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好きな詩について

一時期、詩にはまりました。

読みやすいということもあったでしょう。

でも、きっかけは単純です。

中学の時、近所にあった古本屋さんの店先に一括りに紐で縛られた二十冊ほどの詩集が全部で二百円(!)という安値で売られていたのです。カバーも無くて、汚れていたため安かったのだと思います。薄い訳本が殆どでしたが、日本の詩人の本も数冊混ざっていました。

読んで、はまりました。すぐボロボロになって何冊か買い直しました。

好きになった詩人は、日本人だと堀口大学。

外国人だとサンドバーグ。李白。李賀。

今思い返すと脈絡がありませんね。

堀口大学の「月下の一群」と「堀口大学詩集」はその後も何回か買い直したほど好きです。

少し後に、中井英夫の「虚無への供物」を手にしたのは「月下の一群」からの引用があったからでした。ちょっと言いまわしが違ってましたけれど。

サンドバーグは「シカゴ」という詩が大好きで諳んじることが出来た時がありました。でももっと好きだった詩は「霧」で。短いのに大きく、でもどこか空っぽで小さい印象が残る(一体何を言っているのでしょうか?)、私にとってはすごい詩です。

李白の表現に惹かれ、李賀の空想に遊びを感じて。

楽しかった!

本当、良い買い物でした。


今は、たまに読み返すくらいです。

詩って初めて読む時が一番楽しいと思ってます。






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