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夏眠  作者: sena
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プロローグ

僕は、夏になると眠りについてしまう。


毎年七月七日、七夕の日に必ず眠りについて、目が覚めるとなんとそこは十一月の七日。立冬の日になっていて、四ヶ月もの間、眠りについてしまうんだ。

昔はこの現象に何度も嘆いたよ、それも死にたくなるくらいにね。でももう、なんというか、次第に諦めのような、慣れのような、そんな感覚になっていった。

でも一つ、いつまで経っても不可解な事があって、僕には、いつのものなのか、誰のかも分からない、ひと夏の思い出があるんだ。

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