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新人バイトJKに手を出すなと店長から釘を刺されたが、生意気すぎてあり得ない  作者: 兼定 吉行
第五章 夏季到来~でも予定は未定!?~
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第46話 JKに論破されるの巻

 チラリと、藤野の顔を盗み見る。

……読みが外れたからだろう。

 彼女はガーンという音でもしてきそうな程に、わかりやすく落ち込んでいた。

 しかし、すぐに立ち直って言う。

「……ふーん。青砥さんってああいうつるぺた系がいいんですか? ロリコンだー」

「ち、ちがっ!?」

「どうせああいう子は、子供っぽいワンピースの水着しか着てくれませんよ?……あっ、むしろそっちの方が好みなんでしたっけ? ヘンターイ」

「だから違う! 別にそういう趣味は……」

「……だったら、ビキニ着てくれるような子を連れて行くべきですよ!」

「そ、そんな知り合い……俺には居ないし……」

「私ビキニ、持ってますよぉ?」

「えっ」

「ほらぁ、どうしたんですぅ? 頼んでみるべきじゃないですかぁ? 一緒にプールに来て下さいってぇ?」

「くっ……!? 一緒に……プールに……き、来て……」

「えーなんて言いましたぁ? もう少しはっきり最後の方言ってくれませんかぁ?」

「来て下さい……」

「はい、よく言えましたー! よしよし」

 藤野は背伸びして腕を思い切り伸ばして、俺の頭を撫でた。

 ガキ扱いしおって!?

 でも、おっぱいが目の前に……。

 これはこれは……!

……このおっぱいが、ビキニかぁ……。

――って、そうじゃない!

 どうしてこうなったぁぁぁぁっ!?

 俺はまんまと藤野の誘導に掛かり、プールへ連れていくという約束をしてしまうのだった。

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