何かおかしなことでも?
大抵私は結構真剣に話をしているのですが。
なんだかおかしなことを言っているようなのです。
馬鹿話に興じている時などは勿論真剣に冗談を言いますけれど。
娘に言わせると
「人が普通冗談を言わないところで冗談を言うから」
だそうです。
え?言った覚えが無いんですけど。
前回の話の会話の中に出て来た「悪霊ホイホイ」ですが、隣で聞いていた生徒仲間が盛大に吹きました。
思いつきで言っただけで受けを狙ったわけではありませんのに。
実際Aさんはニコリともしませんでした。
やはりまだそこでお稽古していた時、先生が黒いカシミヤのロングコートを持って来たことがあります。
「私ちょっと太ってこれキツくなったのよ。でも綺麗だしものは良いから熊猫、あんた着ない?」
そう言われて。
「これシック過ぎて私に似合いませんよ。棺桶に祭りのお面を付けるような感じになってしまいます。Sさんの方が似合いますよ。」
と答えたら、何故だか皆さん笑い転げまして。
判りやすい例えをしただけなんだけどなあ。
家に帰って娘に話したら、娘にも笑われました。
例えとしては判りやすいでしょ?
「普通に想像しちゃうでしょうが。絵面的に変過ぎ。
なんでそんな例えになるのよ?」だそうです。
我が家に来る娘たちの友人も、私の友人たちも。
笑いの沸点が低過ぎて困ります。
大概私が何か言うと笑うか、
又は「過激だ」と言って止めるかです。
別に無理に笑わそうとはしてないし、
過激なんてこと無い筈なのに。
怒っている時以外はすごく穏やかな私に向かって失礼な。
どちらにしても罵られるのは私です。理不尽です。
それは人生って理不尽に満ちてますけど。
ね?別におかしなことなんて言ってませんよね?