

チームメイトは一体なにをしているのだろう。

なんで僕はこんなものを見せられたのだろう。

だんだん腹が立ってくる。そもそも野球は嫌いなのに。

「思ったより速いね、100キロ。プロもなかなかやるな」かのえさんは荷物を挟んだ隣側に座り、壁にバットを立てかけて、手のひらを見ている。

「かのえさん」

「ん?」

「どうして、野球やりたいと思った?」

遠くで少年のバットの快音が聞こえる。

かのえさんはその音の方を見ている。

僕はネットを見つめる。

「そもそもさ、本気で野球をやりたいと思ってないよね」という言葉が喉まで出かかったとき。

かのえさんがヘルメットを脱ぐ。

風が吹いてトリートメント、なのか、甘いような香りがする。

僕は思わずかのえさんの方を向く。

白い肌の、鼻筋の通った綺麗な横顔だ。

大きな瞳がまっすぐ前を向いている。

黒髪が照明の光を受けて艶めいている。

そして、いい香り。

かのえさん。

トクトクという心臓の動きがまた蘇ってくる。

あれ?

なんだか、今まで思っていた事が馬鹿々々しく思えてくる。

理性的に考えて、僕は野球が嫌いだ。でも、それをはるかに上回る気持ちで、気持ちを超えた本能でかのえさんの事が好きだ。

かのえさんと親しくなれるのだったら、なんだってできる。かのえさんと付き合えるなら、死んだって構わない。むしろ、かのえさんと付き合ってからじゃないと死ねない。

冷静に考えろ、野球をするだけで、かのえさんと仲良くなれるんだ。

野球をやっていたのは小学生のころだけだけど、結構真剣に取り組んでいたほうだと思う。

多分、今のかのえさんのために僕ができることは結構ある。

うん、野球、嫌いじゃないかもしれない。

「かのえさん」僕はもう一度呼びかける。

かのえさんが真っすぐ僕を見つめる。

「かのえさんが打てるように、僕にも協力させてほしい」

「うん」

かのえさんは立ち上がる。

「よろしく、久次郎」


かのえさんがバットを振る。

当たらない。

「あー、全然打てない」ベンチに座ったかのえさんは天井を見ながら言う。

バットは500グラムにした。かのえさんには長さも重さもちょうどいいだろう。

球速も70キロまで落とした。

それなのに、ほとんど当たらない。当たっても前に飛んでいかない。

「体の軸っていうのか、腰の捻り方かな、腕の出し方? なんとなく、全体のタイミングがバラバラな気がする」

「うん、うーん」

「僕も小学校のころやってただけだから、上手く説明できないんだけど」

「もう一回、やってみる」

かのえさんはコインを入れて打席に立つ。

バン、バン、バン、カン、バン

後ろに当たる音か、あってもバットの鈍い音。

かのえさんがイライラしているのが、見ているこっちにまで伝わってくる。

結局、ほとんど当たることがないまま打席が終わる。

かのえさんが険しい表情でネットを開ける。

「くやしい」と呟く。

疲労なのか、手が震えている。

「ちょっと休憩したら?」

「……」

「夕食とか」

「うん」かのえさんは小さくうなずいて、バットを元の位置に戻す。

左手の指の付け根が赤くなっている。

ん?

「どうかした?」睨むような表情で言う。

「いや。夕食どこ行く?」

かのえさんは余ったコインを財布に入れる。

「あそこの回転ずしはどう? おごるよ」かのえさんは険しい表情のまま言う。

「いや、いいよ。ちゃんと出すけど、とりあえず行こう」


もう外は真っ暗だったけれど、半袖の夏服でも全く寒くはない。

見上げたら星が出ているかと思っていたが、バッティングセンターの照明がまぶしくて空は真っ暗だ。

バッティングセンターの県道を挟んだ向かいに回転ずしのチェーン店が見える。一階が駐車場で二階が店舗だ。平日だし、休前日でもないからそんなに混んでいる様子ではない。

僕とかのえさんは信号待ちで止まる。

「さっきの質問の答えだけど」とかのえさんが言う。

「質問?」

「どうして野球やりたいと思ったのか、っていう」

「ああ」

「これ」かのえさんはリュックサックから本を取り出し、僕に差し出す。

すごく薄い文庫本だ。

バッティングセンターの明かりで表紙に書かれている小さな文字までよく見える。

『正岡子規ベースボール文集』

タイトルの通り、正岡子規の野球に関する俳句や作文などが載っているのだろう。

「正岡子規は病弱で運動はあまりしてなかったけど、野球だけは好きだったらしい」

「へー」

「野球ってはじめは上手くいかないけど、練習をすれば寝食を忘れるほど夢中になるって」

「うん」僕は夢中にならなかったけどな、と思う。

「私も、夢中になってみたい」

信号が青になってかのえさんは歩き始める。

「今までスポーツやった事なかったけど、なんか、正岡子規の随筆を読んでて、もしかしたら私も夢中になれるかもって、思ったから」

かのえさんは渡りきると立ち止まる。

「だから、久次郎には私がベースボールに夢中になる手伝いをしてほしい」

「うん、もちろん」思わず僕は笑顔になる。

僕も野球に夢中になれるだろうか。

かのえさんは階段を上っていき、店舗の中へ入る。

席に着くと、向かいに座った僕をまっすぐ見る。

「ありがとう」とかのえさんはさわやかな顔をする。

「いや、いいよ」照れる。

「実は、まったく野球やった事なかったから、助かる」

「え?」

「その本に書いてあることしか知らないし」

「え?」

「そもそもベースボールしてみたいって思ったの、今日のお昼だから」

「でも、さっきチーム名、言ってなかった?」

「それも言う時に思いついた」

「他のメンバーは?」

「いないよ。今は私と久次郎だけ」

かのえさんはタブレットで何皿か注文してから、僕の前に置く。

「おごる」

「いいよ」

僕が注文を終えるころに、かのえさんが頼んだ皿がいくつか来る。

「野球のこと、どこまで知ってるの?」

「ルールはだいたい覚えたと思うよ」かのえさんは割りばしを割って左手で持つ。

やっぱり、と僕は思う。

「もしかして、左利き?」

「え、うん。そうだよ」彼女は当然のようにそう言って寿司を口に運ぶ。

そうか、正岡子規は右打ち左打ちの説明をしなかったのか。

「左打ちって分かる?」僕は来たマグロの寿司を机に乗せながら訪ねる。

「左打ち?」

「バッターボックスって二つあるでしょ」

「うん、そういえば」

僕はマグロの寿司を皿の左右の端に乗せる。

「ピッチャーから見て、右側のバッターボックスで打つなら右打ち。左側なら左打ち」

箸で示しながら説明する。

「へー」かのえさんはまた寿司を口に運びながら言う。

「じゃあ、私は右打ちだね」

「多分、それが上手くいかない原因じゃないか、と思う」

「え?」彼女は口に手を当てて言う。

「左利きの人は、左の方が打ちやすい事が多い」

「へー」

僕も寿司を口に運ぶ。

「じゃあさ、私も左打ちをすれば、ボコボコ打てるようになるって事?」

「そうかもね」

「よし」かのえさんはまたニヤリと笑う。

可愛い。

「食べたら、またバッティングセンター行こう」


「さっき気づいたんだけどさ」バッティングセンターに入ってすぐにかのえさんが言う。

「なに?」

「あんまりヘルメット使ってる人っていない?」

「あー、うん。そうかもしれない」

かのえさんはヘルメットが置かれている棚の前に立つ。

「でも、プロってみんなかぶってるよね」

「うん」

「じゃあ」かのえさんはヘルメットをかぶる。

「軍手つけたら?」

かのえさんは頷いて軍手をつける。

「よし」ヘルメットのつばを左手で触って、打席へ向かっていく。

やっぱり可愛い。

「打てるよ」と僕が言う。

「うん」

コインを入れて、左打席に立つ。

ボールが飛んでくる。

かのえさんは右足を軽く上げて勢いをつける。

腰を捻る。

スカートがひらりと舞う。

バットはボールのわずかに上を通る。

「いい感じ」とかのえさんが言う。

表情は見えないけれど、なんとなくうれしそうだ。

「うん。いい感じ」と僕は応える。

もう一球飛んでくる。

かのえさんはまた同じようにバットを振る。

ポンっ、といういい音がする。

ボールが前に飛び上がる。

そのままピッチングマシンがある小屋の屋根に落ちて鈍い音を立てる。

「よし」とかのえさんは呟く。

「やったね」

「ホームランに当たったら、ジュース貰えるんだよね」かのえさんはまた構える。


結局、小屋の屋根よりも遠くに飛んでいくことはなかった。

それでもかのえさんは打席から出てきた後で

「いい感じ」と言う。

「だね」

かのえさんはベンチに座って軍手を外す。

左手の小指の親指の皮がめくれている。

かのえさんはじっとそれを見つめる。

「痛い?」

「うん」

絆創膏を持っていたらよかったのだけれど、僕はそこまで気の利いた男じゃない。

「久次郎、手、出して」

僕が手をかのえさんの前に出す。

かのえさんが僕の手のひらの上で握った拳を開く。

コインが一枚、僕の手のひらに落ちる。

「打って」

「いや、僕は」

「打てるよ、大丈夫」

かのえさんはじっと僕を見る。

「……」僕は打てない。

いつもそうだった。打てないのにチャンスで回って来る。だから、いつも勝ちたいじゃなくて、早く終わってほしいだった、自分の打席も、試合自体も。

かのえさんの前で、自分が打てないところを見せたくない。

「ごめん」僕は打てない。

「そっか」とかのえさんは言う。

もしかして、しまった、かと思う。可能性を消してしまったか。

「じゃあさ」

かのえさんは優しい表情をする。

「打てなくても、大丈夫」

打てなくても、大丈夫。

僕はこの言葉の不思議さに驚いて、心の中でこの言葉を繰り返す。

「本当に打てないよ」

「いいよ、私もあんま打ててないし」

「やって、みようかな」

僕はコインを握って、ちょうどよさそうなバットを手に取る。

何年ぶりだろう。

コインを入れて打席で構える。

球速は90キロだ。高校生なら、本当はもっと早い球を打ちたいところだけれど、打てないから仕方がない。

ピッチングマシンのアームがゆっくりと持ち上がる。

体重を右足に乗せる。

一気にアームが振り下ろされる。

今だ。

僕はバットを振る。

球は放物線を描いて、小屋の向こうのネットに落ちる。

打てなくても大丈夫。でも、やっぱり、打てたらうれしい。


「久次郎がチームメイトでよかった」

バッターボックスから出ると、ベンチに座っていたかのえさんが言う。

「男子高生ならもっと打ちたいところだけどね」

僕はバットを元の位置に戻す。

快音が響く。

僕はその音の方を見る。

かのえさんも見ている。

高校生くらいの男が110キロの打席に立っているのを見ている。

野球部か、そうでなくてもスポーツをやっているのだろう。身長もあるし、ガタイもいい。

そして、それに見合った打力で、ボールを遠くに飛ばしていく。

当たり前だけど、僕よりずっと打てている。

はぁ、僕ももっとうまく打てるようにならないとな、と思う。そうしないと、あっという間に、他のやつに場所を取られてしまいそうだ。

いや、違うか。かのえさんはきっとそういうつもりで見ているわけではない。どうすれば自分が上手くなれるかを考えているのだ。

ああ、そういえば、さっきコインを貰ったな、と思う。

僕は自動販売機でジュースを二つ買ってから、かのえさんのベンチに戻る。

「これ、コインのお礼ってことで。どっちがいい?」

「じゃあ、コーラで」

彼女はコーラを一口飲んで、それからバッターの方を見る。

「かのえさん、他のチームメイトってどうする?」

「うーん、一人は当てがあるけど、他は考え中」

「へー」

「それに相手も探さないと」

「相手?」

「うちの学校の野球部とかと戦いたいなって思ってて」

「それで、野球部を見に行ってたんだ」

「それもあるけど」

そう言うと、かのえさんはニヤリと笑う。

「ちょっと長期的な作戦、考えてるから」

「作戦?」

「まだ秘密」そう言うとコーラを飲み干して立ち上がる。

「よし、そろそろ帰ろう」

「うん」

僕とかのえさんはバスに乗って駅まで戻って来る。

「じゃあ、私こっちだから」かのえさんは改札とは別の方向を指さす。

「家、この近く?」

「いや、2駅くらい先」

先、ということは僕とは逆なのだろう。

「2駅も歩くの?」

「うん。いい事あった後は思いだしながら歩きたいから」かのえさんはまたニヤリと笑う。

「じゃあ、また明日」僕は改札をくぐる。

振り返ると、もうかのえさんはいなかった。


久しぶりにバットを握ったな、と電車の中で思いだす。

かのえさんのおかげだ。

思いがけず一緒にバッティングセンターにも行けたし、回転ずしにも行けた。

こういうのが続くのだろうか。

「いい事あった後は思いだしながら、歩きたいから」

僕も家の最寄り駅の2つ手前で電車を降りて、歩いて家へ向かった。


つづく

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