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異世界へ

西暦2020年春日本のとある場所での出来事

「はいこちら現場の笠井です 事故のあった現場です。今も生々しい跡が残っております下校中の小学生の列に車が突っ込んできたもようです」

「その列いた一人の児童が車に跳ね飛ばされた衝撃で電信柱に強く頭を打ち付けられ緊急搬送され今も意識不明の重体で予断を許さない状況なのです」


「笠井さん車はどのようにして小学生の列へ?」

「はい目撃者によりますと かなりの猛スピードでやってきたとの事です」

「その車を運転していた運転手の安否が気になるところなのですが」

「実は目撃者の話によるとですね 事故当時運転席には誰も乗っていなかった と言うなんとも不思議な話なのです」


「運転手は逃げたと言うことですか?」

「いえそうではなくてですね 現場から200メートルほど離れた場所で目撃した人がおりました その証言した人の話では その時点で誰も乗っていたなかった言っております」

「やはり車の所有者のサイドブレーキの確認を怠ったのが原因なんでしょうか?その辺はどうなんですか?」

「それについては警察も調べているのですが 今だ謎が多いのです」


「と言いますと?」

「車の所有者は今もわからず 車はドアに鍵がかかっており サイドブレーキもかかってある状態で周りの道を見回してみますと 平坦な道なので勝手に動きだすと言うことはまずありえない警察関係はそう見解しております」


「えっ!! あっはい たった今入った速報です 車に跳ね飛ばされた小学生心肺停止との事です」

「こちらでも今速報が流れました 心肺停止、心肺停止と速報が流れました」

「また情報が入り次第お伝えします」




小学生の列に車が突っ込む事故が発生して一時間ほどが経過した

ここは病院の安置室 医者・看護婦が立ち会っている

「それではご確認ください」

白い布をめくりあげるとそこに横たわる少年が現れた

「・・・・・・・・・・・間違いありません 息子のヒカルです」

今の少年の姿を見て泣き始める母親

「我々は最善の手を尽くしましたが 小さな命の灯を守ることが出来ませんでした」

担当医が語り 母親は

「わかっております わかっておりますが・・・・・」

担当医の話を聞いてさらに泣き崩れる母親 そこへ父親が駆けつける

「ハァハァ ・・・・ ヒカル・・・おいヒカル目を覚ませヒカル」

「あなたもうやめて」

「ヒカル・・・・ヒカルおいヒカル」

あまりにも父親が乱暴にしている姿を見て慌てて医者が止めに入る


「お父さん落ち着いてください」

医者に宥められて徐々に落ち着きを取り戻しつつある父

「・・・・・すまない・・・・・・・」

「犯人が許せない 絶対に捕まえてやらなきゃ気が済まない」

「あなた変なことをしないで」

「しかしこのままでは」


父親はしばらくの間沈黙し 重苦しい口調で語りだした

「もうすぐ誕生日で ・・・・・ プレゼントを渡すと言って喜んでいました」

父親の話では、一週間後には母親の誕生日が迫っていたのだそんな矢先に親子を引き裂く出来事が起こってしまったのだ

「もう息子を叱る事も 一緒に笑うことも 泣くこともなくなるんだ」

「中学生 高校生になる ヒカル見ることもできないなんて」


悲しみにくれる両親はヒカルをずっと見つめた後 重い足取りで安置室から 出て行った

それから三日後 ユウキ・ヒカルの葬式がおこなわれていた

ヒカルの同級生・ヒカルの担任の先生 親戚などが集まっており 涙を流しながらお焼香春日本のとある場所での出来事

「はいこちら現場の笠井です 事故のあった現場です。今も生々しい跡が残っております下校中の小学生の列に車が突っ込んできたもようです」

「その列いた一人の児童が車に跳ね飛ばされた衝撃で電信柱に強く頭を打ち付けられ緊急搬送され今も意識不明の重体で予断を許さない状況なのです」


「笠井さん車はどのようにして小学生の列へ?」

「はい目撃者によりますと かなりの猛スピードでやってきたとの事です」

「その車を運転していた運転手の安否が気になるところなのですが」

「実は目撃者の話によるとですね 事故当時運転席には誰も乗っていなかった と言うなんとも不思議な話なのです」


「運転手は逃げたと言うことですか?」

「いえそうではなくてですね 現場から200メートルほど離れた場所で目撃した人がおりました その証言した人の話では その時点で誰も乗っていたなかった言っております」

「やはり車の所有者のサイドブレーキの確認を怠ったのが原因なんでしょうか?その辺はどうなんですか?」

「それについては警察も調べているのですが 今だ謎が多いのです」


「と言いますと?」

「車の所有者は今もわからず 車はドアに鍵がかかっており サイドブレーキもかかってある状態で周りの道を見回してみますと 平坦な道なので勝手に動きだすと言うことはまずありえない警察関係はそう見解しております」


「えっ!! あっはい たった今入った速報です 車に跳ね飛ばされた小学生心肺停止との事です」

「こちらでも今速報が流れました 心肺停止、心肺停止と速報が流れました」

「また情報が入り次第お伝えします」




小学生の列に車が突っ込む事故が発生して一時間ほどが経過した

ここは病院の安置室 医者・看護婦が立ち会っている

「それではご確認ください」

白い布をめくりあげるとそこに横たわる少年が現れた

「・・・・・・・・・・・間違いありません 息子のヒカルです」

今の少年の姿を見て泣き始める母親

「我々は最善の手を尽くしましたが 小さな命の灯を守ることが出来ませんでした」

担当医が語り 母親は

「わかっております わかっておりますが・・・・・」

担当医の話を聞いてさらに泣き崩れる母親 そこへ父親が駆けつける

「ハァハァ ・・・・ ヒカル・・・おいヒカル目を覚ませヒカル」

「あなたもうやめて」

「ヒカル・・・・ヒカルおいヒカル」

あまりにも父親が乱暴にしている姿を見て慌てて医者が止めに入る


「お父さん落ち着いてください」

医者に宥められて徐々に落ち着きを取り戻しつつある父

「・・・・・すまない・・・・・・・」

「犯人が許せない 絶対に捕まえてやらなきゃ気が済まない」

「あなた変なことをしないで」

「しかしこのままでは」


父親はしばらくの間沈黙し 重苦しい口調で語りだした

「もうすぐ誕生日で ・・・・・ プレゼントを渡すと言って喜んでいました」

父親の話では、一週間後には母親の誕生日が迫っていたのだそんな矢先に親子を引き裂く出来事が起こってしまったのだ

「もう息子を叱る事も 一緒に笑うことも 泣くこともなくなるんだ」

「中学生 高校生になる ヒカル見ることもできないなんて」


悲しみにくれる両親はヒカルをずっと見つめた後 重い足取りで安置室から 出て行った

それから三日後 ユウキ・ヒカルの葬式がおこなわれていた

ヒカルの同級生・ヒカルの担任の先生 親戚などが集まっており 涙を流しながらお焼香をあげていた

「支配人ちょっと」

係の人が支配人を呼び出す

「火葬する遺体が見当たりません」

「そんな馬鹿な よく探せいつから なぜいなくなったんだ」

「式が始まる前には棺桶の中にはおりました 式が終わって中を確認しましたら・・・・」

「遺体が自分で出て歩いたとでもいうのか?バカバカしい」


「とにかく探すんだ 防犯カメラもチェックしろ」

「はい」

会場内もカメラもチェックしたがユウキ・ヒカルの姿はどこにも映ってなどいなかった


「支配人やはりどこにもいません」

「こっちもです」

「いったいどこへ消えたと言うのだ」

はたしてヒカルはいったい何処へ消えてしまったと言うのか?

・・

・・・

・・・・

・・・・・





・・・・・・・・・・・いや、いる 彼はいる・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・なぜなら彼はここにいるからだ・・・・・・・・・




       ・・・・・・  そうそこはその名は   ・・・・・・・・





             ・・・・・  異世界 ・・・・・・




               「ここは・・・・どこ?・・・・・・」

初めて書いた異世界物です どうなっていくのか かなり温かい目で見守ってあげてください

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